はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス、新たな仮想通貨上場キャンペーンを公開 分散型取引所の人気通貨が本家に上場へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの新たなコミュニティ上場
仮想通貨取引所Binance、新たな上場企画を発表。従来の投票制でなく、取引高などの基準で上場するチャンスを競い合う。需要と流動性の向上に貢献するキャンペーンと見られる。

Binanceの新しい上場企画

仮想通貨取引所Binance、新たなコミュニティ上場企画を発表した。

独自の分散型取引所DEXに上場している仮想通貨銘柄の中から、出来高などの基準をもとに、本家Binance.com(既存のBinance取引所)の新たな上場銘柄を決定する。今後3ヵ月に渡り、毎月少なくとも1つの銘柄をリスティングする予定だという。

トークンの上場キャンペーン期間は、毎月の日本時間20日9:00〜来月の20日9:00、上場の結果発表はその毎月20日〜25日を予定する。

Binance DEXはバイナンス独自開発のメインネットBinance Chain上で構築された分散型取引所で、4月より正式に稼働している。現在Binance DEXに上場し、取引されている「BEP2基準」の仮想通貨トークンは、14銘柄に及ぶ。BEP2はBinance Chainで発行するトークンの基準である。また、Binance.comにも上場しているDEX銘柄を除くと、実際上場する可能性のあるDEXの通貨は、9銘柄に限られる。

Binance.comへの上場に適用する必須条件は複数あるが、主な条件は以下のようになる。

  • Binance.comに上場したい銘柄としてすでに申し込まれている点
  • Binance DEXで「毎月の20日9:00〜来月の20日9:00」において、毎日の出来高が最低5万ドル(約540万円)に達している点
  • プロジェクトは結果発表まで、ツイッター・テレグラムなどのコミュニティで最低1万人のフォロワー/メンバーを持っている点
  • 出来高の条件を満たしたプロジェクトには、Binance DEXの上場手数料が返却される
  • Binance.comへの上場に選ばれたプロジェクトは手数料無料で上場できる

また、厳しい上場基準を設けているBinanceは、上場を狙ったウォッシュトレードなどの不正行為に対する監視をするなど、公平性を重要視する姿勢を示している。

これまで、複数回のコミュニティ投票制による上場を行なってきたBinanceは、DEXと連動した上場方法を採用したことに関して、BinanceのCZ氏は「以前の投票制はプロジェクト同士でもめたり、様々なトラブルを引き起こした要因であったため、これからはより公平な方法で行おう。」とコメントを行なった。

Binance.comと比較し、出来高の乏しいBinance DEXからの上場「昇格」はBEP2トークンの流動性・価格の向上に直結する重要な要素であり、コミュニティ上場のキャンペーンは、DEXにおいてトークンの取引高を増やす効果が見込まれる。なお、DEXのベースペアとなるBNBトークンは取引手数料として利用されているため、それに対する需要も反映されるだろう。

バイナンスの最新情報

仮想通貨取引所バイナンスが米国進出を表明|世界最大手が米国に進出する重要性とは
仮想通貨取引所バイナンスが米国市場に特化した取引所「Binance US」を設立することが判明。米財務省のFinCENに登録している送金業者との提携で実現する。
バイナンスの独自ステーブルコイン、発行は2ヶ月後に予定 仮想通貨BNB高騰に影響
Binanceの独自ステーブルコインは、2ヶ月以内に発行する予定であることがわかった。仮想通貨テザーが巨大シェアを有するステーブルコイン市場の改変に取り組むという。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧