CoinPostで今最も読まれています

ラテンアメリカ初のVISA連携仮想通貨デビットカード DASHが主導

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

VISA加盟店で仮想通貨決済可能に

仮想通貨ダッシュ(Dash)などが主導し、メキシコでVISAデビットカードを発行することが分かった。

ダッシュとメキシコで急成長している仮想通貨取引所Taurosとの提携で実現、Taurosモバイルアプリを使用して仮想通貨をペソに変換することで、メキシコの数百万の店舗でこのカードを使用して支払うことが可能になった。

銘柄ははっきり述べられていないが、Dash以外の仮想通貨もサポートしているという。ラテンアメリカで仮想通貨を利用できるデビットカードが発行されるのは初となる。

メキシコのTaurosユーザーはTauros.ioにログインしてVisaカードをリクエストできる。また、カードを受け取って支払いを開始したユーザーには、期間限定で購入に対して2%のダッシュをキャッシュバックして貰える特典が付与される。

Dash Core Groupの事業開発責任者Ernesto Contrerasは次のように声明を出した。

Dashユーザーは、通常のデビットカードを受け入れる何百万もの店舗でDashを利用できるようになった。これには、レストラン、オンラインショッピング、小売などが含まれる。

新型コロナ禍でソーシャルディスタンスが求められ、支払いの状況が変化したことを考えると、仮想通貨はより多くの製品や、より良いソリューションで使えるように進化する必要があり、それはパンデミック後のニューノーマルである、オンラインショッピングや低接触エコノミーを可能にしていく。

また、TaurosのCEO、Salvador Melendezは以下のように述べた。

Dashと一緒にデビットカードをリリースできることは、Taurosとメキシコの仮想通貨エコシステムにとって素晴らしいマイルストーンだ。

メキシコのエコシステムでは、仮想通貨を直接使用する方法に関心が高く、この製品が多くのユーザーの需要を満たし、私たちの成長の大きな推進力になると確信している。

CEOによると、最初の50枚のデビットカードをユーザーに配布するキャンペーンも行う。人々が仮想通貨を必要に応じて決済に使えるようにすることが大切で、カードはその最も簡単な方法だとCEOは付け加えた。
Dash Core GroupとTaurosは1年以上にわたって複数の製品開発について協力しあっているという。

欧州ではすでに大手取引所のデビットカードが存在

大手仮想通貨取引所では、バイナンスやコインベースも独自のデビットカードに取り組んでいる。

米コインベースは昨年4月にVISAデビットカードをローンチ、BTC、ETH、XRP、BCH、LTC、BAT、REP、XLM、ZRXに対応している。カードは、欧州連合の国を中心として利用可能だ。

コインベースのイギリス支部「Coinbase UK」責任者によればローンチ以来、昨年11月時点ですでにカードは何万人もの人々に利用されており、銀行口座のお金を利用するのと同じくらい容易に仮想通貨を使えるという。

バイナンスも先月、英国を含めた欧州でVISAデビットカード「Binance Card」をローンチすることを発表。

事前に仮想通貨を法定通貨に両替することなく、BTC、BNB(バイナンスコイン)、SXP(仮想通貨の売買や決済を提供するSwipeの独自仮想通貨)、BUSD(バイナンスUSD)を、200超の地域に及ぶ6000万以上の店舗で決済に利用できるようになる。

今後はBinance Cardを他の地域でも利用できるようにする計画もあるという。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
08:15
zkSync基盤のWeb3ゲーム企業Tevaera、野村などから7.7億円調達
TevaeraはzkSync上でレイヤー3のゲームチェーンを立ち上げる予定で、年内に200万人のプレイヤーと12人のゲーム開発企業をTevaeraエコシステムに参加させようとしている。
07:00
ジャック・ドーシー率いるBlock、店舗売上をビットコインに変換へ
新たに導入する予定の機能は「Bitcoin Conversions」というもので、Cash Appのアカウントを持つSquareのユーザーは、店舗収益の最大10%を仮想通貨ビットコインで受け取ることができるようになる。
06:10
米司法省、バイナンス創業者CZ氏に懲役36ヶ月求刑
仮想通貨取引所バイナンスの元CEOのCZ氏は自分の「不適切な決断」を謝罪し、自分の行動の全責任を受け入れる内容の手紙を2月に提出した判事へ提出したことが明らかになった。
04/24 水曜日
17:00
「BTCは上昇トレンドに入る可能性」SCB銀
仮想通貨ビットコインは再び上昇トレンドに入る可能性があるとスタンダードチャータード銀行が分析。今回もビットコインとイーサリアムの価格予想をしている。
16:23
Block社(Square)、ビットコイン採掘産業の分散化に向けて高性能チップを開発完了
デジタル決済企業ブロック(旧Square)が、3ナノメートル技術を採用した最新のビットコインマイニングチップ開発を完了。このプロジェクトはオープンソース化され、ビットコインマイニング業界の分散化を推進することを目指している。
15:09
WebX2024、最大73%割引の「開幕セール」終了まで残り1週間
株式会社CoinPostが主催する日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」にて、チケット販売を開始しております。2024年4月30日まで、最大73%割引のお得な開幕セールを実施中です。
14:35
米ブロックチェーン協会ら、仮想通貨業界の声をまとめSECを提訴
米ブロックチェーン協会とテキサス州暗号資産自由同盟は、米証券取引委員会が新たに制定したディーラー規則の阻止を求めて、SECを提訴した。
13:00
香港の現物ビットコインETF 4月30日にも発売かー報道
香港でボセラとハッシュキーキャピタルが提供するビットコインETFが取引を開始すると報じられた。2社の現物ビットコインETFは、価格安定性が高く、投資家に直接的な市場価格連動のメリットを提供する。
12:09
半値戻しのビットコイン、投資家心理改善で買い先行
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが66000ドル台まで反発し、50MA手前で一服した。イランとイスラエルを巡る中東リスク後退で米国株式市場でも買い戻しが先行しており、投資家心理が改善した。
12:00
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」、70日連続流入を記録
ブラックロックのビットコイン現物ETF「IBIT」が70日連続で資金流入を記録した。運用資産は約2.8兆円に達している。
11:00
リップル社、SECによる20億ドルの罰金提案を過大と反論
リップル社は、XRPをめぐるSECとの裁判で新たな書類を提出。リップル社に対して約3,100億円の罰金支払いを求めるSECの主張に反論した。
09:40
「BTC価格上昇は半減期から50〜100日後」QCP Capital
仮想通貨ビットコインの今後の価格が急上昇するのは半減期から50〜100日後であるとQCP Capitalが分析。また、Bitfinexも半減期後の相場レポートを公開した。
08:45
ソラナJupiter、DEXモバイルアプリ5月公開予定
既存のUltimateウォレットは5月22日から利用できなくなるため、その前に仮想通貨の一時的移転(PhantomやMagic Edenウォレット)を推奨した。
08:10
米国のイーサリアムETF上場申請、5月承認は見込み薄か
申請中の仮想通貨イーサリアム現物ETFの多くは5月に最終判断を迎える予定だが、多くのアナリストは承認の確率が低いと予測。背景には、イーサリアム財団への任意捜査で米SECがETHを有価証券に分類しようとしている点や、ビットコイン現物ETFが承認されてからまだそれほど時間が経っていない状況などがある。
07:10
ビットコインの機能を拡充する新提案が公開
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上でスマートコントラクトなどを実現する開発提案がBIP-420として公開。以前から関心を集めている提案の内容が改めて説明された。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/24 11:30 ~ 13:30
その他 オンライン
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧