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スタートアップへの出資に革命? VCが出資案件の支払いに仮想通貨を利用

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界で稀に見る、ステーブルコインによるVC出資
VCはこれまで通常では米ドルなどの現金で銀行を通して出資するが、米仮想通貨VC企業は初めてステーブルコインDaiを利用した。

世界で稀に見る、ステーブルコインによるVC出資

米国サンフランシスコが本拠地でブロクッチェーンやVRテックに特化したVCファンド企業「boostVC」は仮想通貨ステーブルコインによる初の投資を行なったことを発表した。実際の金額は明かされていないが、出資したステーブルコインは「Dai」である。

boostVC社はこれまで複数の著名仮想通貨関連企業に出資している。中には、現在米最大手仮想通貨取引所Coinbaseや、イーサリアムブロックチェーンのデータトラッキング企業Etherscan、大手仮想通貨投資ファンドPolychain Capitalなどがある。

注目すべきは、同社が今回出資に用いた「資金」だ。今までVCファンドは基本、米ドルなどの現金でスタートアップに出資を行うが、今回は画期的に仮想通貨を利用した。しかもビットコインやイーサリアムでなく、米ドル基軸のステーブルコインDaiである。

公式ブログによると、ステーブルコインDaiは仮想通貨企業Makerが発行するイーサリアムベースのERC20トークンで、Maker社が管理するETH数と専用のdAppsでインフレ率を調整しながら1 Dai=1 USDの価格を保つ。

仮想通貨スタートアップが米銀行に企業の口座開設を拒まれる傾向があるため、資金調達をする際には大きな壁に直面する。VCファンドが現金でなく仮想通貨を利用するメリットは、銀行を介さずに直接資金を提供することが可能になり、VCと仮想通貨関連スタートアップ間の資金循環が改善され企業の成長に繋がるとされている。なお、ステーブルコインの利用はビットコインなど通常の仮想通貨に見られるボラティリティを回避する面でも優れている。

今後もboostVCのようにステーブルコインやその他の仮想通貨を利用し出資を行うベンチャーキャピタルは現れるだろう。

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