ビットコイン投信手掛けるGrayscaleの親会社、包括的なマイニング事業を展開へ

DCGが新子会社を発表

米最大手仮想通貨(暗号資産)投資ファンド「グレースケール」の親企業で、業界屈指の持株会社であるデジタルカレンシーグループ(DCG)が、包括的なマイニング事業の展開を開始する。

完全子会社Foundryを通じて、新たにマイナーやマイニング機器メーカーに対し、専門知識や資本、市場戦略を提供する。DCGは2021年にかけて、Foundryに1億ドル(約106億円)超を出資し、マイニング関連事業の展開を図る。マイナーやマイニング企業は初めて、信頼できるパートナー探しや資金確保において、DCGの強固なネットワークを活用できるようになるとしている。

リリースによると、Foundryはビットコイン(BTC)のマイニング業界で資金を増やしたい、市場の効率性を高めたい、透明性を向上させたいといった企業の需要に応えるために創設された。現在は「マイニング機器の調達や購入時の資金融資」、「マイニングとステーキング」、「コンサルティング」の3つの事業を行っている。

創設以降、マイニングにおいてはすでに北米で最大規模のBTCマイナーとして注目されているという。他のマイニング企業のサポートでは、機器購入に数千万ドルの融資を行い、今年北米に送られたBTCマイニング機器のうち、およそ半分の確保をサポートした。

FoundryのCEOは、特に北米でマイニング事業をサポートしたいと説明。「我々はマイナーによるマイナーのための企業だ。業界を発展させることと分散型のエコシステムを作るというミッションを共有できる起業家とパートナーを組みたい」とした。

大手採掘機器メーカーBitmainのグローバルセールス・マーケティング責任者は、「我々のエンドユーザーに対する資金融資などFoundryの事業のおかげで、今年多くのマイニング機器を北米に届けることができている。これからもFoundryと協業して顧客を拡大し、より良いサービスを提供していきたい」と意欲を示した。

Foundryとしては今後、マイニング戦略をサポートする目的で、エネルギー業界の企業や各国政府との協業も計画している。

参考資料 : DCG


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