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コインベースの仮想通貨カストディ、セキュリティ評価基準2つに合格

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SOC認証を2つ取得

米国を拠点とする大手仮想通貨取引所コインベースの子会社、コインベースカストディは、新しくセキュリティ認証を取得した。

米国の大手会計事務所であるGrant Thorntonが発行した、SOC 1 Type 2およびSOC 2 Type 2の認証であり、これによりコインベースカストディは、多くのセキュリティ基準および規制基準に準拠していることを証明できる。

SOC認証は、組織における財務、情報、および運用の統制がどれだけ強力かに関する情報を提供するもの。

SOC Type 1は、組織の財務報告に関連する情報を提供し、監査機関の間での情報共有を目的としている。

また、SOC Type 2は、可用性、セキュリティ、プライバシー、処理の整合性、機密性に関する詳細情報を提供する。

先月には、ウィンクルボス兄弟が運営する米仮想通貨取引所Geminiが、大手会計事務所の「Deloitte」が実施する、SOC Type 2のテストに合格したことが発表された。

その際、Geminiのリスク責任者は、「システム管理のある時点の設計や実行を評価するのがSOC Type 1のテストで、システム管理が一定期間効率的に機能しているかをレビューするのがSOC Type 2のテストだ」と説明していた。

仮想通貨カストディ、次々にセキュリティ認証取得

SOC認証を取得した企業としては、今回のコインベースカストディ、Geminiの他、米大手仮想通貨カストディ企業BitGoも挙げられる。

BitGoは2018年7月にType 1、2019年4月にType 2のテストに合格している。
仮想通貨カストディ企業のセキュリティ水準向上は、業界の発展のためにも重要である。機関投資家や金融市場は、高いレベルのセキュリティ基準を必要としており、保管ソリューションの安全性が向上するほど、伝統的な金融機関も仮想通貨関連業務への参加決定をしやすくなる。

新しくマネーロンダリング防止法が制定された後に、ドイツでは40の銀行が、規制当局に仮想通貨カストディサービスの承認を求めた例もある。

コインベースカストディの最近の動きとしては、人気SNSアプリ「テレグラム」が発行するコイン、Gram(GRM)の新たな機関管理者となったこと、仮想通貨テゾス(XTZ)のステーキングサービスを始めたこと、ブロックチェーンプロジェクトPolkadot(ポルカドット)DOTトークンの管理を開始したことなどが挙げられる。

参考:コインベース公式

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