GMOコインにネム上場
国内大手仮想通貨(暗号資産)取引所GMOコインは23日、21年6月23日(水)より、「取引所(現物取引)」サービスにて、ネム(XEM / NEM)を追加することを発表した。
【取引所(現物取引)取引ルール】
■最小注文数量(最小注文単位)
1 XEM / 回
■最大注文数量
50,000 XEM / 回
■最大取引数量
500,000 XEM / 日
ネムとは
ネムは、国や政府に縛られることのない新たな経済の仕組みを構築することを目的としたプロジェクトで、英語表記の「NEM」は、New Economy Movement(新しい経済運動)の略称とされる。現在の時価総額は、CoinMarketCap75位の9.8億ドルで、円建て価格は約12円で推移する。
ネムのエコシステムには、XEMが流通する「NEM NIS1(NEM)」と、ネムの大型アップデートで今年3月に誕生したSymbolチェーンのネイティブトークン「XYM」の2つが存在する。
ネムが個人を含むコミュニティ主導のブロックチェーンプラットフォームとして機能しているのに対し、Symbolはエンタープライズ(企業や公的機関)のブロックチェーンに対するニーズに特化したプラットフォームとして開発が行われているのが特徴だ。
現時点でXYMは、国内取引所ではZaifのみに上場している。
関連:仮想通貨シンボル(XYM)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性
GMOコインは、東証1部上場企業であるGMOインターネットグループの仮想通貨取引所であり、豊富な金融ノウハウを持つほか、仮想通貨の取扱数は12種類と国内でも豊富に取り揃えていることが特徴。今回のネムの新規取り扱いにより、現物の取扱銘柄は以下の6銘柄となった。
- BTC
- ETH
- BCH
- LTC
- XRP
- XEM