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海外仮想通貨取引所Fcoin、創業者が経営悪化を自白 顧客資産の返済目処は最大3年に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Fcoin、経営悪化を創業者が自白

仮想通貨取引所FCoinの公式プレスリリース欄で、「FCoinの真実」という題目で、経営が悪化した運営状況に関して創業者の自白内容が公開された。

投稿者は張建という人物。前HuoBiのCTOで、FCoinの創設者の一人だ。

経営自体が地獄な状態に至っているとコメントしており、経営状況と取引所システム面での改善の見通しが厳しい状況にあることを報告した。

発表内容によると、FCoinの取引所のシステムが復元できない問題が発生しており、顧客資産の返却ができていない状況。財政上の問題も発生しており、取引所マイニングなどで支払われるFTトークンの配当も支払いができていない状況が中長期に渡って続いていた状況を報告した。

財政上の問題が生じる中で、システム的な問題が重なったことで、経営上の問題が悪化した。支払いができていない金額は7000から13000BTC相当に上るという。

顧客資産の返却は中長期になるものの行う姿勢を示しており、取引所資産や個人資産から返却分を割り当てる予定だ。

出金の申請は、これまでに発表されていたメールを通じた出金方法。現時点で返せる金額分は、出金の申請を受け付けるが、不足分については、1年から3年かけて返却を行う。「顧客に対して、生きている間に返済の責任を果たしていく」とコメントした。

あくまでも、ハッキング被害などは確認されてなく、取引所の内部管理とシステム的な内容が今回の問題に発展した原因となる。

FCoinは、日本時間10日に緊急メンテナンスを実施してから、取引所はオフライン状態が続いていた。当時、コアチームメンバーとの連絡が取れていないことが影響し、発見された一部のシステムやデータで重大な破損の修復ができない状況にあると報告していた。

Fcoinは2018年に設立された中華系の仮想通貨取引所。独自通貨FTを発行する企業で、このトークンを配当としたシステムや投票システムの導入などを行なっていた。取引への貢献度で還元される取引マイニングシステムをセールスポイントに。配当の仕組みが話題となり、日本でも一部の投資家で利用者がいる。

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