Lisk財団、相互運用性ソリューション発表へ
暗号資産(仮想通貨)リスク(LSK)の開発を手がけるLisk財団が、21年5月21日から22日にかけて大型イベント「Lisk.js」を開催することがわかった。
当イベントでは、Liskブロックチェーン上の相互運用性に関わる情報が発表予定だ。
Lisk.jsのハイライト(主な予定)は以下の通り。
- Liskの相互運用性ソリューションについて解説、全てのLIPの発表
- Lisk Core 3.0.0のリリースと導入済みの28のLIPなどの詳細
- デベロッパーエクスペリエンスが改善されたLisk SDK 5.1.0のショーケース
- 新しいLisk開発者プログラムの紹介
- オンライン・ハッカソンのアナウンス
Lisk.jsは、19年11月に続き、2回目の開催となるリスクのブロックチェーン開発者向けの大型イベント。
リスクSDK(ソフトウェア開発キット)を活用したブロックチェーンアプリの構築方法やインターオペラビリティ(相互運用性)に関わるLIP(Lisk Improvement Proposal:改善提案)、開発のロードマップ等が披露される。
リスクのSDKを活用したブロックチェーンアプリの開発方法を学ぶ機会や、相互運用性に関する議論の聴講、コミュニティーメンバーのブロックチェーン・アプリに感化される機会がある。
当イベントは世界中の全ての開発者のみならず、ブロックチェーンに関心を持つ人やコミュニティーを対象にしており、2日間に渡り全てオンライン上で開催される。ドイツ(中央ヨーロッパ時間)の首都ベルリン市内のイベント会場Kühlhausから生配信されるため、公式サイト上の時間とは一部日本と時差が生じる点は留意しておきたい。
発表されている暫定スケジュールは以下の通り。(日本時間換算したもの)
1日目(日本時間換算)
時間 | 内容 |
---|---|
午前1時 – 1時10分 | Lisk.js 2021の紹介(Max Kordek氏) |
1時10分 – 2時5分 | Liskの相互運用性ソリューションについて(リサーチチーム) |
2時5分 – 2時15分 | Liskの新たなリサーチロードマップの発表(Jan Hackfeld氏) |
2時15分 – 2時20分 | 休憩 |
2時20分 – 2時35分 | 開発に関わる発表とアナウンス(開発チーム) |
2時35分 – 2時45分 | Lisk SDKの開発者エクスペリエンスの改善(開発チーム) |
2時45分 – 2時55分 | Lisk開発者プログラムとオンライン・ハッカソンの発表(Monica Tartau氏) |
2時55分 – 3時15分 | Lisk財団CEOの基調講演(Max Kordek氏) |
3時15分 – 3時20分 | 休憩 |
3時20分 – 3時50分 | 質疑応答(Q&A) |
2日目暫定スケジュール(日本時間換算)
2日目はブロックチェーン開発者に向けた内容となっている。
時間 | 内容 |
---|---|
18時 – 21時 | Lisk SDKを活用したブロックチェーンアプリの開発(開発チーム) |
21時 – 23時 | Lisk相互運用性ソリューションの深堀り(リサーチチーム) |
23時 – 24時 | ブロックチェーンアプリのショーケース(Liskコミュニティ) |
イベント参加の予約はこちらから可能だ。Eメールアドレスを登録すると、無料で参加チケットを確保できる。
登録はこちらから関連:仮想通貨リスク(LSK)とは?ロードマップから今後の将来性を解説|Lisk Japan寄稿