ETHクジラの動向は
仮想通貨(暗号資産)イーサリアム(ETH)の上位100ホルダーの保有量が、先月中旬以降の価格調整局面で増加傾向にあることが確認された。(Santimentデータ参照)
The top 100 holders of #Ethereum are once again beginning to accumulate higher percentages of the total token supply, in spite of the ongoing consolidation that has been occurring for the past couple of weeks. Generally, when this kind of accumulation starts to mount, it's a pic.twitter.com/Rr5C8vuE97
— Santiment (@santimentfeed) March 4, 2020
データによると、ビットコイン(BTC)の急落に伴い、ETHが大幅下落した2月中旬以降でも大口保有率が増加傾向に。買い集めを示唆している。
仮想通貨取引所の保管数には該当せず、ICO時にETH建で資金調達した大型プロジェクトのほか、dAppsやDeFi関連企業、マイナーを含む大口個人投資家または機関投資家が含まれるものと思われる。
イーサリアムは、年内にETH2.0の第一段階となるアップグレード、及びPoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行を予定しており、保有に対するインセンティブ急増が期待されている。
Santimentデータによると、イーサリアムマイニングプールが保有するETH残高は、1月末時点で過去最高額に近い169万ETHに到達している。