はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「仮想通貨XRPの投資価値」を巡り議論 リップル社CEOらとビットコイン派の意見が交錯

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

RippleのCEOが、ノボグラッツの発言に反論

著名投資家ノボグラッツが、売り圧力などを話題に取り上げ、仮想通貨XRPの投資価値に関する発言を行なったことに対して、RippleのGarlinghouse CEOらが批判を強めている。

事の経緯は先週末、ノボグラッツが「すべてのアルトコインを空売りしたい」など、過激と取れる発言を行なった事に始まる。その中で、仮想通貨XRPに関わる、Ripple社の所有分や価格のパフォーマンスについてコメントした。

Rippleは600億XRPを所有している。巨大な数値だ。仮に私が株を買う場合、誰かが100億ドルに相当する株を売りさばいていることを知ったら、その株を買う意欲がなくなるだろう。

これらの発言に対し、批判を強めたRippleの責任者Madigan氏は、「XRPはデジタル資産だ、株ではない。 …XRPは正当的な支払いユーティリティ性を持っている資産で、マネーグラムなどの企業はODLでXRPを利用している」と説明。

ノボグラッツが指摘する内容について、「彼はRipple社がどのようにXRPを管理しているかまるで知らないし、四半期レポートも呼んでいないだろう。 …XRPの流通速度は実際、BTCやETH、BCHよりも遅いのだ(リップル社の放出量とマイニングの新規発行分との比較)」と続けた。

また、批判の矛先はカンファレンスの発言をタイムラグをもって投稿した仮想通貨メディアにも向いた。

「XRPの価格は今年も低迷するだろう」と発言したことに対するコメントを行なったGarlinghouse CEOは、2020年現在まで、XRPは44%上昇しており、BTCの33%上昇に勝っていると主張。また、「ノボグラッツは2019年にビットコインが2万ドルに到達すると予想した人だが。。。」と皮肉を述べている。

これらの反論に対し、ノボグラッツは代表発言者を通じて、「(売る側のRippleに対して)買う側には、アジアのXRPガチ勢とXRP軍団がいる」と発言。アジアの資金が買い支えになっていると論じている。

ビットコインを中心に事業を置く投資ファンドGalaxy Digitalの経営者ノボグラッツのビットコインへの強い想いと、リップル社の主張が交錯した今回の事例は、業界で大きな反響を呼んでいる。

なお、Galaxy Digitalは複数仮想通貨スタートアップにも株の投資も行なっており、決算資料によると2019年9月30日につき、Ripple Labsに対する投資のバリューは2700万ドル以上と記録されている。

参考:メディア報道

CoinPostの注目記事

大手BitMEX、XRP/USDのスワップ本日開始予定 仮想通貨リップル上昇
大手デリバティブ取引所BitMEXは本日13時に、仮想通貨XRPの新たな無期限契約取引を開始する予定。
SBI、株主優待に仮想通貨XRP 最大8,000円
SBIホールディングス株式会社は31日、仮想通貨XRPを選択できる株主優待の実施を発表した。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
18:51
仮想通貨の分離課税、2028年1月からの見通しか
暗号資産の申告分離課税の施行時期について、2028年1月からの案が浮上。金商法への移行や投資者保護体制の整備が条件とされ、当初想定の2027年より遅れる見通しだ。
18:00
Progmat, Inc.、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
Progmat, Inc.が、2026年2月27日に東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など通貨のデジタル化と社会実装をテーマに議論する。
17:51
GMOフィナンシャルHD、株主優待にビットコイン導入へ
上限1万円相当のBTC GMOフィナンシャルホールディングスは12月16日、2025年12月31日を基準日とする新たな株主優待を発表した。 新制度では、GMOクリック証券におけ…
17:45
トランプ大統領、仮想通貨支持派ウォーラー理事を次期FRB議長候補に面接へ=WSJ報道
トランプ大統領が仮想通貨支持派のウォーラーFRB理事を次期議長候補として18日に面接。ステーブルコインやDeFiに積極的で、利下げを主張する同氏は、エコノミストから高評価を得ているが、トランプ氏との個人的関係の薄さから「大穴候補」との見方も。
17:00
イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?
仮想通貨イーサリアムはフサカのアップグレードを完了しました。本記事では主にフサカによってどのようなメリットが生まれ、どんな主体が恩恵を受けるのかを考察します。
16:12
アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携 
Animoca Brands Japanは、Babylon LabsおよびBifrostとBTCFi分野で戦略的提携を締結。自己管理型ビットコイン運用ソリューションの日本市場展開を目指し、上場企業向けDAT支援事業を強化する。
15:52
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、BTC保有量で世界20位と発表
トランプ大統領次男エリック・トランプ氏が支援するアメリカン・ビットコインが、39日間で4社を追い抜き世界20位の上場企業BTC保有量を達成。2025年に企業のビットコイン保有が急拡大する中、同社は5,098BTCを保有し急成長を遂げている。
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧