9月に続く新ファンド
米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業パンテラは新たなファンドで、約700億円相当の資金を調達している。The Informationが報じた。
このファンドは同社の4つ目の投資ファンドで、およそ75%の資金は大学基金(エンダウメント)といった機関投資家によるものだ。以前は主に富裕層の仮想通貨投資家が主な投資家だったが、徐々に機関投資家にシフトしつつある模様だ。
また、今回のファンドは来年の3月までには1,100億円に到達すると見込まれており、スタートアップのエクイティや早期段階にあるプロジェクトの仮想通貨トークンなどを投資対象としているという。
9月にも、3つ目のファンド、『Pantera Blockchain Fund』で約400億円相当の資金を調達していることが判明した。
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パンテラは複数のファンドを運用しており、ポートフォリオには、Circle、BitGo、コインベース、FTX、NEAR、ポルカドット(DOT)など140以上の企業・プロジェクトが含まれている。
エクイティとは
エクイティ(株式・株主資本)は、新株発行を伴う資金調達を指す。公募増資、第三者割当増資など新株を発行するファイナンスに加え、転換社債型新株予約権付社債(CB)などによる資金調達も含まれる。(大和証券参照 )
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