マルチチェーン対応の更なる展開
米ドルステーブルコインUSDTを開発するテザー社とAvalancheは11日、高速L1のアバランチ(AVAX)が対応することを発表した。
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アバランチの採用予定については今年の5月に発表された。USDTに対応する9つ目のブロックチェーンになる。USDTは、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、トロン(TRX)、アルゴランド(ALGO)などでも発行されている。
Avalancheのブロックチェーンは、高速トランザクションおよび高度な分散性を特徴としたスマートコントラクトプラットフォーム。イーサリアム(ETH)のライバルを意味する「イーサリアムキラー」と呼ばれるプロジェクトの1つだ。
アバランチ財団のEmin Gün SirerディレクターはUSDTの対応について、「アバランチでUSDTをローンチするのは、DeFiユーザーにとっては不可欠なことだ」と話した。
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現在、アバランチ上で運用されている資産総額(TVL)は1兆円を超えている。