はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインキャッシュが11月15日頃にハードフォークを予定、シュノア署名の拡張などアップデート

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインキャッシュが11月にハードフォークを予定
Bitcoin ABCは、ビットコインキャッシュが11月15日頃に新たなハードフォークを予定していることを発表した。シュノア署名の使用可能範囲とトランザクションセキュリティの向上が主なアップデート内容となる。

ビットコインキャッシュが11月にハードフォークを予定

ビットコインABCは、11月15日頃にビットコインキャッシュプロトコルのハードフォーク(大型アップデート)を予定していることを発表した。

Bitcoin ABC 0.20.0へとアップデートされる。

次のアップデートで機能の向上が見込まれるのは、以下2点となる。

  • シュノア署名の拡張
  • トランザクションのセキュリティ向上

1つ目のシュノア署名の拡張は、OP_CHECKMULTISIGというオペコードでもシュノア署名が使用可能になるといった内容だ。そのアップデートをもって、OP_CHECKMULTISIG、OP_CHECKSIG、OP_CHECKDATASIGといった3種の署名検証全てでシュノア署名が使用できるようになる。

シュノア署名とは

複数人の署名(マルチシグ)による送金のデータサイズを大幅に削減できることを特徴とする、電子署名アルゴリズムの1種。ビットコインやイーサリアムも採用する電子署名アルゴリズム「ECDSA」と比較して、スケーラビリティで優位性があるとされる。

なお、ビットコインキャッシュは今年5月のアップデートで、ECDSAからシュノア署名へと電子署名アルゴリズムを変更している。

もう1つは、スクリプトにおけるMINIMALDATAの実施だ。これによって、BCHネットワーク上のほとんどのトランザクションが攻撃不能になるという。

以上が主なアップデート内容となるが、現在、アップグレード機能を試用およびテストできるテストネットも利用可能になっている。

ハードフォークに伴う取引所の対応などにも今後も注目していきたい。

CoinPostの関連記事

香港デモの支援物資にビットコインキャッシュ(BCH)の支援金を利用 国際間仮想通貨送金の特性に注目集まる
大規模デモが続く香港で、デモ隊に配られた水や傘に世界からの募金で集まったビットコインキャッシュが利用された。
仮想通貨イーサリアム共同創設者ヴィタリックが「ビットコインキャッシュ・チェーン」導入を推薦した理由
仮想通貨イーサリアムが慢性的に抱えるスケーラビリティ問題の解決策として、ヴィタリック・ブテリン氏がビットコインキャッシュ(BCH)のブロックチェーンの利用・統合を提起した。
CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:40
米上院、仮想通貨反対派SEC委員の再任投票を見送り 退任可能性高まる
米上院銀行委員会が、仮想通貨反対派クレンショー氏のSEC委員再任投票を見送った。新SEC体制では仮想通貨肯定派が過半数になる見込みだ。
11:00
2025年のビットコイン市場について3つの予測=Bitfinex
仮想通貨取引所Bitfinexが2025年のビットコイン市場について3つの予測を行った。価格は最高20万ドルに達する可能性があるとしている。
10:35
INTMAX、L2決済ソリューションをテストネットでローンチ
仮想通貨イーサリアムのL2プロジェクトINTMAXは、決済ソリューションをパブリックテストネットにローンチ。イーサリアムのL2として、ステートレスな決済ソリューションを提供するのは世界初だという。
09:44
アービトラム・スタイラスがもたらすWeb3開発の新時代
アービトラムの新技術『スタイラス』の詳細解説。EVMとWASMの統合による多言語開発対応、ガス効率の大幅改善など特徴を網羅。Web3ゲーム開発におけるメリットと実装例から将来性を探る。
09:40
EU議員が戦略的ビットコイン準備金を提案、CBDCには反対
欧州議会議員のサラ・クナフォ氏は、欧州連合に対して戦略的ビットコイン準備金の確立を求め、デジタルユーロの発行計画を拒否するよう主張している。
08:45
仮想通貨ETF、25年に米国で増加の見方
2025年に米国で仮想通貨ETFの数が増加するとブルームバーグのアナリストはみている。ビットコインとイーサリアムを組み合わせたETFなど、具体的に承認される可能性のある商品を予想した。
08:35
戦略的ビットコイン準備金の草案、ビットコイン政策研究所がトランプ次期大統領に提出へ
ビットコイン政策研究所は17日、トランプ次期大統領が就任直後に提出予定の「戦略的ビットコイン準備金」に関する大統領令の草案をまとめ、その内容を公開した。
07:49
ビットコイン3日連続史上最高値更新するもFOMC前の警戒感で調整 仮想通貨アナリストが相場分析|仮想NISHI
仮想通貨市場では、日本時間17日夜にビットコインが一時的に急騰し、北米時間で3日連続の史上最高値を更新した。同日に、主要アルトコインのイーサリアムは円建てで史上最高値を更新。
06:50
マイクロストラテジーの破綻は非現実的か、CryptoquantのCEOがビットコイン清算価格帯を分析
米ナスダック上場のマイクロストラテジーのビットコイン清算価格は、仮想通貨コミュニティ内で常に議論の的となっているが、CryptoQuantのCEOであるKi氏は小惑星が地球に衝突するときくらいだと揶揄した。
06:20
Pudgy Penguinsの仮想通貨PENGUエアドロップで波乱、150万円が数秒で450円に
Pudgy Penguinsコレクションのフロア価格はエアドロップ開始に伴い暴落している。エアドロップへの期待で最近価格が暴騰し一時NFT1つの価格がビットコインの1BTCの価格を超えていたが、現在は前日比47%ほど急落し17.20 ETHとなった。
05:40
XRP価格が10%以上高、リップルステーブルコイン「RLUSD」立ち上げを受け
仮想通貨XRPは17日、一時前日比13%以上上昇。また、過去7日間では23.3%の上昇率を見せた。
12/17 火曜日
19:30
メタプラネット、ビットコイン購入資金45億円を調達
「メタプラネット(3350)がビットコイン購入資金として45億円の無利息社債を発行。さらに最大50億円の追加調達も予定。11月末発表の新株予約権95億円と連動した資金調達で、株価は急騰し時価総額1500億円を突破。ビットコイン投資を加速する新たな成長戦略が始動。
15:38
なぜミームコインはここまで人気化しているのか? バイナンスが分析
仮想通貨取引所バイナンスがミームコインの人気の秘密を分析している。経済的チャンスと文化的価値の融合、投資リスクなどを説明した。
12:54
「BTCは来年18万ドル超へ」Bitcoin Suisseが市場予測
ビットコインスイスは、2025年の仮想通貨領域の予想を公開し、ビットコインは18万ドルから20万ドルまで上昇する可能性があるとの見方を示した。イーサリアムやソラナについても予測を行っている。
12:32
ビットコイン最高値更新でメタプラネット大幅続伸、米国市場ではマイニング関連銘柄が買われる
仮想通貨市場ではビットコイン(BTC)が過去最高値を再び更新。これを受け日本株ではメタプラネットが大幅続伸している。米国市場では、マラやライオットなどマイニング関連銘柄が物色された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧