仮想通貨BTC再び急落
仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比-9.31%(約8万円幅)の78万円と大幅下落。1日を通してマイナス7万円の下落幅まで拡大した。アルトコイン市場も全面安となった。
イーサリアムは前日比で11%安まで急落、XRPはマイナス幅で推移するも、アルト市場全体から比較すると強さを見せた。
22日未明には、最大手の仮想通貨取引所のバイナンスが中国の上海で警察の取締りを受けたとの報道を受け、急落。その後、同社CEOらが公式に報道を否定したが、中国関連で仮想通貨の悪いニュースが続き、市場は下げ止まらずに続落した。
18時の下落は、中国人民銀行(PBoC)が発表した仮想通貨取引に対する取り締まりの最新声明に反応した。
ICOやIEOなどのすべて仮想通貨融資行為を違法とみなし、取引所も取り締まる対象として発表した。
今回の声明では、「海外にサーバー置きながらも、中国人を対象にする取引所を追及対象」と禁止令以来の厳しい警告内容を発表。これまでで最も厳しい対応になることを市場が警戒されている。
直近最安値の80万円で反発するも、上髭を付け再反落、一時7,300ドル(77万円台)を付けた。 10月末の多は上昇分を全て吐き出した格好で、下げ止まらずにいる。ディセンディングトライアングルのラインも再び下抜けており、総悲観の様相を呈しているが、短期的には売りが過熱しており注意も必要だ。
4時間足と日足のオシリエーター指標RSIは再び20%水準まで下落している。