はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ドバイ金融当局、セキュリティトークンの規制枠組みを導入

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

証券やデリバティブのデジタルトークンを規制

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイの金融サービス庁(DFSA)は25日、セキュリティトークン含む「投資トークン」に関する規制枠組みを発表した。

セキュリティトークンとは

株式などの有価証券をブロックチェーン技術を利用してデジタル化したトークンである。

▶️仮想通貨用語集

DFSAは、「投資トークン」を「分散型台帳技術(DLT)などを用いて発行、送信、保存され、権利や義務をデジタル形式で表現するセキュリティまたはデリバティブ商品」と定義している。また、実質的にそれに類似した性質を持つものも含まれるという。

今回の規制枠組みは、アラブ首長国連邦の免税ゾーンであるドバイ国際金融センター(DIFC)で投資トークンを発行・取引する者が対象だ。また、投資トークンに関して、投資アドバイス、取引調整、ポートフォリオ管理などを行う企業についても適用される。

DFSAは今後、一般的な暗号資産(仮想通貨)、ユーティリティトークン、ステーブルコインを対象とする規制枠組みも作成していく計画だとした。

ユーティリティトークンとは

特定のサービスを利用するための権利として機能する、実用性のあるトークンのこと。

▶️仮想通貨用語集

仮想通貨事業を誘致するドバイ

DFSAの戦略・政策・リスク担当責任者であるPeter Smith氏は、次のようにコメント。

革新的な企業がアラブ首長国連邦(UAE)で成功するための環境づくりは、UAEとドバイ、そしてDFSAにとっても重要な優先事項だ。投資トークンに関する規制を設定する過程で、企業が規制に何を求めているかを理解し、市場にふさわしい制度を導入することができた。

ドバイは以前より、仮想通貨を推進する政策を打ち出している。2020年には、非課税の仮想通貨事業ゾーン立ち上げを発表。この地区では個人所得税や法人税、源泉徴収税などが免税されるという。

3月に提案文書を発行

今回の発表では、規制枠組みの詳細は特に説明されていないが、DFSAは3月にセキュリティートークンについての提案文書を発行しており、新たなルールはこれに基づくものだ。

文書は、セキュリティトークン商品の情報開示、プロモーション、カストディ、手数料、マネロン対策など様々な角度からルールの提案を行っていた。

ドバイではすでに従来型資産について、取引所ライセンス制度などの枠組みが構築されている。セキュリティトークンについても、いくつかの点を調整して同様の規則が適用される模様だ。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/24 日曜日
13:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ ソラナやビットコイン史上最高値更新、XRP高騰など
今週の仮想通貨市場の動向を解説。ビットコインやイーサリアム、ソラナ、XRPの最新ニュースを網羅。価格上昇要因やSECの動き、ETFの審査進展、ミームコインBONKの急騰背景をまとめた。
11:30
ビットコイン10万ドル突破で上値伸ばす可能性も、指標後の調整リスクに注意|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、10万ドルに迫る勢いで高騰するビットコイン(BTC)相場を分析。相場が一層上値を伸ばしている可能性は十分に考えられるが、指標を切っ掛けに調整に入る展開にも注意が必要か。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ゲンスラーSEC委員長退任に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧