WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

有価証券や株式についての基本概念を問う可能性|日本証券業協会研究会報告書

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本証券業協会がフィンテック時代の証券業についての報告書を公表
フィンテックが証券業界にどのような含意をもつかについて、基本的な評価を試みる事を目的とし、日本証券業協会と日本証券経済研究所が共同で行なった、「証券業業界とフィンテックに関する研究会」の報告書が6月19日に公表されました。当記事では、証券業会の自主規制団体が仮想通貨、ブロックチェーンについてどのような意見や考え方を持っているか、報告書から読み解きます。

有価証券や株式についての基本概念を見直される可能性?

報告書の中で、ブロックチェーンについて以下の通り言及されました。

事務の効率化によるコスト削減がさらに進めば、より少額からの投資が可能になり、将来的には単元株や 投資単位といった概念がほぼ不要になるかもしれない。

長期的に見ると、元来、複数の投資家か らの投資をまとめたり持分を分割したりする意味合いを持つ「有価証券」や「株式」といった証券業 が取り扱う商品の基本概念が問い直される可能性もあるのではないだろうか。

(日本証券業協会 「証券業界とフィンテックに関する研究会」報告書より引用)

最も興味深いのは、最後の一文。有価証券や株式といった商品の基本概念が問い直されるという事とはどういう事でしょうか。

現在、有価証券や株券などの電子化がされており、上場企業の株券を持っている人はいませんし、管理は保管振替機構に集中しております。

しかし、仮想通貨ユーザーのみなさんはある疑問を持つのではないでしょうか。

「仮想通貨と株券ってどう差異があるのだろうか。仮想通貨のトークンの仕組みを株券や有価証券に応用してしまえば、現在の株券の仕組みは全部トークンに置き換われるのではないのだろうか」

そう、この疑問こそが上記の一文に繋がってくるのです。

今すぐ株券や有価証券にブロックチェーンを導入して、トークン化するような事に対しては、様々な問題や壁があるでしょうし、実際に現在構築されている証券業の仕組みは非常に高度なもので、一朝一夕では現実できないものでしょう。

ただ、本質的には実現可能性は十二分にあり、事実今回の報告書の先の一文はこの事に関して述べたものだと推測できます。

事務作業の部分において、既に証券コンソーシアムなどでブロックチェーンの仕組みを導入した統一化取り組みが広がっており、かなり現実なものになってきております

まさに仮想通貨の登場は、これからの証券業について考え直す機会になりつつあるのではないでしょうか。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/11 金曜日
11:33
英国上院、仮想通貨戦略の策定義務化案を可決 規制競争で欧米に対抗
英国上院は9月9日、仮想通貨・ステーブルコイン・トークン化証券を含むデジタル資産戦略の策定を財務省に義務付ける修正案88を194対138で可決した。EU・米国で規制整備が先行する中、法案は労働党の反対を押し切り英下院での審議に移る。
11:00
マネーグラム、ステーブルコインカードをローンチ
マネーグラムは、ステーブルコインを使用できるマネーグラムカードをローンチ。仮想通貨ステラのブロックチェーンを採用しており、コロンビアから段階的に提供を広げる。
09:59
ステーブルコイン、しきい値上昇で銘柄数が急減=アークインベスト
ステーブルコインは規模が大きいほど生存者が絞られるネットワーク効果が働く。アークインベストのヴァレンテ氏によると、1000億ドル級はテザーとサークルの2社体制に向かう可能性がある。各階層の推移を整理した。
09:45
リップル社、企業財務AI「Gスマート」を機能拡張 人間によるガバナンスなどを強化
リップル社が財務管理プラットフォーム「リップル・トレジャリー」組み込みのAI「Gスマート」を拡張した。予測・リスク管理などの領域で企業ポリシーに基づく機能を追加している。
09:30
米地域銀行にステーブルコイン決済基盤、コインベースとムーブが提供
コインベースは決済インフラ企業ムーブと提携し、全米1000超の地域銀行・信用組合にステーブルコインの受け入れ・決済・即時資金化機能を提供する体制を整えた。既存の銀行システムに組み込まれ、地域金融機関の仮想通貨対応を後押しする。
08:15
XRPレジャーの量子耐性移行、2027年に着実な進展との見方
XRPレジャー財団の貢献者Vet氏は、XRPLの量子コンピュータ対策について2027年に着実な進展が見込めるとの見方を示した。また、作業には慎重さが必要であることも説明している。
07:40
コインチェック、新規アドレス送金を一定期間制限へ
コインチェックは9月15日から、新規登録した送金先アドレスへの送金に一定期間の制限を導入する予定だ。フィッシング詐欺や不正送金被害の増加を受けた金融庁・警察庁の要請が背景にある。
07:10
100人超の研究者ら、ビットコインとイーサリアムの量子攻撃計算量見積もりを半減
仮想通貨業界の研究者らがビットコインとイーサリアムへの量子攻撃について、鍵となる計算量の見積もりをグーグルの基準から半分以下に引き下げた。既存システムでの解読は不可能だが、想定される移行時間軸の見直しを迫る内容だ。
06:40
コインベースCEO「ビットコイン底打ち」、40万ドル目標を維持
コインベースのアームストロングCEOが、ビットコインは今サイクルで底をすでに打ったとの個人的見解を示した。米上院は来週、クラリティー法の採決を予定しており、投票の行方が投資家の資金配分に影響し得る。
06:20
ビットワイズ、ドージコイン現物ETFを運用終了へ 上場から1年足らずで
米ビットワイズがドージコイン現物ETF「BWOW」の清算と閉鎖を発表した。取引は10月14日で終了し、22日に株主へ現金が分配される。仮想通貨の冬の中、ミームコインETFへの資金流入が伸び悩んでいたとみられる。
05:45
米クラリティー法案、採決直前にルミス上院議員が改定版公表
米上院共和党のルミス議員が11日、クラリティー法案の改定版テキストを公表した。約630ページに及ぶ内容にはDeFiのCFTC登録義務化など複数の変更が盛り込まれ、15日には審議入りの可否を問う採決が予定されている。
05:00
ナスダック、ペイワードに1億ドル出資 トークン化株式を来年始動へ
ナスダックが仮想通貨取引所クラーケンの親会社ペイワードに1億ドルを出資すると発表した。トークン化株式構想と新たな市場監視協定の締結もあわせて明らかになり、企業価値は210億ドルと評価されている。
09/10 木曜日
17:29
ビットコイン反発、現物より先物優勢 準備高は改善傾向=アナリスト
CryptoQuantのアナリストDarkfost氏が10日、ビットコインは安値から約45%反発しRSIは67まで上昇したと分析。一方で現物需要とバイナンスの準備高は依然力不足で、流動性回復にはなお時間を要するとした。
15:52
バイデン前大統領の息子のミームコイン、上場後98%急落 流動性強化へ
ハンター・バイデン氏の名を冠したミームコイン「LAPTOP」が上場直後に急落し、24時間で97.78%下落する場面があった。運営はスナイパーボットによる流動性不足が原因と説明し、流動性追加やバーンによる供給削減策を発表した。
14:02
ウォレット大手トレザー、委託先メール侵害 偽警告に注意
ハードウェアウォレット大手トレザーは9日、委託先のメール配信基盤が第三者に侵害されたと発表。「STM32エントロピー脆弱性」を騙る偽警告メールが拡散し、リンクを開かないよう注意を呼びかけた。同社は該当ドメインを停止済みとしている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧