ビットコインの好機
老舗仮想通貨取引所のクラーケンでビットコインの黎明期から関わってきた幹部は、現在の状況について、かつてない好機だと捉えている。
ビジネスデベロップメント責任者であるDan Heldは、2012年からビットコインに関わってきた。「The Crypto Lark」のインタビューで、Danは、「2020年には信じられないようなことが起きる」と答えた。
半減期を迎えようとしているビットコインには(株式会社のように)倒産という概念はない。米国では、FRB及び財務省によって銀行が何百万ドルも新たに刷るということが起きた。ビットコインにとって最大の好機だ。この時を8年待ち続けた。
世界経済は、新型コロナウイルスの感染拡大により停滞を余儀なくされており、各国政府、中央銀行は史上最大規模の金融緩和・経済支援策を実施している。
Danは、人々がビットコインに熱中し、対数チャートで価格が上昇する時期を「スーパーサイクル」と呼び、今後も起こるとの見方を示した。
もし世界中の金融機関や政府系ファンド、中央銀行が”お金の価値が下がること”に怯えたとしたら、ビットコインの価値が10万ドルや30万ドルで止まることはないだろう。
未来のことはわからないと前置きしつつも、FOMO、いわゆる「見逃すことの恐怖」により、過去に起きたようなスーパーサイクルが再び起こるかもしれないとの見解を披露した。