BCHがハードフォーク
ビットコインキャッシュ(BCH/BCHABCとも)のハードフォーク(新通貨を伴わない)が完了した。BitMEXリサーチがツイッター上で伝えた。
ビットコインABCの旧クライエント0.19.0により、#609,136のブロック番号において、ブロックが無効化され、新クライアント0.20.6に承認された。
ForkMonitor has detected an invalid block on Bitcoin Cash & the hardfork as occurred. Old versions of Bitcoin ABC, including 0.19.0, will either remain stuck or follow a different chainhttps://t.co/U9hbK4peip pic.twitter.com/2R10OexZZD
— BitMEX Research (@BitMEXResearch) November 15, 2019
当該ブロックは昨日の13:43(UTC)にマイニングプール「BTC.com」によりマイニングされ、ブロックサイズは0.2MB、その中に含まれる取引数は651だ。
今回のアップグレードにより、三種の署名検証命令すべてが「シュノア署名」に対応することになったという。
以前からビットコインキャッシュのアップグレード計画については告知が行われていた。旧バージョンと現行のバージョンとの互換性が失われることから、各ノードはクライアントを更新する必要性があると推奨されている。
また今回の計画に備え、bitFlyerやbitbankなど多数の日本の仮想通貨取引所においても、BCHの入手金の停止が行われていた。ネットワークの安定した稼働状況が確認され次第、順次に入出金の再開を行うとしている。