はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

4/25(水)|仮想通貨市場は一時反落・昨年急騰したGW前後が分水嶺になるか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
中期的な暴落後の戻し相場にて2週連続陽線を形成、陽線継続でほとんどの仮想通貨に上昇トレンド期待が台頭しています。しかし、本日午前にレジスタンスラインで跳ね返されたことで、短期では利確売りなどに押される形で一旦下目目線に進行中です。
日米株価市場
キャタピラーの決算発表が嫌気された事が要因で、NY市場、東京市場ともに主要指数で株安の展開に。その他、米国長期金利が4年ぶりに3%を超えた事などが要因で、為替はドル高円安方向に進みました。

仮想通貨市場

中期的な暴落後の戻し相場では、2週連続陽線を形成。陽線継続により、数多くの仮想通貨が上昇トレンド期待を見込める状況に。

ただ直近の値動きでは、本日午前にレジスタンスラインで跳ね返されたことで、一旦下目目線に進んでいます。

100万円付近はサポートラインとレジスタンスライン混在しており、一旦相場の動きが止まりやすい地点とも考えられます。

この後予想される2パターンの値動きを簡単に考察してみました。

上昇シナリオ

底値から約2週間に渡って上昇し、今後の値動きに対する重要なポイントである100万円付近。

このまま上昇トレンド継続で価格を押し上げていくか、しばらく現在価格付近を推移しつつ再度本日最高値の106万円付近をトライできれば、一段高となる112万円付近まで上昇していく可能性もあるでしょう。

下落シナリオ

ここ2週間上昇傾向で進んでいましたが、100万円ラインで上抜けの勢いが失速した場合、最大で半値戻しする可能性もあります。

価格推移は、おそらく今週末あたりが分水嶺となるでしょう。

考察

3-4月で底値を形成した後、一旦レジスタンスラインに跳ね返され値動きが少ない状態にありますが、このまま上昇が一服するか否かの際どい位置にあります。

週末に向けて仮想通貨相場のボラティリティが再び激しくなる可能性がありますので、分岐点を見極めて慎重なトレードを心がけていく相場だと言えるでしょう。

1年前同様に、株式市場の閉まるGW前後に急騰を始めるのか、それとも全く異なる動きを見せるのか注目です。

Litecoinの相場

ライトコインの相場状況は、上記のチャートで確認すると巨大な三角形を形成しようとしており、三角形のラインを抜けると大きな上昇トレンドの始まりが起こる可能性があります。

ただし、さらにサポートラインを割り込み、下落し始める可能性もあるので注意が必要です。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄では、国内最大手の仮想通貨取引所「コインチェック」を傘下に収めた「マネックスグループ(8698)」が、-6円安。

ピーク時と比較すると出来高が一服したとは言え、それでも全上場銘柄中3位となる6,800万株をこなし、依然として旺盛な取引量を示しています。

明日16日には、決算および「投資家向けのオンライン決算説明会」を控えており、コインチェックの業績開示など関連情報の有無について、株式市場のみならず仮想通貨市場からも高い関心を集めています。

また、dAppsゲームへの参入を発表している「モバイルファクトリー(3912)」が、前引け後に決算を発表。

1Q売上高1.8%減、営業益40.3%減で着地したことが嫌気され、-13.24%と大幅安になりました。

同社は、「ブロックチェーン関連サービス」に関して、3段階のフェーズで今後の⾒通しを発表。ブロックチェーンゲームについて研究・開発を進めるに伴い、以下3点の課題が浮き彫りになったとしています。

  • 1回のトランザクション(取引)の手数料が高いこと(例:1アイテム購入につき数百円の手数料)
  • スマートフォン等のモバイル環境での動作が想定されていないゲームが大半であること
  • 開発環境の構築や独自言語の習得によるディベロッパー参入障壁が高いこと

これらの課題を解決するため、モバイル環境に対応した仮想通貨ウォレット「pochi -ポチ-」など、”ゲームだけでなくアプリケーションプラットフォームやモバイル対応の仮想通貨ウォレットを提供予定”とし、分散型(非中央集権的)エコシステムの構築を目指すとしています。

出典:モバイルファクトリー公式

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報一覧は、以下の記事を参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ:24,024.13(-424.56)
  • NASDAQ:7,007.35(-121.25)
  • S&P500:2,634.56(-35.73)

日本時間25日明朝(米国時間24日)に引けたNY株式市場は主要三指数揃って上昇。

決算発表でキャタピラーが市場予想を超える内容であったものの、同社幹部が業績見通しに対して、今回の内容が今年のピークであるとの見通しを示すと、株価は急落。

同社の下落の影響が市場全体に波及に波及した事で、ダウの下げ幅は一時600ドルを超える場面もありましたが、結局424ドル安で終わりました。

カンファレンスボードが発表した消費者信頼感指数が市場予想を超えたほか、インフレ懸念が強まった事で米国長期金利が4年ぶりの3%を超えた事への市場の反応は限定的でした。

個別では、スリーエムが1株利益予想を引き下げた事で、6.83%の下落となった他、ボーイングも2.89%下落。ゼネラル・エレクトリッウ、ベライゾン・コミュニケーションズなどは上昇し、ダウを支えました。

東京市場

  • 日経平均 22,215.32(-62.80)
  • TOPIX 1,767.73(-2.02)
  • マザーズ 1,140.70(+0.04)

25日の東京株式市場は高安まちまち。

日経平均とTOPIXが下落した中、マザーズは終値ベースで前日と変わらずでした。

NY市場の流れを受けて、東京株式市場でも日立建機やコマツなどの建設セクター、機械、海運などが売られて相場全体の重しとなり、日経平均は62円安となりました。

一方で日米金利差拡大からドル高円安方向に為替が動いた他、日銀のETF買いの観測など、ポジティブな材料も見られた事で、日経平均株価が22,100円を割るような局面では、押し目買いが入る場面も。

東証一部売買代金は2兆4679億円となり、個別では大塚ホールディングスが、ADPKD治療薬「ジンアーク」が、米国食品医薬品局から販売承認を取得した事が材料視され、5.5%高。

その他、新日本無線が大幅増益などが好感され、東証一部上昇率トップに。その他、東光高岳、鉄建なども上昇しました。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/31 水曜日
14:00
ブラックロックの2026年投資展望 AI投資が米株式市場を牽引、ステーブルコインは金融の架け橋に
ブラックロックの2026年投資展望レポートでは、AI関連投資が米国株式市場を牽引し、生産性向上で171兆円の経済効果が見込まれると分析した。また、38兆円規模に成長したステーブルコイン市場について決済システムへの統合が進み、トークン化された金融システムへの第一歩となると見ている。
12:00
2026年末のビットコイン価格はどうなる?有識者7人に予想を聞いた
ビットコイン2026年末価格予想を暗号資産(仮想通貨)業界の著名人7人が回答した。平均は12.3万ドルで約40%の上昇見込み。FRB政策、機関投資家参入、半減期アノマリー崩壊など注目ポイントを分析。強気派と慎重派の見解を比較し、相場の行方を占う。
11:00
仮想通貨TOP20と国内発トークン、25年の騰落率は
ドナルド・トランプ氏の米大統領就任やビットコインの最高値更新があった2025年。本記事では同年の時価総額上位銘柄と国内発プロジェクトのトークンの年間騰落率をまとめている。
10:00
激動の2025年 仮想通貨の時価総額トップ20、過去8年間における順位変動は
2025年はビットコインが12万ドルを突破した。仮想通貨に肯定的な米トランプ政権が始動した1年を終えるにあたり過去8年間において仮想通貨の時価総額の順位がどのように変動してきたかを振り返る。
12/30 火曜日
14:00
米カリフォルニア州の超富裕層への「5%資産税」に業界猛反発 仮想通貨起業家流出の懸念も
米カリフォルニア州で純資産10億ドル超の富裕層に5%課税する提案が行われ、Kraken創業者やBitwise CEOをはじめとする仮想通貨・テック業界リーダーが強く反発し、警告を発した。株式、不動産、仮想通貨などを対象とし、未実現の含み益にも課税される点が問題視されている。
14:00
コインベース・ベンチャーズが注目する2026年の仮想通貨4大トレンドとは
米最大手コインベースの投資部門コインベース・ベンチャーズが2026年に積極投資する4分野を発表した。RWA永久先物、専門取引所、次世代DeFi、AIとロボット技術など、次のブレイクアウトが期待される仮想通貨領域について紹介。
12:32
ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中 
ビットマインの仮想通貨イーサリアム保有量が411万枚に到達した。年末の価格下落を好機と捉え買い増しを行っている。2026年には独自ステーキング基盤も公開予定だ。
10:00
2025年の仮想通貨市場を重要ニュースから振り返る
2025年は仮想通貨を支持するドナルド・トランプ氏が米大統領に就任し、相場は米国の動向から大きな影響を受けた。本記事では、ビットコインの最高値更新など1年間の重要ニュースを振り返る。
09:50
仮想通貨投資商品、先週700億円超の純流出 XRP・ソラナは好調維持=CoinShares
仮想通貨投資商品から先週700億円超が流出した。CoinSharesは投資家心理がまだ完全に回復していないと分析した。一方で資産別ではXRPとソラナへの流入は好調だった。
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧