はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

茨城県つくば市、ブロックチェーン技術とスマホの顔認証を利用した「インターネット投票」へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

つくば市がブロックチェーン使用のインターネット投票へ
つくば市は、日本政府の掲げる「Society 5.0」における社会実装支援事業の最終審査において、ブロックチェーン技術やマイナンバー制度を活用したインターネット投票実施を発表した。

つくば市がブロックチェーン使用のインターネット投票へ

茨城県つくば市は、未来投資会議などで日本政府の掲げる「Society5.0」に向けた実証実験を公募しており、本年度における審査の最終段階において、ブロックチェーン及び顔認証技術と、マイナンバー制度を活用したインターネット投票を行うことをプレスリリースで発表した。

つくば市は、平成29年度より「世界の明日が見えるまち」というビジョンを掲げ、Society5.0に向けた実証実験を公募、支援してきた。昨年には、国内初となるマイナンバーカードとブロックチェーン技術を活用したインターネット投票が行われている。

今年度の令和元年度「Society 5.0」社会実装トライアル支援事業では、新たにスマートフォン等を活用した投票、顔認証技術を用いた本人確認による利便性の向上に取り組むという。投票にはマイナンバーカードが必要となる。

つくば市は、筑波大学などを中心とする日本で唯一の研究学園都市であり、現在では、多くの民間企業や研究者が集まる日本国内では最大の学術都市となっている。その影響を受け、2019年度からは、市内での先端技術や近未来技術の実証実験の提案を常時受け付ける窓口を設置するなど、つくば市は先端技術などの導入に積極的な都市として知られている。

Society5.0とはSociety4.0となる情報社会に続く IoTやAI、ロボットといった技術の活用により、”サイバー空間とフィジカル(現実)空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)”のことである。(内閣府が作成したSociety5.0 資料より)

日本政府もSociety 5.0を推進

なお、日本政府は5日、内閣総理大臣を議長とし、企業代表者らが議員を務める「未来投資会議」で、ブロックチェーン技術の利活用について方針を示した。

コンテンツ流通、金融分野、再生可能エネルギーでブロックチェーンの導入方針が示され、サンドボックス支援制度では、AI・IoTを含むビジネス実用化で、4年後のユニコーン企業20社の創出を掲げる。

CoinPostの関連記事

マルタ共和国、全ての「不動産賃貸」契約をブロックチェーンに登録義務付けへ
地中海に浮かぶ”ブロックチェーンの島”マルタ共和国で、全ての不動産契約においてブロックチェーン登録を義務付ける法改正が行われることが分かった。世界でも最先端の事例となる。
日本政府の未来投資会議、ブロックチェーン技術の利活用を進める方針
政府の未来投資会議で、コンテンツ流通、貿易金融、再生可能エネルギーで、仮想通貨技術にも使用されるブロックチェーンの導入方針が示された。サンドボックス制度では、AI・IoTを含むビジネス実用化で、4年後のユニコーン企業20社創出を掲げる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/03 水曜日
17:03
XRP ETF、13取引日で8億ドル(約1240億円)到達 仮想通貨史上2番目の速さ
XRP現物ETFが上場13日で8億ドル超の流入を達成し、ビットコインETFに次ぐ史上2番目の速さを記録。ソラナETFを大きく上回るペースで、アナリストは最大1兆円超の市場規模を予測。
16:25
バイナンス(海外)、15種類の現物取引ペアを停止へ 12月5日実施
バイナンス(海外)は流動性レビューに基づき、12月5日に現物取引ペア15種を停止すると発表。停止は特定ペアのみで、対象トークンの上場廃止を意味しない。取引ボットも同時に終了予定。
15:14
ゲンスラー前SEC委員長「仮想通貨は投機的」 ビットコイン除く全トークンに警告
ゲンスラー前SEC委員長がブルームバーグのインタビューで、ビットコインを除くすべての仮想通貨を「極めて投機的」と評価。退任後も投資家保護の重要性を強調し、規制の観点からビットコインのみをコモディティとして区別する姿勢を維持している。
15:00
HashPortウォレット、Pontaポイントでステーブルコインの購入が可能に
HashPortは12月1日、HashPort WalletでPontaポイントをBase上のUSDCやcbBTCに交換できる「オンランプ」機能と、暗号資産をau PAYギフトカードに変換する「オフランプ」機能を開始した。
13:40
カルシが米CNNの公式パートナーに、予測市場のリアルタイムデータを報道に統合
米予測市場プラットフォームのカルシがCNNと提携し公式予測市場パートナーになった。カルシのリアルタイムデータがCNN番組全体に統合され、政治的・文化的イベントの確率情報を報道に活用する。ソラナ上でのトークン化予測市場も開始した。
12:45
ストラテジーCEO「米ドル準備金でビットコイン売却回避」、配当戦略を語る
米ストラテジー社CEOが今後の準備金や配当戦略を詳細に説明した。米ドル準備金で当面の配当資金を確保し、ビットコイン売却を回避する。レンディング参入の可能性も示唆した。
12:14
イーロンの「Xマネー」決済システム開発で人材募集 ソラナが支援表明
イーロン・マスク氏のX Moneyが決済プラットフォームの技術責任者を募集。ソラナが協力を表明し、仮想通貨統合の可能性に注目が集まる。WeChat型スーパーアプリ実現への動きを解説。
10:32
「資産トークン化が金融のあり方を変革」ブラックロックのフィンクCEOらが論説
ブラックロックのフィンクCEOらが現実資産(RWA)トークン化の可能性を様々な観点から解説した。トークン化の2つの大きな利点や規制当局の役割などにも言及している。
10:15
Trust Wallet、予測市場へのアクセス機能をローンチ
仮想通貨ウォレットのTrust Walletは、予測市場にアクセスできる機能をローンチ。まずはMyriad、ポリマーケット、カルシの3つの予測市場に対応する。
09:49
クラーケン、Backed買収 米国株のトークン化取引を拡大
仮想通貨取引所クラーケンがスイスのBacked Finance買収を発表。トークン化株式サービス「xStocks」は半年で取引高100億ドルを突破。RWA市場は2028年に2兆ドル規模へ成長見込み。
07:25
欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行へ、2026年後半に開始予定
INGやBNPパリバなど欧州10銀行がユーロ連動ステーブルコイン発行を計画中。新会社キバリスを設立し2026年後半の発行を目指す。
07:15
バンカメ「資産管理サービスの顧客は仮想通貨投資を検討すべき」
バンク・オブ・アメリカは、資産管理サービスの顧客に対しポートフォリオの最大4%を仮想通貨などのデジタル資産に配分するように推奨していることがわかった。ビットコイン現物ETFも投資対象にする計画だ。
06:45
トム・リーのビットマインが継続的にイーサリアムを押し目買い、3日間で110億円相当
ビットマインが市場下落局面でも3日間に110億円相当のイーサリアムを追加購入した。同社は約373万ETHを保有し総供給量5%保有の目標に向け62%まで進捗。
06:25
米CME、ビットコインの恐怖指数VIXなどの新ベンチマークを導入
米CMEがビットコイン、イーサリアム、ソラナ、XRPを対象とした仮想通貨ベンチマーク指数を導入した。ビットコインのボラティリティを追跡する指数は株式市場のVIXに相当し、機関投資家のリスク管理ツールとなる。
05:55
チェーンリンク初の現物ETFがNYSEで取引開始、グレースケール「GLNK」
仮想通貨チェーンリンクの初の現物ETFが3日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。グレースケールがGLNKとして上場し運用資産は1700万ドル超となっている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧