はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨リスク(LSK)、大型アップグレードv3の移行日時を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リスクの大型アップデート

暗号資産(仮想通貨)のリスク(LSK)は、大型アップグレードとなる「Lisk v3」のメインネット移行の予定日を明らかにした。v3のテストネットでの成功を受け、正式な日程が決定されたという。

予定日は日本時間で8月21日の17時(21st of August, 10am CEST)ごろと推定されており、ブロック高では16,270,292となっている。

なお、ネットワークが正常に実行されることを期すため、移行は段階的に行われることが予定されている。そのため移行前のデリゲート選択は1週間(ブロック16,332,092まで)の猶予があるという。

また、フルノードも1週間を待つ必要があり、21日から一週間後となる28日(201ブロック先)に、Liskメインネットv2ブロックチェーンのスナップショットが実施され、v3のジェネシスブロックが生成される。

移行のプロセスには2時間ほどかかることが見積もられている。

新機能、パフォーマンス改善など

Lisk Core v3では、様々な機能の改善や新機能の導入が予定されている。

パフォーマンスの改善については、トランザクションの処理能力(TPS)について、v2と比較して5倍に向上するとのテスト結果が得られているという。

プロダクトの名称としては、Lisk Core 3.0.0、Lisk Service 0.4.0、Lisk Desktop 2.0.0、Lisk Migrator 1.0.0の4つが本番環境で使用可能になる。

Liskの新機能等はLisk Improvement Proposal(LIP)という形式で提案されており、v3には番号0001~0036のLIPが含まれている。

プロトコルの主要な変更としては、アカウント(口座)の最低保有量(0.05 LSK)や動的手数料の導入、マルチ署名トランザクションなどがある。

コンセンサスアルゴリズム(dPoS)関連では、デリゲート投票でトークンがロックされること、被委任者の不正行為を罰する仕組みなどが含まれている。

DPoS(委任型プルーフ・オブ・ステーク)

取引の承認が少数の被委任者に委任されて行われる形式のコンセンサスアルゴリズムで、暗号資産保有者が被委任者の投票を行う。PoSに比べトランザクションの高速処理などが期待できる。

▶️仮想通貨用語集

相互運用性ソリューション

v3で導入される4つの特徴についての研究は、2020年5月に完了したことが発表されていた。

関連Lisk財団、5月22日開催の大型イベントで「相互運用性ソリューション」発表へ

その内容はセキュリティと信頼性、ネットワークエコノミクス、ネットワークコンセンサス、ネットワークの長寿化の4つになる。

関連:仮想通貨Lisk公式寄稿:ブロックチェーンの相互運用性までの研究を全て完了

メインネットの移行後について、Liskは相互運用性(インターオペラビリティ)のソリューションに取り組んでいくとしている。

すでに、2021年5月に相互運用性(インターオペラビリティ)ソリューションを公開し、8つのロードマップ目標を発表した。

他ブロックチェーンとの接続を可能にする相互運用性は、エコシステムの拡大に貢献する重要な要素となる。発表によると、相互運用の候補としてはイーサリアム、ポルカドットが挙げられている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05:45
カザフスタン、仮想通貨の国家準備金創設へ 犯罪没収資産と国営マイニングで調達
カザフスタン中央銀行のスレイメノフ総裁が30日、犯罪事件で押収した資産と国営マイニング事業で得たビットコイン・仮想通貨を原資とする国家準備金創設計画を発表した。
05:30
ストラテジー社、約770億円でビットコイン追加購入 『ラッセルトップ200指数』入りも
米ストラテジー社は30日夜、6月22日から6月29日の間に総額765億円を投じて、4,980 BTCを購入したことを報告。前週購入数の20倍となった。
06/30 月曜日
17:30
ポンタポイントで暗号資産運用体験「Pontaビットコin牧場」開始 総額1,000万円キャンペーンも実施
BACKSEATとロイヤリティマーケティングが、Pontaポイントで暗号資産の運用体験ができるサービスを開始。実際の売買は行わず、ゲーム感覚で楽しめる。
15:52
仮想通貨は「やめとけ」って本当?損失回避のカギとなる4つのリスクと対策を紹介
仮想通貨=危険という印象の背景 「暗号資産(仮想通貨)=危険」という先入観は依然として根強く残っています。激しい価格変動やセキュリティ事故などのネガティブなニュースが注目を集め…
14:26
『ビットコイン財務戦略の成功は少数企業に限られる』Breedレポート、ストラテジー社の先行事例に注目
仮想通貨VCのBreedがビットコイン財務戦略企業についての記事を発表。弱気相場が到来した場合、株価プレミアムを維持できる企業は少数だとの見解を示した。
12:54
メタプラネット、1,005BTC追加購入 ビットコイン保有量は上場企業5位に
156億円分を追加購入 株式会社メタプラネットは6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、1,005BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,…
12:16
暗号資産とは?広がりと注目の背景を初心者向けに解説
ビットコインや暗号資産はなぜ今、国家や企業から注目されているのか?世界的な広がりとその背景を、初心者にもわかりやすく解説します。
11:30
仮想通貨にまつわる5つの誤解|“しくみ”と考え方を整理する
仮想通貨に対する5つの誤解を、初心者向けにわかりやすく解説。簡単な答えと詳細な背景で正しい理解をサポートします。
11:21
堅調推移のビットコイン過去最高値に迫る、米株指数上昇で強気ムード継続
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+1.1%の1BTC=108,590ドルに。 過去最高値は、今年5月に記録した112,000ドル。 先…
09:23
米タイム誌『最も影響力のある企業100選』にコインベース、仮想通貨業界の政策牽引で選出
米TIME誌が発表した「最も影響力のある企業100選」に米国の仮想通貨取引所最大手であるコインベースが選出された。株価は先週最高値を更新した。
06/29 日曜日
14:27
コインチェックの使い方・メリットと口座開設手順、アプリ活用法を解説
東証1部上場企業マネックスグループ傘下の仮想通貨取引所コインチェックについて、投資家目線でオススメする3つの注目ポイントを紹介。ビットコインのほかリップル(XRP)やネム(XEM)など多数のアルトコインを取り扱うなど、サービス充実度は目を見張るものがある。
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:28
BTCイールドとは?一株あたりのビットコイン量で企業価値を測る理由
BTCイールドはマイクロストラテジーが提唱し、メタプラネットも採用する“一株あたりのビットコイン保有量”で企業価値を捉える新指標。株式希薄化リスクやメリット、実際の数値をわかりやすく解説します。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧