WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

FATF、対日審査スケジュールが10月28日~11月15日正式決定|仮想通貨市場にも大きな影響

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

FATF、対日審査スケジュールが正式決定
金融活動作業部会(FATF)の日本審査の日程が、10月28日~11月15日の3週間にわたり行われることが正式に決定した。マネロン規制対象には仮想通貨交換業者も含まれ、日本の審査結果は20年夏に公表される。

FATF、対日審査スケジュールが正式決定

日経新聞の報道によれば、各国の資金洗浄(マネーロンダリング)対策などを審査する「金融活動作業部会(FATF)」は今年10月、銀行を含む国内金融機関の調査を始める。

FATFの第4次対日相互審査における、日本へのオンサイト審査の日程も、10月28日~11月15日の3週間にわたり行われることが正式に決定した。審査結果については、20年6月の総会を経て、20年夏に発表される。

2008年に行われた前回のFATF第3次対日審査では、銀行を含む金融機関全体のAML/CFTで、49項目中25項目で要改善(不備10項目、一部履行15項目)という評価を受けるなど、他の国と比較しても厳しい結果(27ヵ国中18位)に終わっている。

2011年には、FATFの評価を受け、「犯罪収益移転防止法(犯収法)」を改正したが、2014年6月に「FATFが日本の金融業界にまだ問題がある」と声明を出し、同年11月に再び「犯収法」を改正に至った経緯がある。

国際社会でのテロの脅威が一層高まる中、資金源を断つためのマネロン対策は急務だ。日本の金融業界が、2008年同様に再び低評価を受けると、邦銀などの国際取引にも影響を及ぼすリスクがあるとされる。今回は、仮想通貨市場も審査対象に含まれており、日本全体の信用力にもかかわる問題のため、業界が一丸となって取り組むことが求められる。

FATF審査の重要点

FATFによる主な審査対象の中で、重点候補とされるのは、資金の流出入が集中する「銀行などの金融機関」、少額決済を担う「資金移動業者」、新しい資産クラスである「仮想通貨交換業者」だ。

2017年には、愛媛銀行で数億円規模のマネロン疑惑のある海外送金を見過ごす大きな失態が報じられたこともあり、金融庁は「低レベルの金融機関が一つでも存在すると、金融システム全体に影響し、対策が脆弱であると批判を浴びる恐れがある」と警鐘を鳴らした。

仮想通貨交換業者が今回初めて”FATFの審査対象”となることは、特に大きなポイントだ。金融庁は例年、各国の法整備や企業の取り組みを審査し、改善策を図るよう指示している。

マネックスグループの資本の入ったコインチェックや、SBIホールディングスのSBI VCTRADEのような最大手はともかく、資金力や経営・管理体制の規模の違いから、市場規模が急拡大する中で人材不足を露呈している実態もある。

今回の対日審査を無事通過することが出来れば、市場の健全化に向けて大きく前進することになり、国際的な日本市場の存在感を示すことになるだろう。

CoinPostの関連記事

FATF書記官「日本の仮想通貨規制は2年先を行っている」|V20 CoinPost取材
先日、大阪で開催されたFATF合同の国際仮想通貨(暗号資産)サミット「V20」にて、FATF書記官に取材を実施。新ガイダンスにおける各国のコンプライアンス課題や、10月に予定される対日審査に関する見解を伺った。
金融庁と財務省、FATF承認の「仮想通貨SWIFT」創設へ=ロイター報道
日本の金融庁と財務省が主導する、暗号資産(仮想通貨)版の「SWIFT(国際銀行間金融通信協会)」創設計画が、金融活動作業部会(FATF)に承認されたことがわかった。ロイターが報じた。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/08 木曜日
10:49
サムスン、ウォレットでUSDC送金対応へ 米国で10月末開始
サムスン電子の米国法人は7日、Samsung Walletで米ドル建てステーブルコインUSDCの海外送金機能を10月最終週に始めると発表した。60カ国超の銀行口座へ現地通貨で着金でき、ブロックチェーン基盤はソラナとSuiが担う。
10:25
XRPトレジャリー企業エバーノース、ナスダック上場は12日の見込み
仮想通貨XRPの財務企業エバーノースは、事務手続きの遅延によりナスダック上場が10月12日になる予定だと発表。事業統合に影響を与える見込みのある遅延ではないと述べている。
10:18
ヴィタリック氏「慌てて資金を移すのは勧めない」 AIの暗号解読リスクで
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が、AIによる数学研究の加速で格子暗号やML-DSAの安全性が想定より早く損なわれる恐れがあると指摘。ハッシュ型署名の優先や未使用アドレスでの保管を勧めつつ、資金移行時のミスにも注意を促した。
09:40
「ビットコインはデジタル・ゴールドに向かう軌道に」ビットワイズCIO見解
米ビットワイズのCIOがWSJへの寄稿で、仮想通貨ビットコインがデジタル・ゴールドに向かう軌道にあるとの独自見解を示した。ボラティリティ低下などを背景に論じている。
09:15
金融大手FirstRand傘下のFNB、仮想通貨取引サービスを開始
大手FirstRand傘下で南アフリカの銀行サービス企業のFNBは、仮想通貨取引サービスの提供を開始。十分に銘柄を調査した上でビットコインやイーサリアムなどを取り扱う。
10/07 水曜日
18:40
金融庁、無登録の暗号資産交換業者一覧を専用ページで公開
金融庁は7日、警告書を発出した無登録の暗号資産交換業者を一覧にした専用ページを公表した。最新掲載は9月に追加された「IZAKA-YA」運営会社。大手海外取引所バイビットは2021年以降3度掲載されている。
17:52
ロビンフッド、ビットコイン約39.5億円分を自社保有 慎重姿勢から転換か=報道
米ロビンフッドが2,500万ドル相当のビットコイン(BTC)を自社のバランスシートに組み入れた。仮想通貨部門トップがThe Blockの独自取材で明らかにした。2025年には財務戦略としてのBTC保有に慎重な姿勢を示していた。
16:52
含み益のビットコインは約6割、休眠分除外で 中長期的に過熱遠い=アナリスト
クリプトクアントのアナリストDarkfost氏は7日、10年以上動いていないビットコインを除くと、含み益にある供給の割合は8月以降約60%で推移していると指摘。中長期的には過熱から遠く、現水準でのもみ合いは不合理ではないとの見方を示した。
16:14
ビットコイン、取引所から1日で2.4万BTC純流出 7ヶ月ぶり規模=サンティメント
サンティメントによると、5日にビットコインの取引所からの純流出が2万4,073BTCに達し、3月1日以来約7ヶ月ぶりの規模となった。取引所のBTC残高は総供給量の約6.50%まで低下。強気材料とする同社の見方と、その留保を伝える。
15:28
米政府関連アドレス、約834BTCと約4万BNBを送金
米政府関連アドレスが7日、833.6BTCをコインベース・プライムへ、40,285BNBを別アドレスへ送金したとアナリストが指摘した。計約1億300万ドル相当。戦略的ビットコイン準備金との関係も整理する。
14:49
コインベース、Coinbase Pro年末復活へ デリビット統合を完了
コインベースがデリビットの統合を完了し「Coinbase Global Exchange」を発足。米国と海外の仮想通貨デリバティブ市場を単一の流動性でつなぐ。2022年に終了した「Coinbase Pro」も年末に再始動する。
13:50
英国、初のデジタルネイティブ国債「DIGIT」を2027年Q1に発行へ
英国政府が初のデジタルネイティブ国債「DIGIT」のパイロット発行に向け、バークレイズやHSBCなど6社を共同主幹事に選定した。発行は2027年第1四半期、HSBCのOrion上で行われる。
13:50
AIエージェント時代のウォレットとは? 国内事業者3社が議論
au Coincheck Digital Assets、マイナウォレット、HashPortの3社がAI・オンチェーン金融サミットに登壇。ポイント交換や行政給付での手応え、100万円制限の課題、AIエージェント時代のウォレットの役割を語った。
12:10
ロシアのデジタル・ルーブル、導入1か月で22万件超の口座開設──予想を大幅に上回る
ロシア中銀は、9月1日に本格導入したCBDC「デジタル・ルーブル」の口座開設が1か月で22万超に達したと発表。当初見込みを大幅に上回る数字だ。
12:00
ソラナ財団、デジタル証券と代金の同時決済仕組みを公開──JPモルガン助言
ソラナ財団は6日、金融機関向けに証券と代金を同時に交換する不可分(アトミック)な決済プログラム「ソラナDvP」を公開した。JPモルガンが証券決済の要件を助言し、最終確定は数秒で済むという。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧