- 仮想通貨市場
- 仮想通貨市場は、日にちを跨いで8日に差し掛かるタイミングで大きな暴落を記録。その中で長期的に下落していたXEMはコインチェックの会見内容を受け、多少価格を戻しました。
- 日米株式市場は引き続き貿易摩擦に関する報道で一喜一憂する展開に
- 日米株式市場は本日も引き続き、貿易摩擦に関する話題がマーケットの中心となりました。特、本日はサンダース報道官からカナダとメキシコが関税除外の対象となる可能性について言及があり、投資家が見極めに苦慮している状況です。 一方で日米のハイテクセクターには買いが中心に入りました。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は、日本時間7日から8日に変わる時刻で大きな下落を記録しました。
この時点でBinanceの取引所で、特定の通貨取引にて異常検知され、セキュリティシステムが発動し、出金が停止されたと公式が発表しています。
これによりフィッシング被害にあった可能性が浮上し、暴落へと繋がったと推測されます。
SECやCFTCで、仮想通貨に対する明確な対応が発表されたことで、市場規模が制限される可能性も悪い材料となった可能性もあります。
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またこの相場の中でも上昇を記録したNEMは、ハッキング事件が起きたコインチェックが、金融庁の2度目の業務停止命令を受け、記者会見を行い、XEM保証に関する具体的な日程を発表。
記者会見の内容も前向きだったことも好材料となりました。
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NY市場
- NYダウ 24,801.36(-82.76)
- NASDAQ 7,396.65(+24.64)
- S&P500 2,726.80(-1.32)
NY市場は高安まちまちで終了しました。昨日のNY市場の引け後にコーン氏辞任が伝わった為、寄り付き直後は材料を消化する展開で始まり、ダウは一時340ドル以上値下がりする場面もありましたが、引けにかけて値を戻す展開に。結局82ドル安で引けました。
また米のサンダース報道官は記者会見で国家安全保障上からカナダやメキシコを除外する可能性について言及。投資家も見極めに苦慮しています。
一方でナスダックは今回の関税に関する問題について、IT企業への影響はほとんどないとの見方もあり、プラス圏で取引を終えました。
今週発表される見通しの関税計画について、具体的なものが出てくるまでは報道にマーケットが一喜一憂する展開が続きそうです。
東京市場
- 日経平均21,368.07(+115.35)
- TOPIX 1,709.95(+5.99)
- マザーズ 1,206.24(+25.37)
8日の東京市場は主要三指数揃って上昇。米国の関税政策に関する警戒感が一服し、NY市場でナスダックが上昇した事を受けて、ハイテク銘柄を中心に買い戻しが入りました。ただ、決算期末を控えた国内機関投資家の利益確定売りなどで相場の上値は抑えられました。
個別銘柄ではエーザイが米のメルクと抗がん剤の開発で提携とのニュースが伝わり、9.84%の上昇で引け、日経225銘柄の中で寄与度としては2番目の高さとなったほか、東京エレクトロンが4.85%上昇となりました。
仮想通貨関連銘柄では、本日はビットバンクを持分法関連会社とするセレス(3696)が3.99%上昇。「ビジネスサイエンスAIラボで開発した人工知能(AI)によるアフィリエイト広告配信最適化技術をモッピーにて導入開始」との開示情報が材料となったようです。