はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨市場に参入か、米資産運用大手フランクリン・テンプルトン

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨業界に参入か

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)は、暗号資産(仮想通貨)に関連した人材を募集していることが分かった。

ビジネス向けSNS「LinkedIn」の同社のページによると、現時点で確認されている求人は「トレーダー」と「リサーチアナリスト」。求人内容からは、フランクリン・テンプルトンが仮想通貨の金融商品をローンチする可能性も窺える。

公式サイトによると、フランクリン・テンプルトンは2020年12月末時点の資産運用額が1.5兆ドル(約165兆円)に上る大手資産運用企業。機関投資家から個人投資家まで幅広いをクライアントを抱え、70年以上も投資家をサポートしてきた実績を持つ。

トレーダー業務について

今回求人が出されているトレーダーの職務については、「ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの、時価総額が高く、流動性の高い銘柄で、複数の戦略に基づいたトレードを行う」と説明。ポートフォリオを調整したり、決済などの業務をサポートしたりもするという。

それ以外には、プラットフォームの発展をサポートするためにツールの構築に携わったり、トレード戦略を考案したりすると説明。また、ユーザーのコミュニティや開発者、他のトレーダーや自律分散型組織(DAO)とも関係を築くように求めている。

トレーダーが保有していると望ましい知識・スキルについては、先物などのデリバティブ取引に関する実務的な知識や高度な数学的手法を用いたスキルなどを挙げた。

DAOとは

「Decentralized Autonomous Organization」の略で、自律的に機能する分散型組織を指す。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

リサーチアナリスト業務について

一方、リサーチアナリストの仕事については、「ビットコインやイーサリアムなどの、時価総額が高く、流動性の高い銘柄についてリサーチを行う」と説明。ファンダメンタルズをリサーチしたり、定量分析を行いながら評価モデルを確立し、ポートフォリオマネージャーや幹部に情報を提供するという。情報の内容は、規制やステーキング、ビジネス機会に関するものだとした。

また、リサーチアナリストは、仮想通貨領域における金融商品の開発・運営をサポートすることも期待されていると説明。この点から、フランクリン・テンプルトンが仮想通貨の金融商品を開発することを計画していると見られる。さらにトレーダーと同様、リサーチアナリストにもコミュニティらと関係を築くことも要求した。

今後フランクリン・テンプルトンが、実際に仮想通貨市場に参入するのか、どのような投資を行うのかなど具体的な計画は定かではない。しかし、大手金融企業が新たに仮想通貨業界に参入する可能性があるとして、求人に注目が集まっている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12:54
メタプラネット、1,005BTC追加購入 ビットコイン保有量は上場企業5位に
156億円分を追加購入 株式会社メタプラネットは6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として、1,005BTCを追加購入したと発表した。平均購入価格は1BTCあたり1,…
12:16
暗号資産とは何か?広がりと注目の背景を初心者向けに解説
ビットコインや暗号資産はなぜ今、国家や企業から注目されているのか?世界的な広がりとその背景を、初心者にもわかりやすく解説します。
11:30
仮想通貨にまつわる5つの誤解|“しくみ”と考え方を整理する
仮想通貨に対する5つの誤解を、初心者向けにわかりやすく解説。簡単な答えと詳細な背景で正しい理解をサポートします。
11:21
堅調推移のビットコイン過去最高値に迫る、米株指数上昇で強気ムード継続
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+1.1%の1BTC=108,590ドルに。 過去最高値は、今年5月に記録した112,000ドル。 先…
09:23
米タイム誌『最も影響力のある企業100選』にコインベース、仮想通貨業界の政策牽引で選出
米TIME誌が発表した「最も影響力のある企業100選」に米国の仮想通貨取引所最大手であるコインベースが選出された。株価は先週最高値を更新した。
06/29 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:28
BTCイールドとは?一株あたりのビットコイン量で企業価値を測る理由
BTCイールドはマイクロストラテジーが提唱し、メタプラネットも採用する“一株あたりのビットコイン保有量”で企業価値を捉える新指標。株式希薄化リスクやメリット、実際の数値をわかりやすく解説します。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧