はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本の仮想通貨取引所BITPointの親会社が、第一種金融商品取引業を目的とした子会社を設立

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リミックスポイントが第一種金融商品取引業を目的とする子会社を設立
株式会社リミックスポイントが、第一種金融商品取引業を目的とする子会社の設立を発表。証券性のあるトークンの取り扱い等を視野に、第一種金融商品取引業取得を目指すことを明かした。

ビットポイント親会社、新たな企業設立

仮想通貨取引所を運営するBitpointの親会社 株式会社リミックスポイントは1月29日、第一種金融商品取引業を目的とする子会社「スマートフィナンシャル株式会社」の設立を、同日開催の取締役会で決議したことを公式プレスリリースで発表した。事業開始日は2019年末を予定している。

株式会社ビットポイントジャパンにて金融関連事業セグメントでの仮想通貨事業を営んできた中で、仮想通貨事業の売り上げがグループ全体の大きなシェアまで拡大。今後の更なる成長に向けて、ブロックチェーン技術を活用した金融関連事業の強化・拡大を模索しており、今後の仮想通貨を取り巻く法規制を含めた市場環境の変化に鑑みて、金融商品取引法に基づく証券事業参入となった様だ。

今回発表された子会社設立で、仮想通貨交換事業に加え、証券事業への事業拡大、また現在仮想通貨市場でも注目されている証券性のあるトークン(セキュリティトークン)の取り扱い等を視野に入れている。

今後の仮想通貨規制に備える事業拡大

現在、日本の仮想通貨事業を取り巻く動きとして、不公正取引や詐欺的事案の多発で問題視される仮想通貨のICOに関して、現行の資金決済法では規制が厳しいと見られている観点から、株式市場における有価証券など同様に「金融商品取引法(金商法)」での規制が必要とされてきていた。

まだ、現状では金商法の適応は確定していないものの、リミックスポイント社は、金商法での規制が施行された動きに備える形で、今後の新しい仮想通貨規制下での事業拡大を模索する動きであると見られる。

出典:金融庁参考資料

取材内容

今回、第一種金融商品取引業を目的とする子会社設立を行なった同社に、今後の展開に関して取材を行なった。

第一種金融商品取引業の中でも、具体的にどのような仮想通貨事業を展開していくのでしょうか?

まずは証券・FXに関する事業を始めます。

当社は大手証券会社出身者が多く、事業をスタートすることは比較的スムーズに行うことができ、仮想通貨の顧客と証券・FXの顧客は相性がよいと考えていました。もともと、既存の証券会社の買収も考え自社立ち上げの方がスマートだと判断しました。

セキュリティ・トークンなどの提供もお考えでしょうか?

まだ、法律はないが当然検討しています。

STOには仮想通貨交換業だけでなく、第1種の許認可も必要になると思っています。その際にはSTOは考えられるでしょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

金融庁、仮想通貨ICOを分類した上「金商法」の開示規制を適用へ
報告書案では、ICOの性質に応じた規制の必要性に関して明記。利用者保護の観点から、一般投資家への勧誘行為を制限する。仮想通貨デリバティブの上場については、「積極的な社会的意義を見出しがたく、現時点では認められない」とした。
ICOなどの仮想通貨規制に対し、「金商法」ベースに検討|金融庁 第10回 仮想通貨研究会
仮想通貨規制に関する第10回討議では、配当を出すICOなどに関して金融商品として扱い、有価証券同様「金融商品取引法」に基づく登録制の導入や、プロの適格投資家に対象を限定する案を検討した。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者11,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
16:50
「社会のジレンマを突破する」日本初のステーブルコイン発行ライセンス取得、JPYC岡部典孝氏が語る|独占インタビュー
JPYC株式会社が日本初の日本円建てステーブルコイン発行ライセンスを金融庁から取得。代表の岡部典孝氏が語る100万円制限の実態、3年後10兆円の発行目標、プログラマブルマネーがもたらす金融革命とは。
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。
13:35
米SECが承認、BTCやXRP投資のマルチ仮想通貨投資信託のETF転換
米SECがグレースケールのマルチ仮想通貨ETPを承認し、ビットコインやイーサリアムなど5銘柄への一般投資家アクセス投資が可能になった。新たな包括的上場基準も同時に導入されている。
13:02
ポリマーケットでの裁定取引で年間60億円の利益発生か 研究者ら分析
分散型予測市場ポリマーケットでミスプライシングを利用した裁定取引により年間60億円の利益が発生しているとの論文が発表された。研究者による分析を解説する。
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧