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中国決済大手UnionPayがローンチ予定の新モバイルカード、仮想通貨には対応せず

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

モバイルカードをローンチへ

中国決済大手UnionPayが、韓国の決済企業Danalとパートナーシップを締結し、プリペイド式のモバイルカードをローンチすることが分かった。中国メディア「South China Morning Post」が報じた。

モバイルカードはスマートフォンに表示させて決済に利用するものだ。今回発表されたカードはDanalの仕組みを介して支払いを行う。Danalは暗号資産(仮想通貨)Paycoinの開発を主導した企業だが、UnionPayの担当者によれば、「一部で仮想通貨対応のカード発行との報道があったが、仮想通貨で決済が行えるカードではない」としている。

このモバイルカードは今年中にローンチされる予定で、UnionPayが提携する、179の国・地域にある3000万超の販売店で利用が可能。UnionPayとDanalの間の清算は米ドルで行われる。

Paycoinは主に韓国人に利用されているが、Danalは先月にグローバルに利用できるアプリをローンチしており、自社のサービスを世界で利用できるようにする狙いがある。

なお、「South China Morning Post」はこのカードのローンチ時期や利用可能店舗数について、Paycoinに関する声明に説明があったが、その後に声明は削除されたとしている。詳細や理由は分かっていない。

また最初は「仮想通貨で決済ができるモバイルカードを導入する」という内容を報じた模様だが、その後に「仮想通貨には非対応」と内容を更新した。

Paycoinについて

Paycoinはeコマースや日常的な決済で利用されることを目的としており、手数料が安く、決済が速いことが特徴だ。

公式サイトによれば、開発のブロックチェーンにはHyperledger Fabricのフレームワークを利用。取引所ではUpbit、Coinone、Huobi、Liquidらがパートナー企業として名前が上がっている。

提携する販売店は6万超で、セブン-イレブン、ドミノ・ピザ、ケンタッキーフライドチキンなどが含まれる。

利用者登録人数は75万人で、月間アクティブユーザーは15万人だという。

参考:South China Morning Post

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