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トム・リー、「市場は底打ち」と見解 仮想通貨・マグ7に強気姿勢

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 仮想通貨・イーサリアムが直近6週で最強パフォーマンス
  • S&P500の回復を予測

ラン情勢の緩和を受け、上昇を予測

ファンドストラット(Fundstrat)共同創業者でビットマイン(BitMine)会長のトム・リー(Tom Lee)氏は9日、CNBCの番組に出演し、株式市場はすでに底打ちしたとの見解を示した。イラン情勢の緩和を受けたリリーフラリーが起き、株価が全値戻しに向かうとの強気見通しを改めて表明した。

リー氏は底打ちの根拠として、先週の時点でイラン紛争が悪化し原油価格が上昇する中でも株価が下落しなかったことを挙げた。「下落しない」という市場の反応を強気転換の前提条件として評価した上で、現在は緊張緩和の方向に動いており、S&P500は年初の目標水準である7,300ポイント回復に向けて動き出すと述べた。

関連記事:トム・リー率いるビットマイン、先週7万ETH超のイーサリアム追加取得 NYSE本市場昇格も決定

ビットマインが先週7.1万ETHを追加購入し、保有総量は480.3万ETHに到達した。仮想通貨・現金の総資産は114億ドルに拡大し、NYSE本市場への昇格も決定した。

注目資産クラスについてリー氏は、イラン紛争勃発から直近6週間で最もパフォーマンスが高かったのは仮想通貨(イーサリアム含む)だったと指摘。次いでエネルギー株、マグニフィセント・セブン(Magnificent Seven、米国大手テック7社)、ソフトウェア、金融セクターが続くとし、これらが上昇局面を主導するとした。原油価格が落ち着けばマグ7やソフトウェア銘柄が割安圏から反発するとの見方も示した。

マクロ環境については、S&P500構成銘柄の約70%がすでにセクター別の大幅調整を経験済みであるとして、夏場の調整があっても深くはならないと述べた。インフレ面での余波は残るものの、FRB(米連邦準備制度)が利下げ方向にバイアスを維持していることも強気見通しを支える要因として言及した。

2月下旬以降のイラン戦争勃発以降、S&P500は第1四半期を4.6%安で終え、市場の不透明感が高まっていた。そうした逆風の中でも仮想通貨は相対的な強さを示しており、リー氏の発言はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)への機関投資家需要の底堅さを支持する内容となっている。

関連記事:イーサリアム財団が17億円相当ETHをステーブルコインに変換、エコシステム助成金など調達

イーサリアム財団が8日、CoWSwapのTWAP機能を使用して5000ETHをステーブルコインに売却すると発表した。市場への売り圧力を最小化しながら、R&D資金とエコシステム助成金を調達する。

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