規制関連が理由か
暗号資産(仮想通貨)などの投資プラットフォームを提供するeToroは23日、米国でエイダ(ADA)とトロン(TRX)の対応停止を実施することを発表した。
米国居住者は12月26日よりADAとTRXのポジションを新たに開くことが出来なくなり、両銘柄のステーキング対応は12月31日に終了する。また、ステーキング報酬の付与は来年1月15日が最終回となり、現物ではなく米ドルを付与するという。
eToroは対応停止について、「今回の変更は、変化する規制環境における事業関連の考慮によるもの」と言及したが、具体的な理由は説明していない。
eToroは2007年に創業されたグローバル投資プラットフォームで、多くの仮想通貨銘柄に対応しており、単元未満株や上場投資信託(ETF)など多種類の資産に投資が行えるサービスも提供。
また、同社は現在、株式をナスダックへ上場(SPAC上場)させる計画を進めている。