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米証券取引委員会(SEC)公式声明:未登録の仮想通貨取引所は違法状態

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECが登録なし取引所が違法状態だとする声明を発表
米証券取引委員会(SEC)は、国内の仮想通貨の取引所はSECの登録なしでは違法状態である、との公式声明を発表し、SECへの登録を求めていく姿勢を示しました。
日本とアメリカの取引所管理の違い
日本は昨年10月より仮想通貨交換業者の制度を用い取引所管理が進んでいるのに対し、アメリカでは国と州で各々が規制制度が検討している関係で、日本ほど国による取引所の管理がうまくいっていません。

米国のSECが取引所に対して登録を求める

2018年の3月8日、アメリカの米証券取引委員会(SEC)は仮想通貨取引所に関する公式声明を発表しました。

この声明では仮想通貨取引所を利用する投資家、および取引所を営業する機関に対してそれぞれ注意喚起を行っており、仮想通貨の取引所に対しては有価証券に関する法的な問題を専門とするコンサルタント、およびSECのスタッフにコンタクトを取ることを推奨しています。

SECは今回の声明で、ICOなどで発行されている仮想通貨および仮想トークンは、連邦証券関連法に照らし合わせた際、”有価証券”の定義を満たしていると述べました。

その上で”有価証券”を取り扱うオンラインの仮想通貨交換プラットフォーム(以降仮想通貨取引所と記載)は”取引所(exchanges)”とみなされ、現時点では潜在的に違法状態であると警告。

対策として、国法証券取引所(National Securities Exchanges)としてSECの認可を受けるか、もしくはATS(Alternative Trading System)、あるいは証券ブローカーディーラーとして認可の免除を申請するべき、という見解を示しました。

現状では仮想通貨取引所が実装している買い、売りの処理、およびそれを反映したチャートの実装プロトコルはSECのチェックを経たものではなく、加えて仮想通貨取引所、という名前があたかもSECが公認した取引所である、という誤解を招くとしており、早期の登録申請を求めています。

日本とアメリカにおける認可制度の違い

日本では昨年2017年の資金決済法改正に伴い、仮想通貨取引所が営業を行うためには、”仮想通貨交換業者”というライセンスを金融庁から付与、もしくは申請途中であることが求められています。

2018年の3月時点では仮想通貨交換業者が16社、申請途中であることを示すみなし業者が16社となっています。(本日の業務停止命令や、申請取りやめで各申請社数の変動が予想されます)

それに対しアメリカ政府としては、取引プラットフォームを提供する仮想通貨取引所に対し、国の”銀行業”というステータスを付与することを昨年9月に発表していますが、いくつかのアメリカの州はそれとは別に州法の下での仮想通貨事業の認可を行っています。

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このように政府としての取り組みと州としての取り組みが一体化していない状況となっており、アメリカは日本ほど仮想通貨取引所の管理体制がうまく構築できていない、というのが今回の声明発表の背景にあると言えそうです。

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