はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ジャック・ドーシーCEO「ビットコインをツイッターのサービスに導入したい」 2Q決算説明会

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ツイッターのビットコイン活用法

ツイッター社のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)が、同社の今後のサービスにおいて重要な役割を果たすとの考えを示した。

「AI(人工知能)」、「分散化」と合わせ、「ビットコイン」は、今後のツイッターに関係する3つの重要なキーワードの1つだと主張。ツイッターのサービスにビットコインを導入する考えがあると説明し、この3つを取り入れることは事業に有益であり、それぞれの分野をリードする意向であるとも語っている。

関連Twitter、ビットコイン決済システム導入に可能性

ツイッター社は22日、2021年2Q(4月から6月)の収支報告会を実施。今回のドーシー氏の発言は、この収支報告会で行われた。公の場で、具体的にツイッターのサービスにビットコインを活用する考えを示したのは初めてだとみられている。以前からビットコイン支持派として知られているドーシー氏は、ビットコインの導入も、ツイッター社や株主にとって重要な事業だと説明した。

収支報告会では、上述したドーシー氏の発言に対し、JPモルガンチェースのDouglas Anmuth氏が、「もう少しビットコインをどのように活用するのか聞きたい」と要望。その際ドーシー氏は、以前から繰り返し述べているように、インターネットにはネイティブ通貨が必要で、それにはビットコインが一番適していると主張した上で、以下のように話した。

 

もし、インターネットに世界中が利用できる統一された通貨があれば、商業活動やサブスクリプション、またツイッターの新しい機能である「Super Follows」や「Tip Jar」などのプロダクトをより速く処理することが可能になるだろう。

 

それによって、複数のマーケットを経由しなくても世界中の個人にリーチできるようなサービスになり、このことは我々の未来にとって重要であると考えている。

関連ツイッターのドーシーCEO、ビットコインの可能性や課題を語る

「インターネットのネイティブ通貨」

ドーシー氏は、インターネット上に共通の通貨があれば、単なる通貨という枠組みを越え、ソーシャルメディアをより分散化し、経済的なインセンティブをさらに提供することができるようになると語った。

そして「このような考えを持っているのは我々だけではない」と話し、米フェイスブック社が開発を主導するステーブルコイン「ディエム(旧、リブラ)」を例に挙げている。

ドーシー氏は「考えは同じだが、我々はビットコインに特化する」と説明。ビットコインを導入できれば、さらにイノベーションが進み、より速いサービスを実現して、ツイッターユーザーに新しいユースケースを提供できるだろう、と期待を示した。

ディエムとは

2019年6月に、「リブラ」という名称でホワイトペーパー(事業計画書)が発表された仮想通貨。

新たな国際通貨として普及を目指すと発表したため、現在の金融システムに与える影響等を懸念した各国の政府・規制機関から批判の声が相次ぎ、その後にコンセプトや名称を変更しており、現時点ではローンチまで至っていない。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨リブラ(ディエム)とは|初心者でもわかる特徴を解説

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/17 土曜日
14:00
アブダビ政府系ファンド、ビットコインETF買い増しで保有額750億円突破
アブダビのムバダラ・インベストメントが第1四半期にブラックロックのビットコインETFを49万株追加購入。ゴールドマン・サックスは最大保有者として3000万株を保有。
13:05
ビットコインETFフェイクニュース事件、犯人に懲役14か月の判決
米SEC公式Xアカウントを乗っ取り、ビットコインETFについてのフェイクニュースを流した26歳の被告に懲役14か月の判決が下りた。偽情報で仮想通貨市場を混乱させたことが重大視された。
11:00
ビットコイン長期保有数1437万BTCに到達も、利確売り強まる=アナリスト分析
ビットコインの長期保有者が3月から5月にかけて利益確定を加速。支出利益率は71%増加し227%の平均リターンを記録。長期保有量は1437万BTCに達するも、市場サイクルの分配フェーズへの移行を示唆。
10:10
トランプ家のWLFI、民主党議員による調査要請を正式拒否
トランプ一族の金融企業WLFIが上院による調査を拒否した。政治的動機と批判し、同社は説明責任や米ドル優位性を指針としていると主張。倫理規定違反の疑惑なども否定している。
09:02
ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か
イーサリアム/ビットコイン(ETH・BTC)価格比率が過去5年最低水準から38%急反発。ETFによる買い増し、取引所流入減少などの指標から需要増加・売却圧力低下が鮮明に。「極端な過小評価ゾーン」からの回復が示すアルトコインシーズン到来の可能性を分析。
07:50
ビットコインで利回り獲得、Solvがアバランチ基盤の新トークン発表
仮想通貨ビットコインの保有者にRWAの利回り獲得手段を提供するため、Solv Protocolはアバランチ上にSolvBTC.AVAXをローンチ。ローンチの目的や仕組みを説明した。
07:30
10億ドルのビットコイン投資を検討、米上場のシンガポール医療企業
シンガポールの医療企業バーゼル・メディカル・グループが10億ドル規模のビットコイン投資に関する交渉を開始。ストラテジー社に続く大規模企業BTC投資の新事例として注目される中、「革新的な株式交換契約」を通じてアジア医療企業最強の財務体質構築を目指す。
06:45
米裁判所、SECとリップルの和解案を「手続き上不適切」として却下 再申請へ
米連邦地裁がSECとリップルの和解申請を「手続き上不適切」として却下。民事訴訟規則違反が原因で、両者は適切な手続きでの再申請を迫られる状況に。
06:25
イーロン・マスクの『Kekius Maximus』切り替えでミームコインが2倍以上急騰
イーロン・マスク氏がツイッターのプロフィール画像とユーザー名をミームトークン「Kekius Maximus」に変更し、関連トークンが2倍以上急騰。昨年の900%上昇・急落事例に続くマスク氏のSNS活動による仮想通貨市場への影響力を示す展開に。
06:05
サウジ中央銀行、15億円相当のストラテジー株保有でビットコインに間接投資
サウジ中央銀行がセイラーのストラテジー社の株を25656株取得し仮想通貨ビットコインへの間接投資を開始したことが確認された。
05/16 金曜日
17:00
マスクネットワークとは?仮想通貨MASKの買い方・取引所まで徹底解説
Mask NetworkはSNS×Web3をシームレスに接続するSocial-Fiプラットフォーム。本記事では特徴とMASKトークンの買い方を初心者向けに解説します。
13:50
米ステーブルコイン法案、来週末までの成立視野に 次の「起爆剤」との見解も
米上院のステーブルコイン法案「GENIUS法案」で新たな超党派修正案が決定された。消費者保護や倫理規定が強化され、5月19日に討論終結投票が予定されている。
11:58
ビットコイン高値圏推移もアルトコインは上昇一服
仮想通貨ビットコインは104,100ドルと高値圏で推移、アルト市場ではメイプルストーリー(NXPC)はバイナンス対応で一時高騰したほか、XRPは7,300万ドル相当の大口売りとリップル和解手続き却下で下落した。コインベースはサイバー攻撃で最大4億ドルの損失も被害者への返金を約束した。
11:30
ブラックロックの「BUIDL」、初めてDeFiと接続へ アバランチ利用で
ブラックロックの米国債ファンド「BUIDL」がアバランチ上のプロトコル「Euler」に導入された。セキュリタイズは、機関投資家のDeFi参入を促進する一歩になったとしている。
10:55
加速する企業のビットコイン争奪戦、米上場のDDC社が5000BTC取得計画
香港発DDCエンタープライズが5000ビットコイン取得計画を発表。テザーの4812BTC購入、アデンタックスの8000BTC購入のための交渉、ウクライナの国家準備金構想など、企業・国家レベルでビットコイン争奪戦が激化。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧