CoinPostで今最も読まれています

ビットコインキャッシュ:5月のハードフォークで32MBに拡張予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインキャッシュ、ハードフォークし、新型ソフトウェアへアップデート
ビットコインABCでビットコインキャッシュ開発を行うSéchet氏は、5月にビットコインキャッシュがハードフォークし、新たな発展をもたらすと発表しました。
ブロックサイズとオペコードの改良
新型ソフトウェアにアップデートすることで、ブロックサイズは大容量(8MB→32MB)になり、迅速な取引が可能になります。オペコードは、書き換えのみならず、付け加えもされる見込みです。

ビットコインキャッシュが5月にハードフォーク

ビットコインABCでフルノード開発者として先導をきるAmaury Séchet氏(以下、Séchet氏)は、ビットコインキャッシュ(BCH)が5月15日(※あくまで予定、ブロック数で変動)にハードフォークし、いくつかの修正と共に、より大きなブロックサイズの承認が可能になることを明らかにしました。

開発者は、声明を発表しました。

最新の11ブロックのタイムスタンプ時の値が、1,526,400,000よりも大きい場合、新たなコンセンサス規則が次のブロックから適用されます。

正確な作動時間はブロックが発見されたタイミングによって変わります。

相違点: ブロックサイズとオペコード

2つの主な特徴としては、即座に行われる承認と拡張性が挙げられています。

新フォークのおかげで、容量が増加し、迅速な取引が可能になり、ブロックサイズは32MBまで拡張する見込みです。

3月に日本で行われたSatoshi’s Visionでのインタビューで、Séchet氏は、拡張の変更を“Paypalレベルの容量の支払い”を可能にしたと説明し、以下のように付け加えました。

オペコードは、書き換えのみならず、“イーサリアムのような特徴”も取り入れました。

その特徴として、最新版のオペコード(機械語の命令の識別番号のこと)や、コインを識別するためのテクノロジーや基礎的なスマートコントラクトを導入する可能性があります。

Séchet氏によると、複数のプロトコルの実装は、様々なことを円滑に作動することで重要だそうです。

複数のプロトコル実装を用意しておくことが重要な2つの理由の内、1つ目は技術的理由です。

1つの実装で作動不良が起きた場合、他の実装を用意しておけば、ネットワークを作動しつづけることができます。

Séchet氏は、複数のプロトコル実装は独占を避け、公平性を促進させる目的もある、と説明しました。

私は、複数のプロトコル実装により独占を避け、公平性を大事にすることは素晴らしいことだと思います。

もし1人の利用者が悪知恵を働かそうとするならば、その人は市場シェアを失い、他の利用者が利益を得ることになります。

これによって市場にいる全ての人が誠実でなくてはならない状況を作り上げるのです。

New Protocol: Bitcoin Cash to Hard Fork in May 2018

April 6, 2018 by Conor Maloney

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア