はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アクセスが困難な送金市場 仮想通貨XRPのODLで展開=英送金業者Mercury FX

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Mercury FXが状況説明

RippleNetに参加している英送金業者Mercury FXは、仮想通貨XRPを利用するODL(旧xRapid)のメリットと送金事業について語った。最新のRippleInsightsで判明した。

RippleNetに参加した最も大きな理由が送金手数料であるという。Mercury FXを利用する顧客の送金額高く、手数料が高いことが不利な要素になっていると、Alastair Constance CEOは明かした。

そして、手数料を大幅に下げるために仮想通貨XRPを利用する送金方法のODLを試行することも決断。トライアルとして米ドルからメキシコペソの送金ルートで、メキシコの孤児院への寄付を行なった。「これまでメキシコに送金するのは至難な業であった。通常3日が必要となり、平均50ドルの手数料はかかっていた」と説明。ODLを利用した結果、数秒以内で送金が完了し、50ドルの手数料はたったの2ドルに削減できたことを明かした。

トライアルに成功したMercury FXはその後ODLを利用し、メキシコ食品を輸入する英企業の決済を処理していた。

「食品輸入業者にとって、決済の所有時間は非常に重要だ。ODLによる迅速な決済時間で、業者は通常より3日早く注文した品物を受けることが可能になった」と説明し、「RippleNetを用いて、これまでアクセスが困難な市場でも我々の企業・個人クライアントは自由に取引できるようになる」と、時短な決済時間による恩恵を語った。

市場拡大

Mercury FXは米ドル⇨メキシコペソのルートだけでなく、フィリピンへの送金にもODLを活用しているという。UAEのフィリピン労働者が増加しているため、ドバイに新たな事務所を設置し送金の需要に対応するとしている。

参考:Ripple Insights

CoinPostの注目記事

大手送金企業マネーグラム、新たに4つの送金ルートを開設 Swell 2019
SWELL2019に、仮想通貨XRPを利用する送金ソリューションODL(旧xRapid)を導入するマネーグラム社のCEOが登壇。新たに4つの送金ルートをオープンしたと明かした。
ペルー大手銀行、仮想通貨XRPを介すODLを新規導入:Swell 2019
Swell 2019にて、新たにペルー大手銀行Interbankが仮想通貨XRPを利用するODLを採用したことがわかった。責任者Joisie Mantilla氏は、さっそくODLの利点をスピーチで述べた。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
18:50
モブキャストHD、ソラナ投資に5億円を投じる計画
モブキャストHDは暗号資産事業への本格参入を決定し、ソラナ(SOL)購入に向け5億円を投資する計画を発表。ステーキング収益も視野に入れる。
18:30
リップル、南アフリカでカストディ事業強化 金融大手アブサバンクと提携
リップルは南アフリカのアブサ銀行と提携し、アフリカで初の大手カストディパートナーを獲得。デジタル資産の安全な保管と事業拡大を進めます。
17:55
イーサリアムFusakaアップグレード、テストネットSepoliaで有効化 12月メインネット実装へ 
イーサリアムの次期アップグレード「Fusaka」が10月14日、テストネットSepoliaで稼働開始した。PeerDAS技術により処理負担を大幅軽減し、取引速度を最大12,000件/秒まで向上。12月のメインネット実装に向けて段階的にテスト展開中。年内2度目の大型アップグレードでスケーラビリティをさらに強化へ。
17:28
コインチェックグループ、機関投資家向け事業を強化
Coincheck Groupが仏Aploの買収を完了し、国内では事業法人向けクリプト・トレジャリー支援を開始。海外と国内の両面で機関投資家向け事業を拡大する。
17:19
コインベース、インド大手の仮想通貨取引所CoinDCXへ投資 評価額3700億円相当
米暗号資産取引所大手コインベース・グローバルが、インドの暗号資産取引所CoinDCXに追加出資。投資後の企業価値は24.5億ドルと評価される。この出資はCoinDCXが今年7月にハッキング被害に遭った数カ月後。コインベースはインドと中東地域での事業拡大を目指す。
15:00
ブラックロックCEO、資産トークン化を次の成長戦略に 620兆円市場狙う
ブラックロックのラリー・フィンクCEOが、不動産から株式・債券まであらゆる資産のトークン化を次なる成長戦略と位置づけた。世界のデジタルウォレットに保管された約620兆円の資金に着目し、ETFのトークン化を視野に入れている。
14:15
ソルメイトが75億円相当ソラナを購入、キャシー・ウッドのアークが主要株主に
ナスダック上場のソルメイト・インフラストラクチャーがソラナ財団から75億円相当のSOLを15%割引で購入。米大手ヘッジファンドアーク・インベストが11.5%の同社株を保有している。
13:45
バイナンス、仮想通貨の上場費用告発を否定
バイナンスはリミットレス・ラボのヘザリントンCEOがトークン供給量の8%要求を告発したことに対し、虚偽で名誉毀損的だと反論。取引所は上場手数料を請求していないと表明した。
13:20
ニューヨーク市、全米初の自治体仮想通貨専門局を設立
ニューヨーク市のアダムス市長が行政命令に署名し、全米初となる自治体の仮想通貨・ブロックチェーン局を設立した。モイセス・レンドン氏が局長に任命され、責任ある仮想通貨の利用を促進する。
11:40
バイナンス、韓国への再進出なるか 当局がGopax買収で二年半ぶりに審査再開=報道
韓国当局が仮想通貨取引所バイナンスのGopax買収審査を約二年半ぶりに再開したと伝えられる。米国での訴訟取り下げが背景で、今年中の役員変更承認の可能性もある。
11:25
テザー、セルシウス破産管財団に約450億円和解金支払う
ブロックチェーン・リカバリー・インベストメント・コンソーシアム(BRIC)は、テザーがセルシウスネットワークの破産管財団に約450億円を支払ったと発表した。2024年8月に提起した訴訟が和解に至った。
10:40
ウィズダムツリー、ステラ(XLM)ETPを欧州市場で上場
米ウィズダムツリーがステラブロックチェーンのネイティブトークンであるXLMに投資できるETPを欧州で立ち上げた。現物裏付け型で管理報酬は0.50%と欧州最低水準となる。
10:25
米カリフォルニア州、休眠仮想通貨の強制清算を阻止する法案成立
米カリフォルニア州で休眠仮想通貨の自動清算を禁止する法案が成立。現物のまま州政府に移転され所有者は価格上昇時に恩恵を受けられるようになる。
10:20
イーロン、ビットコインのエネルギー基盤構造を評価
イーロン・マスク氏は、仮想通貨ビットコインは法定通貨で見られる増刷による価値低下に耐性があるとの見方をXに投稿。最近はマスク氏がビットコインに言及するのは珍しい。
08:00
S&Pグローバル、チェーンリンク経由でステーブルコイン評価を提供開始
S&Pグローバルがチェーンリンクと提携し、ステーブルコイン安定性評価をブロックチェーン上で提供すると発表した。格付け機関の評価がスマートコントラクトで直接利用可能になるのは業界初となる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧