WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国政府系シンクタンクが仮想通貨にも前向きな姿勢 ビットコイン採掘事業を推進

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国政府系シンクタンク、ビットコイン採掘事業を推進

中国の政府系シンクタンクの会議で、中国四川省はさらにデジタル通貨(仮想通貨)関連産業としてマイニング事業等を推進し、尽力すべきとする提案が行われたことがわかった。開催地の四川省は、世界でも有数のビットコインマイニング主要地域でもある。

この発言は中国証券監督管理委員会の前副会長で、現在はシンクタンクのメンバーであるYang Jiang氏による。

Jiang氏は現在、政治家や産業界の重要な人物達によって構成され、立法にもアドバイスを与える中央レベルの諮問機関、中国人民政治諮問会議のメンバーでもある。

「ブロックチェーンでは西洋と東洋が同じスタート地点」

中国の習近平国家主席の発言を受け、中国国内で高まるブロックチェーン。一方で、仮想通貨の投資には関連しないとする政府関係者の発言などを経て、仮想通貨市場の熱気は冷めつつある。

しかし、Jiang氏の考えは仮想通貨関連事業も重要なブロックチェーンモデルとして捉えるとする推進派の内容であった。

同氏は、「ブロックチェーンは、日常の様々な側面に関われるものだ。金融セクターでは主にビットコインに代表される仮想通貨へ適用されている」と述べ、ブロックチェーンは世界に新しく誕生した技術なので、西洋と東洋、中国と世界も同じスタートラインに立っていると発言。仮想通貨も含めて、中国が「事前に研究をリードすることもできる」とも付け加えた。

その上で、ビットコイン採掘は、冷却とマイニング操作のために非常に電力を消費するエネルギー集約型の産業であり、また将来のデジタル通貨関連産業も高エネルギー産業だと指摘し、水力発電資源が豊富な四川省に突破口を作るよう提案した。

Yang Jiang氏はデータ元を明らかにしていないものの、世界のビットコインの7割が中国で採掘されており、四川省は豊富で安価な水力資源が魅力となって、中国最大のビットコイン採掘場所であると述べた。(ブロックチェーン・スタートアップのCoinshare社は、今年6月現在で、ビットコイン採掘の半分以上が四川省にあると推定している。)

一部では中国のマイニング事業運営に陰りが見えるとの指摘もある状況で、政府関係者がこのような発言を行うことは、ブロックチェーンだけでなく、仮想通貨市場でも中国を起点とした転換点を迎えそうだ。

ブロックチェーンと豊富な水力資源を結ぶ

続けて、中国が新たな経済的機会と成長の力を探求する上で、四川省が豊富な水力資源を活用して、どのようにデジタル通貨関連産業にとっての魅力を保てるのかを研究し続けるよう促した。

ビットコイン、ブロックチェーン、豊富な水力資源を結び付ける場所を四川省に見出していることが伺える。

Jiang氏はのコメントは推奨であり、直接政策に結び付くわけではないものの、四川省首都で同じ時期に開催された政府系セミナーでは、ビットコイン採掘をさらに専門的なデータセンタービジネスへと進化させつつ、どのように四川省の余剰水力エネルギーを活用するか議題も話された。

現在、四川省の地元当局は、適切な手順なしに建設されたとされるビットコイン・マイナーを継続的に操作しているところであるが、中国政府はマイニングなどを禁止するのではなく、政策規模で活用していく方向に向かっていると言えそうだ。

Jiang氏は以前、中国証券監督管理委員会の副委員長を務めている間にも、主要なビットコイン採掘機器メーカーであるカナン社を視察し、中国本土でカナンが上場するというアイデアを支持している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
20:20
民主党が議会を制したら仮想通貨市場の法整備に逆風か、米中間選挙は今夜投票
米中間選挙で民主党側が大勝した場合、仮想通貨規制は法案の成立から調査・監視へ軸足が移る可能性がある。クラリティー法案が停滞し続け、トランプ大統領の家族の事業への調査が強まるとの見方が出ている。
12:15
メタプラネットが253億円の自社株買い ビットコイン購入配分を80億円戻す
メタプラネットは10月の自社株買いが約253億円に達したと報告した。社債80億円を完済し、その分仮想通貨ビットコイン購入への配分が増えた。
11:18
ビットコイン8万ドル割れ、ウィンターミュートは7.68万ドルを注視
仮想通貨トレーディング企業ウィンターミュートは2日の週次レポートで、ビットコインが8万ドルを下回ったと指摘した。バイナンスの約63億ドル流出後に15億ドル規模の清算が発生。次に維持すべき水準として約7.68万ドルの50週移動平均を挙げた。
10:38
米SEC、トークン投票だけでは「管理者」に当たらず FAQで見解
米SEC企業金融局は11月2日、仮想通貨の分類に関するFAQに3問を追加した。互いに関係がなく協調の取り決めもない広範なガバナンスの参加者は、原則としてネットワークの実質的な管理者(中央当事者)に当たらないとのスタッフ見解を示し、管理者と見なされる権限の具体例も挙げた。
10:15
EU拠点の組織から167億円以上の仮想通貨が不正流出の疑い
ZachXBT氏は、EU圏の組織が複数の取引所口座から1億600万ドル超を不正に引き出された疑いを報告した。資金はイーサリアムやモネロに換えられ移動されているところだ。
09:35
北朝鮮、バイナンス流出の関与を否認 FBIに「重大な政治的挑発」
北朝鮮の金与正氏は、バイナンスから60億ドル超の仮想通貨が盗まれた事件を北朝鮮の犯行としたFBIの発表に反発し、「重大な政治的挑発」と非難する談話を出した。過去最大とされる流出の経緯をまとめた。
08:50
SBI、米エレボール銀行に1億ドル出資へ ステーブルコイン入出金に対応
SBIホールディングスが米デジタルバンクのエレボールに1億ドルを出資する。同行はステーブルコインの入出金やブロックチェーン決済に対応し、2026年2月の開業後、預金は70億ドルを超えた。同行の事業内容と出資の狙いをまとめる。
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧