はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

MoneroからのハードフォークでMoneroV誕生

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MoneroVの誕生
ブロック数1529810(3月14日予定)(ブロック1564965・4月30日予定に延期)に行われ、Monero保有者はMoneroウォレットに入れておけば、1 XMR=10 XMVがエアードロップされます。

仮想通貨のハードフォークは今では普通に行われているものですが、ビットコインは過去1年間にかなり多くのフォークを行いました。

ちょうど先月、ライトコインは多数の論争の中でライトコインキャッシュが誕生し、そのほとんどはオリジナルの開発者から出来ています。

フォークは通常、分裂後に起こる価格上昇を狙って探している人や、無料配布のエアードロップを探している人がいるなど買いが入りやすい傾向があります。

次に話題となるハードフォークはモネロです。

モネロのXMRコインは、匿名性を持っているためハッカーなどが使用する通貨として知られています。

仮想通貨マイニングマルウェアに関するニュースなどの話はほとんどモネロに関わっており、依然として悪用を働くには最高の仮想通貨です。

これは逆を言えば、匿名性があり追跡不可能なデジタル資産として成功させた証でもあります。

2月には価格を20%上昇させた、ポテンシャルが高いアルトコインの1つです。

MoneroVのエアードロップ

ハードフォークがブロック数1529810(3月14日予定)(ブロック1564965・4月30日予定に延期)に近づくにつれて、価格は上向きに推移する可能性が高いでしょう。

Monero保有者はMoneroウォレットに入れておけば、1 XMR=10 XMVがエアードロップされます

ただ、ライトコインキャッシュのように取引所が今回のフォークをサポートする可能性は低いと思われます。

また、ライトコインキャッシュと同様に、秘密鍵をウォレットに入力することで、取り出すことも可能となっています。

MoneroVについては、公式サイト上で以下のように述べられていました。

「Moneroは発行上限が無限ですが、MoneroVや他の仮想通貨が直面しているスケーリング問題を解決するための新プロトコルを実装するために発行上限を設定しました。」

フォークには2億5600万XMVと1億5800万ドルの供給権があり、価格は上昇すると予想されています。

ただ、MoneroVはすでに主流になっているDash,Zcash,Pivx,KomodoやVergeを含むより不安定な匿名通貨市場に参入しようとしています。

マイニング集中化の脅威

現在のMoneroの懸念点は、PoWを使ったマイニングの集中化の可能性です。

十分な大きさのネットワーク内で十分なハッシュパワーがあれば、理論的にはネットワーク全体を制御することが可能です。

ある特定の場所や種類のハードウェアでマイニングすることで、集中化を図ることも可能なのです。

そのため報告によると、今回のハードフォークはMoneroのCryptoNightアルゴリズムを変更して、ASICハードウェアによってマイニングされすぎを防ぐ役割があります。

その理由は、ASICマイナーが多すぎると、ネットワークの集中化の問題が起きるからです。

Moneroチームは、先月のブログ記事内でマイニングの集中化の脅威を説明していて、フォークしたバージョンのMonero keyの再利用に対して警告を促しました。

Monero to Hard Fork with MoneroV Coming in Mid-March

MAR 1,2018,MARTIN J.YOUNG

参考記事はこちらから
モネロニュース一覧
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:30
サークル株価9倍急騰の理由とは? USDCの収益構造とIPO評価=Coin Metricsレポート
仮想通貨データ企業Coin Metricsは、ステーブルコインUSDCを発行する米サークル社に関するレポートで、同社のIPO評価とUSDCの収益構造、将来の展望について分析した。
12:55
コインベース、米シークレットサービスによる360億円相当の仮想通貨押収を捜査協力で支援
米コインベースが360億円相当の仮想通貨USDT押収でシークレットサービスに協力。「豚解体」詐欺の資金追跡などを支援し、シークレットサービス史上最大の仮想通貨押収案件となった。
11:20
ビットコイン底打ちシグナル確認か=Bitcoin Vector分析
機関投資家向け分析プラットフォームBitcoin Vectorが24日、ビットコインの構造転換を確認。中東情勢の影響で一時10万ドル割れも、強気トレンド形成の兆候が見られたか。
10:40
米住宅金融局、仮想通貨担保の住宅ローン審査基準を調査か セイラー氏も提案
米連邦住宅金融局(FHFA)の局長が住宅ローン審査で申込者の保有する仮想通貨を考慮する可能性を調査すると発言した。パルテ局長自身もビットコインやソラナを保有している。
10:25
FRBパウエル議長「銀行は仮想通貨活動を自由に行うことができる」
米FRBのパウエル議長は、仮想通貨規制の法案の審議が進んでいることを良いことであると評価。米国にはステーブルコイン規制の枠組みが必要であると述べている。
08:15
香港拠点のLion Group Holding、870億円資金枠でHYPE・SOL・SUI準備資産戦略開始 BitGoと提携
Lion Group Holdingが6億ドルの資金枠を確保し、BitGoと提携してHyperliquid・ソラナ・スイを中核とする仮想通貨準備資産戦略を発表。東証・SGX重複上場検討。
07:30
ソラナ財務戦略採用のUpexi、株価60%暴落 4300万株の再売却登録で供給過多に 
ナスダック上場Upexiの株価が火曜日に約60%急落。投資家が4380万株の再売却を登録し、4月の新規株発行規模に匹敵する供給ショックが発生。
07:30
仮想通貨の広範な普及を促進へ マスターカードとチェーンリンクが提携
決済大手マスターカードとチェーンリンクがパートナーシップを締結。世界の決済カード所有者が安全かつ容易に法定通貨で仮想通貨を購入できるようにすると説明している。
07:00
株価36%高騰、米上場ナノ・ラボが720億円調達で仮想通貨BNBの財務戦略採用
ナスダック上場のナノ・ラボが5億ドル規模の転換社債発行を発表。BNB投資に10億ドル投入し、総発行量の5-10%保有を目標とする戦略的成長計画を始動。
06:20
米CMEのXRP先物契約、開始1ヶ月で取引高800億円達成 グローバル需要拡大
CME GroupのXRP先物が取引開始1ヶ月で5.42億ドルの取引高を記録。45%が北米外からの参加で、建玉残高も7050万ドルに成長。
05:55
サークル株価15%下落、BISステーブルコイン批判やArkの継続的利確が影響
ステーブルコイン大手サークルの株価が記録的高値から25%下落。ARKは継続的に1億ドル超の利確売りを実行し、国際決済銀行はステーブルコインを「貨幣ではない」と評価。
05:35
米シャープリンク、追加で1.2万ETH購入 世界最大のイーサリアム保有企業目指す
米上場企業SharpLink Gamingが6月16日~20日に1.2万枚のイーサリアムを約3067万ドルで追加購入。総保有量18.8万枚でイーサリアム財団に次ぐ世界第2位の地位を確立。
06/24 火曜日
19:00
1000億円超の資金調達に成功 著名投資家ポンプリアーノのビットコイン・トレジャリー会社
アンソニー・ポンプリアーノ氏が率いるProCap BTCがSPAC「Columbus Circle Capital Corp」と合併し、1500億円規模のビットコイン・トレジャリー企業「ProCap Financial」を設立する。7.5億ドルの資金調達に成功し、ナスダック上場を目指す。
18:14
金融庁、金商法移行を本格検討 分離課税やビットコインETFの機運高まる
金融庁が暗号資産(仮想通貨)の法制度の抜本的見直しを開始する。資金決済法から金商法への移行により、現在の総合課税(最大55%)から約20%の分離課税への転換や、ビットコインETFの国内解禁が期待される。政府の投資立国戦略の一環として、Web3・暗号資産分野の本格的な環境整備に乗り出す歴史的転換点となる可能性。
18:00
OKJ、イーサリアム(ETH)ステーキングサービスを6月26日開始|最大年率2.25%
暗号資産取引所OKJが6月26日よりETHステーキングサービスを開始。フレキシブル(年率1.80%)と定期(年率2.25%)の2プランが提供される予定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧