CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の最大手取引所バイナンス:西日本の洪水被害者へ1.1億円相当の寄付を表明

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスが西日本の洪水被害者へ100万ドルの寄付を表明
バイナンスCEOのCZ氏は7月8日、ツイッター上で西日本の豪雨・洪水災害の被害者(被災地)に対しBTC、BNB、JPYなどで100万ドル(11億円相当)の寄付を表明しました。バイナンスは他のプロジェクトからの寄付も募っています。
今年に入り、仮想通貨プロジェクトの寄付事例が急増
2017年の仮想通貨市場高騰を受けて、豊富な資金を獲得したリップルなどの仮想通貨プロジェクトは自身のトークンを積極的に寄付しています。寄付先の中には仮想通貨に直接関係しないものも見られます。
寄付に仮想通貨が有効な理由
寄付に仮想通貨を用いることで、寄付のために高額な手数料を支払う必要がなくなります。また、世界中のどこからでも手軽に寄付ができるため、募金のハードルを下げることができます。
Binanceとは
Binance(バイナンス)は、2017年に急成長を遂げた「バイナンス(Binance)」は、世界最大級の取引量を誇る海外取引所。 取り扱い通貨は80種類以上。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

7月8日、世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの代表であるCZ氏が、記録的な豪雨で西日本に発生している大規模な洪水被害に対して、100万ドル(1.1億円相当)の寄付を表明。

私たちの心は、西日本の被害者とともにある。

バイナンスは、100万ドル(1.1億円相当)の寄付をBTC(ビットコイン)、BNB(バイナンスコイン)、またはJPY(日本円)で始める予定だ。

私たちは、仮想通貨事業の提携先にも、友のための支援を呼びかけている。

バイナンスのCZ氏はさらなる寄付を募る

CZ氏はツイッター上で、さらなる寄付を呼びかけています。

CZ氏は、寄付をした仮想通貨プロジェクトに対して、将来バイナンスへ上場申請をする際に「ボーナスポイント」を与えると言及。

また、寄付をしたプロジェクトに関しては上場手数料をディスカウントする可能性についても示唆しました。

バイナンスを通しての寄付は、以下の手順で行うことができます。

仮想通貨プロジェクトの寄付事例

今回のバイナンスをはじめとし、過去にもいくつかの仮想通貨プロジェクトで仮想通貨を用いた寄付が実施されています。

リップル社は3月、DonorsChoose慈善基金を通じてアメリカの公立学校に約32億円分のXRPを寄付して、話題になりました。

また、6月には米リップル社は世界の17の大学に対して、約55億円分の寄付を行うことを発表しました。

この寄付は、米リップル社が技術提供や専門家の派遣を行い、大学と共同でブロックチェーンの研究・開発や人材育成などを目指すことを目的としています。

また、2016年に発生した熊本地震の際には、コインチェックが、ビットコインでの寄付を受け付けていました。

2017年の仮想通貨市場の高騰を受けて、リップルやバイナンスなどの仮想通貨プロジェクトは豊富な資金を獲得しており、大企業が行うような巨額の寄付などの社会貢献を行うことができるようになっています。

寄付に仮想通貨が有効な理由

仮想通貨は決済や投機としての需要が先行してきましたが、「寄付」に対しても非常に有効な手段であると言えます。

募金に仮想通貨を使えば、募金先のアドレスを公開するだけで世界中から簡単にお金を集めることができます。

また、通常は海外送金の際に為替などの問題で手数料が非常に高くなりがちですが、仮想通貨を利用すれば寄付のために支払わなければならない手数料を低く抑えることができます。

さらに、募金先のアドレスを簡単にたどることができるため、自分が寄付した仮想通貨が実際に寄付先に届いているかを確かめることができます。

これに加えて、非常に簡単に寄付ができるため、寄付の心理的障壁も低いと言えるでしょう。

CoinPostの関連記事

バイナンスが世界一の収益をあげる仮想通貨取引所になる見通し|2018年前期は純利益330億円
バイナンスは2018年前期の利益が約330億円であったことを明かしました。2018年の純利益は550億円から1100億円を見込み、世界一の収益を上げる仮想通貨取引所になる見通しです。
リップル社:世界17大学と提携|ブロックチェーンと仮想通貨の普及見据え約55億円寄付
リップル社は世界の有力大学との共同提携による「大学ブロックチェーンリサーチ構想(UBRI )」と呼ばれるプロジェクトを発表しました。同社は、このプロジェクトを通して、5千万ドル(約55億円)の資金を寄付すると表明しています。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア