はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アルカリ水が裏付け資産の仮想通貨、米SECが詐欺行為で提訴

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

様々な手口で投資家から騙し取り

米証券取引委員会(SEC)はテキサス州在住の夫妻を、仮想通貨の詐欺により総額50万ドルほどを投資家から騙し取ったとして提訴した。

本件は複数の手口による詐欺行為だという。まず、夫妻は短期で高リターンが得られるとして自身の飲料水会社「Teshuater」の偽の株券を売りつけた。

続いて、「Teshuater」と「Teshuer Buisiness Group」を利用し、同社の飲料水製品などの実際の資産に裏付けられていると称する仮想通貨「TeshuaCoin」の販売を行った模様だ。

そして、ビットコインのマイニング投資プログラムとして資金を集めたが、実際にマイニング事業を行っている事実はなく、資金は自身の投機でオプション取引に悪用していたとされる。

また、夫妻は米国投資家だけでなく、世界中にわたる500名以上の投資家から、50万ドル近くの資金を集めた。

実際のプロモーションサイトとみられるサイトホームページ

実際のプロモーションサイトとみられるサイトでは、Teshaterは「アフリカ系アメリカ人が所有する唯一のアルカリ水企業」であることを謳っており、民族的共感に付け込んだ詐欺であったことが確認された。

SEC側は、永久差し止めの請求と、不正に得た資金の返金と審理前利息などを求めていく方針だ。

こういった仮想通貨関連の詐欺は一般的に『安全・簡単・高利益』などを騙っていることが多く、未知のプロジェクトなどには信頼できる情報源から情報を収集し、精査するリテラシーが投資家にも求められている。

参考:SEC

CoinPostの注目記事

XRP有価証券問題を巡る裁判に修正訴状 リップル社CEOの資産売却を問題視
仮想通貨XRPの有価証券問題を巡る米リップル社に対する集団訴訟で、原告が修正訴状を提出。リップル社CEOが2017年に6700万XRPを売ったと主張している。
豪州裁判所、裁判費用の担保として仮想通貨口座の使用を承認
オーストラリアの地方裁判所が、仮想通貨取引口座を裁判費用の担保として使用することを許可した。ブロックチェーンを国家が推進するオーストラリアで仮想通貨の資産としての認知が進んでいる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
20:00
Aptosのエコシステム責任者が語るエコシステム戦略|独占インタビュー
Aptosのグローバルリーダーが語る、エコシステムの成長戦略と日本市場への本格参入。DeFi、AI、クリエイターエコノミーなど注目分野や、10億ユーザー規模を見据えた技術開発について聞いた。
16:51
NVIDIA決算好調、米株上昇と仮想通貨相場回復の連鎖起点に
11月19日NVIDIA決算発表後、Nasdaq総合指数0.6%高。マイニング企業株(IREN10%高など)がAIシフト恩恵で買われ、BTCは89,000ドル安値から91,000ドル回復。専門家は電力供給の重要性を指摘、関連投資機会を分析した。
16:44
米民主党議員がトランプ一族関与のワールドリバティに調査要請 国家安全保障への懸念示す
エリザベス・ウォーレン上院議員らが、トランプ大統領一族が関与するDeFiプロジェクト「ワールドリバティ・フィナンシャル」に対する調査を要請した。北朝鮮・ロシア関連団体へのガバナンストークン販売が国家安全保障リスクになると指摘し、利益相反の懸念も表明した。
16:00
米大手取引所クラーケン、SECにIPO申請を提出 評価額3.1兆円
米仮想通貨取引所クラーケンが米SECにIPO申請を提出。評価額は200億ドル(約3.1兆円)で、2026年第1四半期の上場を目指す。トランプ政権の友好姿勢を背景に、仮想通貨企業の上場ラッシュが続く。
14:09
ビットワイズのXRP ETFが米国で上場へ カナリーに次ぐ2つ目の現物型商品
ビットワイズのXRP現物ETFがNYSEに上場へ。欧州GXRPに続く2本目のXRP商品で、米国では初提供。XRPCの初日取引高90億円超など、アルトETF市場が急拡大している。
12:35
ビットコイン9万ドル回復、エヌビディア好決算で投資家心理改善 マイナー売り圧に変化の兆しも
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+3.4%の1BTC=92,331ドルに。 20日にかけて、88,000ドル付近から92,000ドル超…
11:59
ブロック社が強気の財務見通し、3年で粗利益2.5兆円目指す  自社株買いも発表
ジャック・ドーシー率いるブロック社が今後3年の財務見通しを発表。粗利益の年間15億ドル増加を予想し、株価が7.6%上昇した。AI・仮想通貨事業も強化している。
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧