はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

マイニング大手Poolin、ビットコインなどの採掘トークンの支払いを一時停止

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイニング機器の輸送に伴う措置と説明

大手暗号資産(仮想通貨)マイニングプールのPoolinは、Mars Project(火星プロジェクト)についてビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)のハッシュレートトークン(採掘トークン)の支払いを一時停止すると発表した。

公式ブログによると、中国での取締り強化を受け、マイニング機器を輸送する必要があるためだとしている。現在、北米とカザフスタンで新しい施設を確保するために動いている模様だ。

今回、pBTC35AとpETH18Cというハッシュレートトークンについて、支払いの一時停止が行われる。ハッシュレートトークンとはハッシュレートを表しており、トークンを購入しステーキングすることで、採掘されたビットコインやイーサリアムの収益を得ることが出来る仕組みだ。

これらのトークンは、イーサリアム基盤の大手DEX(分散型取引所)のUniswapなどで取引されており、個人投資家でもマイニングに参加することが出来ることが利点として利用されている。

火星プロジェクトチームらは海外展開を視野に入れて行動しているという。試験用の機器は既に5月から海外に送られている。

こういった状況の為、チームは全てのpBTC35A、pETH18CにおけるwBTC/ETHの支払いを停止することを決断した。マイナーの移動のために、推定されるスケジュールによって最大で60日間停止する。

マイニング機器の輸送には35~40日程度かかると予想されている。機器が届き次第、再び稼働される模様だ。

ハッシュレート

ハッシュレートとは、マイニングの採掘速度のこと。

▶️仮想通貨用語集

中国からの流出続く

中国ではマイニング産業の盛んな一部地域で仮想通貨マイニング事業を廃止に追い込む動きが出てきている。

マイナーが操業停止に追い込まれているのは、新疆ウイグル自治区や青海省、四川省など。それに伴い、ビットコインなどのハッシュレートも大きく低下している。

背景には、世界的な脱炭素への取り組みの中で、中国国内でも特に火力発電が盛んな地域でのマイニングが問題視されており、中国国家発展改革委員会(NDRC)などの政府当局が動いている。

中国の四川省は水力発電が盛んなことによる安価な電力が多くの大手マイナーを集めてきたが、Poolinは「短期的には四川省の水力発電によるマイニング施設に頼ることが出来なくなった」とブログで語った。

関連:ビットコイン市場に影響を及ぼす中国の仮想通貨規制、直近の動向まとめ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/08 火曜日
16:41
リミックスポイント、代表取締役の報酬を全額ビットコイン相当で支給へ
リミックスポイントが代表取締役社長の役員報酬を全額BTCに換算して支給すると発表。株価とBTC価格の連動性を活用し株主と経済的価値を共有する。
13:00
仮想通貨投資商品のAUM、過去最高27兆円を記録もビットコイン投資家は慎重姿勢か=CoinShares
CoinSharesは、仮想通貨投資商品のAUMが過去最高の27兆円を記録したと報告。先週は1,520億円が流入し、12週連続で流入超過。ビットコイン・イーサリアム商品が牽引している。
11:44
ビットコイン最高値更新ならず小幅下落、米議会「仮想通貨ウィーク」で重要法案採決へ
ビットコインは前日比-0.67%の117,767ドルで推移。機関投資家の資金流入は12週連続で10億3,000万ドルを記録し、運用資産残高は過去最高の1,880億ドルに達した。米7月14日からは米議会で「仮想通貨ウィーク」が開始され、市場構造法案とGENIUS法案の採決が予定されている。
11:20
トランプミームコイン、トロンネットワークに展開 アンロック予定も
公式トランプミームコインがトロンネットワークに拡大。USD1ステーブルコインとの取引ペアを開始。プロジェクト内部者による売却とトークンアンロックで価格圧迫。
10:40
AI企業コアウィーブ、約1.3兆円でビットコイン採掘大手コア・サイエンティフィックを買収へ
AI特化クラウドプロバイダーのコアウィーブが、仮想通貨マイニング企業コア・サイエンティフィックを買収する計画だ。1.3GWの発電能力を獲得し、AIとHPCワークロードを強化していく。
09:55
「ビットコインが暴落した時は買い増しの好機」金持ち父さん著者キヨサキ、強気姿勢を維持
『金持ち父さん貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏は、仮想通貨ビットコインに対して改めて強気な見方を示した。暴落した時は買い増しの好機だとXに投稿している。
09:35
ジャック・ドーシー、ビットコイン送信対応のオフグリッドメッセージアプリ「Bitchat」を発表
ジャック・ドーシー氏が先週末にビットチャットを開発。Bluetoothメッシュネットワークで完全分散型通信を実現。インターネット不要で検閲耐性を持つ。
08:25
TON財団、UAE「ゴールデンビザ」プログラム否定後にマーケティング担当VPを急募
TON財団がゴールデンビザプログラムをUAE政府に否定された後、マーケティング担当副社長を募集。10万ドルステーキングプログラムは政府の認可を受けていないと判明。
07:40
ソラナ基盤パンプ・ファン、4日後にPUMPトークン上場予定 ライバルのレッツボンクが首位奪取
ソラナ系ミームコイン工場パンプ・ファンが7月12日にPUMPトークンを上場予定。一方、競合のレッツボンクが24時間取引量でパンプ・ファンを初めて上回った。
07:15
米国の仮想通貨現物ETF、次の商品のローンチは秋の初めか
米SECが新たに仮想通貨のETFを承認するのは、秋の初めごろになる可能性があるとの見方が上がった。SECは現在、XRPやドージコインなどの複数の現物ETFの承認判断を延期している。
07:05
米上場Bit Digital、企業資産をビットコインからイーサリアムに転換完了
米上場企業ビット・デジタルが企業資産のイーサリアム完全転換を発表。280BTCを売却し10万ETH超を保有。株価は一時20%急騰し時価総額10億ドルまで拡大。
06:25
売却ではなくアドレス更新か、14年以上動かなかった1兆円相当のビットコイン移動の謎
14年間動かなかった8万BTC超(1兆円相当)が先週末に移動。アーカムや有識者は単純なアドレス更新の可能性を指摘。売却の兆候は確認されていない。
06:00
ストラテジー、42億ドル資金調達発表 3カ月ぶりビットコイン購入見送りも
マイケル・セイラーのストラテジーが優先株発行で42億ドル資金調達を発表。先週は3カ月ぶりに仮想通貨ビットコイン購入を見送り。650億ドル相当のビットコイン保有を維持。
05:35
米政府関連ウォレットが3200万円相当ETHをコインベースに送金、仮想通貨準備金関連か?
米政府関連ウォレットが7月8日に仮想通貨イーサリアムをコインベースに送金。売却ではなく保管目的との見方も。
07/07 月曜日
19:35
Mofu Mofu NFT:東宝がWeb3参入、SaltSweeetと創るIPプロジェクト
東宝アニメーション支援のもと、SaltSweeetが開発するMofu Mofu Music CaravanのNFTが7月11日ローンチ。3ヶ月返金保証付き「流動性担保型ミント」で安心参加が可能。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧