はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコイン・イーサリアム・ネム決済はじめました」日本国内でも仮想通貨POSレジ導入進む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨でスムーズな店舗決済

Amazonなどで販売されていたハンディPOSレジ機「Pundi XPOS X2」について、日本国内にも導入事例が相次いでいることがわかった。 店舗に導入すると仮想通貨での決済が可能となるほか、ビットコイン、イーサリアム、ネムなど20種以上の支払いオプションも選択可能となる。

「XPOS」実機本体価格は35,000円で、フル機能を使うには、別途ゲートウェイ契約が必要となる。Pundi X Labsの日本法人「株式会社プンディラボ.ジャパン」が設立されており、問い合わせも可能だ。

支払う側は「XPASS」という非接触ICチップを使ったNFCカードを用いて、Suica、PASMOなど交通系ICカードのように、機器にかざすだけでも決済可能。また「Xwallet」という携帯端末にダウンロードできるウォレットからの決済も選択できる。

喫茶店でワンタッチ決済

上のツイートでは、東京の喫茶店トリオンプで決済に使用される場面が紹介されている。カードをタッチするだけで、スムーズに決済が実現し、レシートも発行されていることが分かる。

ビットコインでも約9秒というシームレス決済を実現しているという。

店舗側に詳しい知識がなくとも、仮想通貨決済を店舗やサービス、屋台などに導入可能で、手数料は0.5%以下に抑えられる。クレジットカードの店舗負担手数料は、通常1%から5%のため、従来の決済よりも割安だ。

工事費用の決済へ導入事例

工事費用の決済等に「XPOS」を導入提案する企業も登場した。長崎県の情報技術・インターネット関連企業で、仮想通貨決済システムの構築も手掛ける「AI電脳助人長崎株式会社」。

これまでは、即時に決済できる仮想通貨はビットコイン(BTC)とネム(XEM)のみで、その他については手計算で対応していたものの、「XPOS X2」によって、テザー(USDT)、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、ダイ(DAI)、クォンタム(QTUM)を始めとする様々な仮想通貨で即時決済を行うことが可能になったという。

アメリカでPayPalと提携開始

また、Pundi X Labsは、米大手決済PayPalとも提携開始している。PayPalが導入されたことで、XPOSを通してQRコード決済、またクレジットカード決済できるようになる。

7月1日より米国でXPOSを利用する店舗が、PayPalのトランザクションサービスを申請開始、7月上旬にはPayPalのアプリがXPOSに実装される見通しだ。

PayPalの基本機能である、電子メールや携帯電話番号による支払いの受け取りなどもXPOS上で実現する。PayPalとの連携機能はまだアメリカに限定されているが、この先他の国や地域でも導入される可能性がある。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/02 水曜日
13:45
トランプ大統領、イーロン・マスクに対する批判を再び展開、 『大きく美しい法案』巡る対立が再燃
「大きく美しい法案」をめぐり、トランプ大統領とイーロン・マスク氏の対立が再燃している。マスク氏の痛烈な法案批判に対し、トランプ氏は、マスク氏が率いる企業の政府補助金受給について政府効率化局(DOGE)で調査すべきと発言し、かつて盟友だった両氏の関係は緊迫感を増している。
13:20
アリゾナ州知事、押収仮想通貨の準備基金法案『HB2324』を拒否権行使
アリゾナのホブズ知事が犯罪捜査で押収した仮想通貨管理法案を拒否。地方自治体の協力阻害を懸念と声明。
11:45
パクソス、ステーブルコインUSDGを欧州全域でローンチ サークルとの競争激化
パクソスが米ドル建てステーブルコインUSDGをEU全域で発行開始した。MiCA規制に準拠している。合計30か国に展開しており、ステーブルコイン時価総額ランキングでは15位だ。
11:10
ナスダック上場DeFi Development Corp、1億ドル転換社債発行 ソラナ蓄積戦略を拡大
米初のソラナ準備金戦略企業DeFi Development Corpが1億ドル転換社債の私募発行を発表。調達資金でSOL購入継続、バリデータ運営による複利成長を目指す。
10:50
上場企業のビットコイン購入がETF上回る、2025年上半期24万超BTC取得で4倍以上増
2025年上半期に世界の上場企業が仮想通貨ビットコインを24万5510BTC購入しETF保有数の2倍超。前年同期比約5倍増でマイクロストラテジー戦略が拡散、企業準備金としての位置づけが確立された。
10:30
米SEC、仮想通貨ETFの上場基準を策定か 審査迅速化に期待
米証券取引委員会が、ビットコインなど仮想通貨ETF向けの汎用上場基準策定を検討していると伝えられる。19b-4様式省略により審査迅速化が期待される。
10:20
ETH1万ドル到達は『義務』と表明、イーサリアムに新組織誕生
仮想通貨イーサリアムに、イーサリアムコミュニティ財団という新たな組織が誕生。公式サイトで、イーサリアムの価格に特化した組織であると説明している。
07:55
NYSE上場DDCが760億円調達完了、ビットコイン準備金戦略を本格始動
アジア食品ブランド運営のDDC EnterpriseがNYSE上場企業として最大規模の仮想通貨専用資金調達を実施。Anson Fundsらから総額5億2800万ドルでビットコイン準備金構築へ。
07:25
XRP戦略推進へ、ナスダック上場のWebusが1億ドル調達合意
ナスダック上場のWebusがリップル・ストラテジー・ホールディングスと1億ドルの資金調達契約を締結。仮想通貨XRPを活用した事業戦略推進により株価が日中130%上昇も最終的には8%反落。
07:15
「ビットコインが25年に20万ドルへ到達するとの予測は維持」Bitwise
仮想通貨運用企業Bitwiseは、2025年の10の予測に対する中間評価を公開。ビットコインが20万ドルに到達するとの予測は維持することなどを記載した。
06:50
ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析
ストラテジーの株価は純資産価値(NAV)を大きく上回って推移。継続的な株式発行が1株あたりのBTC保有を押し上げる構造が、投資家の注目を集めている。アナリストはその持続性とリスクに着目している。
06:12
ビットコイン利確が加速 第3四半期は過去最弱の季節性=アナリスト分析
仮想通貨ビットコインの利確が進む一方、市場は方向感に欠ける展開。第3四半期は過去最弱の季節性もあり、アナリストは地政学リスクや米金融政策の不透明感に警戒を示している。
05:50
トランプ大統領の「大きく美しい法案」上院可決も、仮想通貨少額免税案は見送り
トランプ政権が推進する大型予算法案に、仮想通貨の少額免税や報酬課税見直しの修正案は含まれず。ルミス上院議員は今後の再提出を示唆し、業界団体もロビー活動を継続する構え。
05:37
米SEC、ビットコインやXRPに投資するグレースケールの仮想通貨ファンドETF化を承認
米証券取引委員会(SEC)は、グレースケールのバスケット型ファンドのETF転換を加速承認。構成資産の約8割をビットコインが占めており、今後の仮想通貨ETF全体に追い風となる可能性も。
07/01 火曜日
16:00
UXLINKが実現目指すWeb3の大衆化、CEOが語る成長戦略|WebXスポンサーインタビュー
5500万人のユーザーを擁するWeb3成長支援プラットフォーム「UXLINK」。WebX 2025への参加を控え、同社CEOが日本市場への期待を述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧