はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン半減期、世界が意識 関心初動に「日・米・世界で異なる差」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン半減期、世界が意識

ビットコインの価格高騰を受け、BTC半減期への注目度が世界で拡大していることがわかった。

Googleトレンドの推移によると、「bitcoin halving(ビットコイン半減期)」の検索動向が、前回の半減期からグローバル基準で2倍。米国に限定すれば3倍水準、日本では4倍水準まで上昇した。

グローバル(英語圏)「検索ワード:bitcoin halving」

米国「検索ワード:bitcoin halving」

日本「検索ワード:ビットコイン半減期」

世界、米国、日本で傾向に違いも

検索する言語が異なることや検索数の規模が異なるから、正確な比較とはならないが、ビットコイン半減期の検索で世界、米国、日本で異なる傾向が示された。

共通点は、過去の半減期時より関心度が大きく高まった点。一方で、異なる傾向は、以下の2つのポイントがある。

  1. 4年前の半減期時比での検索ボリューム倍率
  2. 今回の半減期を意識した時期

倍率については、上述した通りであるが、2016年の半減期時に、日本人の関心度が世界比で低かった可能性もある。

一方で注目したいのが2の「今回の半減期を意識した時期」だ。

半減期について検索数が大きく増加した「初動」について、日本は2019年12月であったのに対し、米国とグローバル(英語圏)では3月中旬に確認された。

このデータは、日本では早くから市場が意識していたことを示すもので、英語圏のユーザーは早期に半減期を材料視していなかった傾向も明らかになった。

価格の高騰や、時期が近づくことが影響して、関心度が高まっていることは、半減期後の期待値を継続させる上でも重要な指標となりそうだ。

半減期はいつ?

「半減期の正確な時刻がわからない、記事によって半減期の時期が異なる」

こういった声も、半減期が近づくにつれ、多くなってきた。

半減期の実行日時が正確に把握できないのは、ビットコインのブロック数で決定されているためだ。タイミングは21万ブロック(1日あたりの生成ブロック数×365日×4年)ごと。今年は63万ブロックに到達したタイミングで半減期が実行される。

日時はあくまでも実行ブロックまでの残りブロック数を、平均ブロック生成時間の10分で逆算したもので、ブロック生成状況次第で前後する可能性がある。

5月1日9時時点では、628,352ブロック目が生成されている状況で、実行ブロックまで残り1,648ブロック。これを日時換算すると約11日後の12日前後になる予定だ。

ビットコインは、半減期を経て、ブロックリワードが6.25BTCに減額。インフレ率は1.8%に低下を見込む。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
18:51
仮想通貨の分離課税、2028年1月からの見通しか
暗号資産の申告分離課税の施行時期について、2028年1月からの案が浮上。金商法への移行や投資者保護体制の整備が条件とされ、当初想定の2027年より遅れる見通しだ。
18:00
Progmat, Inc.、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
Progmat, Inc.が、2026年2月27日に東京で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など通貨のデジタル化と社会実装をテーマに議論する。
17:51
GMOフィナンシャルHD、株主優待にビットコイン導入へ
上限1万円相当のBTC GMOフィナンシャルホールディングスは12月16日、2025年12月31日を基準日とする新たな株主優待を発表した。 新制度では、GMOクリック証券におけ…
17:45
トランプ大統領、仮想通貨支持派ウォーラー理事を次期FRB議長候補に面接へ=WSJ報道
トランプ大統領が仮想通貨支持派のウォーラーFRB理事を次期議長候補として18日に面接。ステーブルコインやDeFiに積極的で、利下げを主張する同氏は、エコノミストから高評価を得ているが、トランプ氏との個人的関係の薄さから「大穴候補」との見方も。
17:00
イーサリアム「フサカ」のメリット一覧|恩恵を受けるのは誰?
仮想通貨イーサリアムはフサカのアップグレードを完了しました。本記事では主にフサカによってどのようなメリットが生まれ、どんな主体が恩恵を受けるのかを考察します。
16:12
アニモカ・ブランズ・ジャパン、BTCFi事業者2社と相次ぎ提携 
Animoca Brands Japanは、Babylon LabsおよびBifrostとBTCFi分野で戦略的提携を締結。自己管理型ビットコイン運用ソリューションの日本市場展開を目指し、上場企業向けDAT支援事業を強化する。
15:52
トランプ一族関連のアメリカン・ビットコイン、BTC保有量で世界20位と発表
トランプ大統領次男エリック・トランプ氏が支援するアメリカン・ビットコインが、39日間で4社を追い抜き世界20位の上場企業BTC保有量を達成。2025年に企業のビットコイン保有が急拡大する中、同社は5,098BTCを保有し急成長を遂げている。
14:58
パンプ・ファンとソラナへの55億ドル訴訟、5000件の内部チャット提出へ
パンプ・ファンとソラナを相手取った集団訴訟で、裁判所が第二次修正訴状を許可。内部告発者から入手した5000件のチャット記録を新証拠として提出へ。40億~55億ドルの不正搾取疑惑でRICO法違反を主張。
13:45
ロシア下院委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定、投資手段に限定
ロシア下院金融市場委員会のアクサコフ委員長が仮想通貨の国内決済利用を否定し、投資手段としてのみ認めると表明した。
11:50
JPYC EX、累計口座開設1万件・発行額5億円を突破
JPYC株式会社は、日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」において、累計口座開設数1万件、累計発行額5億円を突破したと発表。10月のリリースから約2か月での達成となった。
11:45
「ビットコインは最高値更新へ」Bitwise、2026年の3つの予測を公開
Bitwiseは仮想通貨投資家にとって特に重要な2026年の3つの予測を公開。その1つとしてビットコインは最高値を更新すると予測し、根拠を説明している。
11:40
セキュリタイズが来年トークン化株式取引開始、24時間オンチェーン取引を実現
証券トークン化プラットフォームのセキュリタイズが2026年第1四半期にトークン化された上場株式の取引を開始する。合成商品ではなく実際の規制された株式をオンチェーンで発行・取引し、24時間365日の流動性を提供へ。
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧