- NEM JAPANがNEM財団に事業返却
- NEM財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したのに合わせ、今月末までにNEM JAPANを「日本窓口」へと変更する。なお、同窓口ではカタパルトのロードマップの提言も募集している。
NEM JAPANがNEM財団に事業返却
NEM.io財団の日本法人「一般社団法人NEM JAPAN」の事業が、NEM財団に返却されたことが21日に分かった。
【お知らせ】https://t.co/GrXbn0NveA財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したのに合わせ、一般社団法人NEM JAPANは事業をhttps://t.co/GrXbn0NveA財団へ返却します。
— NEM 日本窓口 (@NEM_Japan) 2019年5月21日
今後、本アカウントやNEM JAPAN公式websiteは「NEM 日本窓口」として各NEM法人からの情報配信を行います。
NEM.io 財団がリージョン制を廃止し、新体制へ移行したのに合わせの対応となる。
今後はNEM Venturesなどからの依頼をもとに、NEMの技術、事業開発、マーケティングなどを担当するほか、5月末までに、EM JAPAN公式ホームページを「NEM 日本窓口」として名称を変更し、「NEM 日本窓口」としてサポートすることになるという。
ネム財団の公式アナウンスによれば、NEM財団は過去2年間、分散型の組織運営体制として、世界中の各地域でリージョナルリーダーがNEMの促進活動を進めていくという体制を確立させるため、NEMプラットフォームの宣伝促進活動を個別に行ってきた経緯がある。
しかしその後、2018年以降の仮想通貨市場低迷(Crypto Winter)に伴い、XEM価格(為替レート)も暴落するなど苦しい予算編成を迫られる中、NEM財団のエコシステムと開発継続のため、新体制を刷新。NEM財団の経営構造とそのミッションを根本から見直し、プロダクト重視の組織再構築を果たしている。
参考情報:nemlog
カタパルト・ロードマップ関連の動きも注目
また、NEM財団では、市場からも大きく注目されている大型アップデートに関する「カタパルト・ロードマップ」や、財団財務の持続可能性へ向けた努力に関して、AMA(Ask Me Anything)セッションで質問を受付けているという。
現在、https://t.co/GrXbn0NveA財団ではAMA(Ask Me Anything)セッションを開催しています。
— NEM 日本窓口 (@NEM_Japan) 2019年5月21日
カタパルト・ロードマップや、財団財務の持続可能性へ向けた努力に関して質問を受付けています。
その他、気になる事があればお気軽にお尋ねください。
回答は後日まとめてgoogle spreadsheetにて公開します。
そのほか、NEM v.2であるパブリックのブロックチェーン(カタパルト)の機能について、Googleドキュメントを使用してコミュニティから意見を募集しており、以下のようなテーマにおいて様々な建設的要望が寄せられている。
- コンセンサス・アルゴリズムを「PoS+」にアップグレードする
- ハーベスティング(収穫)の新機能の追加
- STO(Security Token Offering)サポートの追加
- スーパーノード報酬制度について
カタパルトのロードマップへ、コミュニティの皆さまからコメントを頂き、ありがとうございました。
— NEM 日本窓口 (@NEM_Japan) 2019年4月9日
内容はhttps://t.co/GrXbn0NveA財団やコアデベチームにフィードバックし、参考にされます。
今後はコアデベチームよりカタパルトの技術的ロードマップが発表される予定です。https://t.co/K968X3f52F