はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

資産運用会社大手グレイスケール、イーサリアム投資信託の一般公開を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

グレイスケール社、イーサリアム投資信託取引開始へ
機関投資家などにも仮想通貨商品を提供する大手グレイスケール社がイーサリアム投資信託の一般公開を開始した。

イーサリアム投資信託、一般投資家の取引開始へ

機関投資家や適格投資家を対象とする大手仮想通貨投資運用企業のグレイスケール社は、イーサリアムの投資信託を一般投資家にも公開した。同社が一般投資家向けに公開している仮想通貨投資信託では3番目の事例となる。

以前も報道したように、グレイスケール社のイーサリアム投資信託は5月末に米FINRAから認可を受けており、6月21日より正式に一般投資家への公開、取引の提供開始が決定した。

また、今回開始されるイーサリアム投資信託の他に、ビットコイン(BTC)とイーサリアムクラシック(ETC)の投資信託を提供している。特にビットコイン投資信託に対する機関投資家からの人気があるほか、ETCも一定数の需要が同社の報告書からわかっている。

同社が提供している仮想通貨関連投資信託の資金額一覧からもわかるように、他の機関投資家や適格投資家のみを対象とした商品と比較して、BTCとETCの需要は相対的に高く、今回イーサリアム投資信託が一般公開(取引開始)されたことによる影響は、数字上でも表れる可能性が高いとみられる。

現時点でビットコイン投資信託への流入資産が右肩上がりに増加しているが、イーサリアムにも一部の資金が流れてくる可能性も否定できない。イーサリアム投資信託が一般公開された本日以降の資金額の推移には注目したい。

世界最大級の仮想通貨投資運用企業とも称されるグレイスケール社は下落相場の中でも好調を維持している。2018年の第4四半期(米換算:10月から12月)に同社投資商品への投資額は3010万ドル(約32億ドル)まで下がったが、今年のQ1レポートでは42%の増加が見られたことが明らかになっている。

一般的に仮想通貨の投資信託の最大の利点として挙げられるのは直接的な購入、保管と管理を行わずに通貨の価格変動に伴う恩恵を受けられる点にある。そのため多くの場合は機関投資家や適格投資家が行うケースが多く、グレイスケール社でも2019年最初の3ヶ月では前四半期と比較してヘッジファンドなどからの投資が2300%も増加している。

関連記事

イーサリアム投資信託が米金融規制機関から認可 仮想通貨投資運用企業が一般公開を開始へ
米投資運用企業Grayscale社が提供するイーサリアムで担保される投資信託が、米国の金融業規制機構FINRAの認可を取得。一般投資家からも購入可能となった。
機関投資家のビットコイン投資額が前四半期比2300%増加|グレイスケール社Q1仮想通貨レポート
大手仮想通貨投資企業グレイスケール社のQ1レポートによると、今年から機関投資家からのビットコイン投資が大幅に増加。相場が回復の兆しを示す中、顧客基盤に変化がみられた格好だ。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/09 火曜日
05:35
ブラックロックもステーキング商品提供へ、イーサリアム現物ETFで
世界最大の資産運用会社ブラックロックがステーキング機能を備えたイーサリアムETFの登録届出書をSECに提出した。グレースケールやフィデリティなど他の発行体も仮想通貨ETFにステーキング機能を追加している。
12/08 月曜日
16:57
マクロン仏大統領、米仮想通貨規制緩和に警鐘 「金融不安定化のリスク」と指摘
フランスのマクロン大統領が米国のステーブルコイン規制緩和について警告を発し、金融不安定化のリスクを指摘。欧州中央銀行に金融政策の見直しを求め、欧州の金融主権維持を主張。ステーブルコイン市場は3000億ドル超に急拡大。
16:42
決済データDePINのSyFu、Finverseと提携しアジア5カ国のオープンバンキング展開へ
決済データ活用プロジェクトSyFuが、オープンバンキングプラットフォームFinverseと提携。香港、シンガポールなどアジア5カ国の約40金融機関と接続し、日常の支払いデータをトークンやNFTに変換できる仕組みを構築。欧州とアジアで世界規模のネットワークを確立。
14:58
トランプ大統領支援者所有の米Monet Bank、仮想通貨サービス事業に参入
トランプ大統領支援者アンディ・ビール氏所有のモネ銀行が仮想通貨特化型金融サービスに参入する。トランプ政権下での規制緩和により、エレボール銀行やN3XTなど仮想通貨対応銀行が相次いで誕生する中、資産60億ドルの小規模地域銀行がデジタル資産の保管・融資を提供開始する。
14:23
トランプ政権の国家安全保障戦略、仮想通貨に言及せず AI・量子技術を優先
トランプ政権が発表した最新の国家安全保障戦略で仮想通貨への言及がゼロ。AI・量子技術を重視する一方、「仮想通貨大統領」を公言してきた経緯との整合性をめぐり議論が起きている。
11:44
FOMC控え不安定な展開続くビットコイン、前週末は大口の協調売りか
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが一時9万ドル割れで3.4億ドル規模の大量清算発生。クジラによる協調売りの可能性が浮上し、週末の薄い板で2000ドルの乱高下が見られた。一方でマイナー降伏を示すハッシュリボン反転で底打ちサインも。FOMC利下げ観測と円キャリー巻き戻しが市場を揺さぶる。
11:30
ソラナDEX「ジュピター」の再担保に関する議論 「伝染リスクゼロ」主張を疑問視
仮想通貨ソラナ基盤のジュピターが「伝染リスクゼロ」と主張したことについて、競合Kaminoなどが再担保の実施を指摘し批判した。ソラナ財団プレジデントは両者に協力を呼びかけている。
09:11
フランスの大手銀行BPCE、仮想通貨4銘柄の取引サービス開始
フランスの大手銀行BPCEが約200万人の顧客向けに仮想通貨取引サービスを開始する。ビットコインなど4銘柄が銀行アプリで売買可能になる。
08:54
韓国、取引所に無過失損害賠償責任を導入へ アップビットのハッキング事件を受け
韓国金融当局が仮想通貨取引所に無過失損害賠償責任を導入へ。アップビットの445億ウォン不正アクセス事件を受け、2段階立法で規制強化。課徴金も売上高3%まで引き上げの方針。
12/07 日曜日
20:40
「ビットコインを価値の橋渡し役に」Bitcoin Japan CEO、繊維業からの大転換とAI戦略を語る
東証上場の堀田丸正から「ビットコインジャパン」へ大胆に転換したフィリップ・ロード(Phillip Lord)CEOが、CoinPost独占インタビューでビットコイン準備金戦略とAIインフラ投資の詳細を明かした。「日本の品質×米国の規模」で2030年までに500MW規模のデータセンター投資を目指す。
17:00
ハイパーリキッドの将来性・HYPEの買い方|注意点まで徹底解説
HYPEトークンの買い方から注目理由まで完全解説。手数料収益による自動買い戻し、機関投資家参入、ステーキング機能など、急成長するDEX「Hyperliquid(ハイリキ)」の魅力を詳しく紹介します。
14:35
仮想通貨取引所のキャンペーン・特典情報【2025年12月最新】
2025年12月更新:主要な暗号資産(仮想通貨)取引所が展開するキャンペーンと特典情報を徹底解説。仮想通貨取引の第一歩は、国内取引所の口座開設。初心者もトレーダーもキャンペーンや特典を駆使して、投資の機会を最大限に活用しましょう。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、イーサリアム「フサカ」実装完了やソラナスマホの独自通貨発行計画など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年12月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。
11:00
週刊ニュース|JPモルガンによるストラテジーのBTC売却回避能力の評価に高い関心
今週は、FRBの量的引き締め終了、チャールズ・シュワブの仮想通貨取引開始、JPモルガンによるストラテジーのビットコイン売却回避能力の評価に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧