はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインは割安」 米ヘッジファンド界のレジェンドが見解

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Paul Tudor Jonesの見解

世界の株式市場や法定通貨の規模からすると、ビットコインの時価総額は未だ低すぎる…

米ヘッジファンド界のレジェンドPaul Tudor Jones氏(ポール・チューダー・ジョーンズ)は、Yahoo Financeのインタビューに対し、このような見解を述べた。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの時価総額が、より拡大する可能性を指摘した格好だ。

Jones氏は今年の5月に、2%に相当する自身の資産をビットコインに投資したことを明かしている。経営するチューダーBVIグローバルファンドを通じて、ビットコイン先物の取引を行っているなどでも、業界から注目を浴びた。

今回のインタビューで同氏は、「約3,600億ドル規模のビットコイン時価総額は市場を正確に反映していない」、「株市場では90兆ドル規模であるし、世界中にある法定通貨の数はもはや数えきれないほど多い」と指摘した。グローバルマーケットとして市場を確立しつつあるビットコイン取引と時価総額を根拠に、ビットコイン価格が未だ割安な状態にあると判断しているとした。

ビットコンの時価総額については、「価格が割安にある可能性が高く、今後の展望として長期的上昇は見込めるだろう」とした上で、ビットコイン時価総額を勘定するのは、インターネット黎明期にIT株の時価総額を定めることと同様に困難であるとした。

Jones氏は、今年10月のCNBCの取材でも、「ビットコインへの投資は、スティーブ・ジョブズ氏やアップル、グーグルへ投資することに似ている」と見解を述べていた。

アルトコインについて

仮想通貨セクターに参加しているほとんどの伝統金融はビットコインを中心に投資しているなか、Jones氏はアルトコインの将来性に関する見解も述べた。

「アルトコインは”工業用金属”に似ており、将来一定の市場価値が付く可能性があるが、私自身は資金を投じる先としてビットコイン一択だ

先日、ゴールド(金)を全て売却し、ポートフォリオに暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を追加することを宣言したGlobal Macro InvestorのRaoul Pal CEOも、Jones氏と同様の見解を述べている。

所有する仮想通貨をBTCが8割、ETHを2割の比率にしたことについて問われたPal CEOは、「パフォーマンスはETHの方が5倍上回ると思うが、値動きは正確には分からない。一方、BTCに投資を行うことは簡単だ」として、現在長期目線で資金を投じやすいビットコインの優位性を指摘した。

ゴールド売却し、ビットコインとイーサリアムへ投資──元GS幹部
リサーチ企業Global Macro InvestorのRaoul Pal CEOが、ゴールドを全て売却し、仮想通貨のビットコインとイーサリアムに投資すると宣言。両通貨の保有割合にも言及している。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:30
EUの仮想通貨税務透明性法DAC8、2026年1月1日に発効
EUの新たな税務透明性法DAC8が2026年1月1日に発効する。仮想通貨資産サービスプロバイダーは同日からEU居住ユーザーの取引データ収集を開始し、2027年9月までに最初の報告が必要となる。
07:35
ビットコイン現物ETF、4日連続で資金が純流出
仮想通貨ビットコインの米国の現物ETFは、23日の資金フローが約294億円の純流出で、これで4日連続の純流出となった。有識者が要因を分析している。
07:12
サークルを騙る偽の金・銀トークン化サイトが出現、同社が注意喚起
USDCステーブルコイン発行企業サークルを名乗る偽のプラットフォームが12月24日に登場し、トークン化された金と銀の取引を提供すると宣伝していた。サークルの広報担当者は偽物だと否定。
06:15
アーサー・ヘイズがイーサリアム売却継続、DeFiトークンに資金移動か
アーサー・ヘイズ氏が過去1週間で1800ETH以上のイーサリアムを売却し、仮想通貨ENA、PENDLE、ETHFIなどのDeFi銘柄に資金を振り向けている。ポートフォリオのリバランス計画の一環とみられる。
05:50
マウントゴックスハッキング容疑者関連ウォレット、177億円相当ビットコインを売却か
マウントゴックスハッキング容疑者に関連するウォレットが過去1週間で1300BTCを取引所に送金した。10月以降の総売却額は2300BTCにのぼる。
12/24 水曜日
17:57
2025年の調整局面 過去サイクルの「仮想通貨の冬」との違いは?
2025年後半、仮想通貨市場は調整局面を迎えている。しかし過去2度の「冬」とは決定的に異なることがある。トランプ政権の支援、ETF普及、規制整備が同時進行。従来の4年サイクルが崩れる可能性も。2026年の市場展望を専門家の見解とともに解説する。
16:51
ガーナで仮想通貨取引が合法化、2024年取引高は4700億円規模
アフリカのガーナ議会が仮想資産サービスプロバイダー法案を可決し、約300万人が利用する仮想通貨取引を正式に合法化。中央銀行がライセンス発行・監督を担当し、2024年の取引高は4,700億円規模。個人の取引を保護しつつ、事業者には厳格な規制を適用する新たな枠組みを解説。
14:17
ビットコインとイーサリアムに資金集中 仮想通貨市場は年末調整局面へ=Wintermute分析
大手マーケットメーカーWintermuteの分析によると、仮想通貨市場ではビットコインとイーサリアムへの資金集中が加速。機関投資家は夏以降一貫して買い圧力を維持し、個人投資家もアルトコインから主要通貨へローテーションを開始している。
13:25
取引所クリプトドットコム、スポーツ予測市場でトレーダー募集 利益相反の懸念も
仮想通貨取引所クリプトドットコムがスポーツ予測市場のトレーダーを募集している。流動性提供を担当する職務内容だが、利益相反に当たるとの議論も浮上している。
10:20
ブラックロック、ビットコインETFを「今年の3つの投資テーマ」に選出
最大手資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ビットコイン現物ETF「IBIT」を2025年の上位3つの投資テーマに選出した。米国債などと並ぶ投資先として位置づけている。
09:46
コインベースがベース経由でSOL入出金に対応
コインベース取引所が23日、ベースネットワーク経由でのSOL入出金機能を開始。チェーンリンクとの協力により、外部ブリッジを使わずソラナとベース間の直接送金が可能に。ただし日本を含む一部地域では利用制限あり。
09:45
IMF「エルサルバドルのBTCプロジェクトに関する議論は継続中」
IMFは、エルサルバドルに関する職員の報告を公開。報告は40カ月間の中期融資制度のレビューに関する内容で、同国の仮想通貨ビットコインのプロジェクトにも言及している。
08:30
米Amplify ETFs、ステーブルコインとトークン化特化の新ETFを上場
米Amplify ETFsがステーブルコイン技術とトークン化技術に投資する2つの新ETFを発表した。ステーブルコイン市場は2030年に3兆7000億ドル、トークン化資産は3兆6000億ドルへの成長が見込まれている。
07:20
ロシア中銀、適格投資家以外の仮想通貨購入の認可を政府に提案
ロシア中銀は、仮想通貨規制のコンセプトを考案して政府に対して法改正の提案を行ったと発表。提案の内容や今後の計画を説明している。
06:55
ソラナ特化型ウペクシ社、シェルフ登録で柔軟な資金調達体制を構築
米上場のソラナ特化型企業ウペクシが米SECにシェルフ登録届出書を提出し、未使用のエクイティラインを解約する計画を発表した。資本調達の効率性向上とコスト削減を目指す動きとなる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧