はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ジャック・ドーシー氏 ツイッターはビットコインを優先

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ライトニングネットワークの導入を示唆

ツイッター社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)が、ツイッターに暗号資産(仮想通貨)関連のサービスを導入する際には、ビットコイン(BTC)を優先するという姿勢を改めて示した。

NFT(非代替性トークン)を保管しておけるウォレットをツイッターに構築したらどうかというユーザーの提案に対して、ドーシー氏は、むしろ「すべてのツイッターアカウントが、ライトニングネットワークのウォレットを連携できるようになる」ことを優先したいという主旨の発言をしている。

ライトニングネットワーク

ビットコインのトランザクション処理能力を解消するため、レイヤー2を利用したオフチェーン技術のこと。ライトニングネットワークを導入すれば、混雑しがちなブロックチェーンの外で取引を行うことができ、取引の高速化や手数料削減につながる。取引の高速化や手数料削減が実現すれば、少額決済が行えるようになるため、それによって新しい商品やサービスが生み出されることも期待されている。

▶️仮想通貨用語集

また、「NFTのスピリット(考え方や心意気)には賛同している」としつつ、「インターネットのネイティブ通貨」として自分はビットコインにだけ注目すると述べた。

さらに、企業や通貨の分散化も行っていきたいが、「分散化は最終的なゴールではなく、お金のあり方を変化させる一つの方法」であるともコメントしている。

ドーシー氏は、2021年2Q収支報告会の席でも「インターネットにはネイティブ通貨が必要で、それにはビットコインが一番適している」と発言。ツイッターにビットコインを導入すれば「Tip Jar」「Super Follows」などの新機能を高速化することもできると話した。

「Tip Jar」は、ツイッター上の好きなアカウントにチップで報酬を付与することができる機能で、現在は英語版のみで提供されている。「Super Follows」は、クリエイターが有料コンテンツを配信する機能で、米国で導入されている。

関連ジャック・ドーシーCEO「ビットコインをツイッターのサービスに導入したい」 2Q決算説明会

また、ドーシー氏は6月の時点でも、ライトニングネットワークの導入を示唆しており、「ライトニングネットワークなどをツイッターに取り入れてほしい」とのユーザーのツイートにも「時間の問題」であると応える場面があった。

関連Twitter、ビットコイン決済システム導入に可能性

「ビットコインは世界を一つにする」

ドーシー氏がCEOを務めるもう1つの企業、米決済企業スクエア(Square)も、DeFi(分散型金融)のサービスをビットコインのネットワークで構築できるようにする新事業の計画を7月に発表している。一方、現在、DeFiというものは主にイーサリアム(ETH)のネットワークに構築されている状況だ。

また、ドーシー氏は10日にも、「ビットコインは分裂した国を一つにするだろう。(そしていつかは世界をも一つにする)」とツイートしており、ビットコインへの深い信念を窺わせる。

先月にも、同氏はビットコインカンファレンス「The ₿ Word」に登壇した際、お金のあり方を変化させることで、平和を作り出したいと意気込みをみせた。「今は富の状態にバランスを欠いた独占状態があり、個人は力を持っていない。現在の通貨システムはコストが高く、人々の注意をより大きな問題からそらすものになっている」と語っている。

関連イーロン・マスク氏、自身のイーサリアム保有とSpaceXのビットコイン保有明かす

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ゲンスラーSEC委員長退任に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧