CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨詐欺事例|仮想通貨投資の詐欺手口とは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨詐欺
金融庁に登録されている仮想通貨交換業社の一覧、仮想通貨投資の実際の詐欺手口やそれに巻き込まれることを避けるために確認するべき点を紹介しています。
目次
  1. 国の認可を得て運営されている仮想通貨の取引所
  2. 詐欺師はどのようにあなたの仮想通貨を狙っている?
  3. 怪しいと思ったら確認するべきこと
  4. まとめ

国の認可を得て運営されている仮想通貨の取引所

仮想通貨投資の詐欺に巻き込まれないためには、政府が認める取引所で売買を行うことが大切になってきます。

金融庁に登録されている仮想通貨交換業社は全国に16社あります。

  • 株式会社マネーパートナーズ
  • QUOINE株式会社
  • 株式会社bitFlyer
  • ビットバンク株式会社
  • SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
  • GMOコイン株式会社
  • ビットトレード株式会社
  • BTCボックス株式会社
  • 株式会社ビットポイントジャパン
  • 株式会社DMM Bitcoin
  • 株式会社ビットアルゴ取引所東京
  • Bitgate株式会社
  • 株式会社BITOCEAN
  • 株式会社フィスコ仮想通貨取引所
  • テックビューロ株式会社
  • 株式会社Xtheta

これら以外のみなし業社(登録申請中の状態で業務を継続している業者)は、以下の通りです。

  • コインチェック株式会社
  • みんなのビットコイン株式会社
  • 株式会社LastRoots

詐欺被害に遭遇することを避けるため、上記の中に名前のない運営元では、仮想通貨を購入しないようにしましょう。

詐欺師はどのようにあなたの仮想通貨を狙っている?

詐欺の事例をいくつか取り上げていきたいと思います。

1. セミナー、または友人からの勧誘

セミナーで仮想通貨の販売を行ったり、友人に実在しない仮想通貨の購入を勧められるという詐欺が発生しています。

セミナー内で、教材の販売や、有料セミナー、ICOへの勧誘などが行われることがあります。

例えば、自分で取引所のアカウントを管理せず、お金だけを渡せば通貨を買ってもらえる、などです。

そういった誘いには乗らず、自分のお金は自分で管理するようにしましょう。

2. 代理店が販売している

海外の通貨を代理店として販売している、と謳っている事業者がいます。

その場合、必ずどういった通貨なのか、その通貨は金融庁のホワイトリストに記載されているのか、その事業者はどういった会社なのかを調べましょう。

上記した仮想通貨交換業者以外であれば、避けた方がいいでしょう。また、記載があっても、偽物の可能性もあるので、念のため該当の事業者に連絡したほうが良いでしょう。

上場前(取引所で取り扱う前)で、将来有望な通貨を安く販売している、日本では買うことができないなどで勧誘して来た場合は、違法業者であるケースが多いので、注意してください。

3. 元本保証

友人や知り合いから、元本保証や価格保証があるからリスクが低い、だから仮想通貨投資をすべき、などと勧誘してくることがあります。

元本の保証や、価格の保証を謳っているものは、明確な違法行為となります。

そういった勧誘は断りましょう。

4. 有名人の名前を使う

著名な人が開発に携わっている、この通貨を買ったなどと根も葉もない情報を流すことがあります。

有名人に確認を取ることは一般的に困難なため、それを利用したものです。

その有名人のSNSなどを確認しても、事実確認が取れない場合は避けた方がいいでしょう。

また、その有名人も騙されているケース、もしくはグルであるケースもありますので、有名人が買ってるから自分も買う、という考え方はやめましょう。

5. ICO系詐欺

トークンを売り資金を集めた後に、逃げ隠れるというものです。

ICOに参加して、URLなどが送られてきて、その偽ウェブサイトでパスワードなどを打ち込んでしまい、自分のウォレットに入っているコインが盗み出されるなどといったこともあります。

実際に莫大な金額がこの詐欺に巻き込まれています。

ICOでは、プロジェクトが立ち行かず頓挫してしまうこともあり、詐欺か否かを見極めるのが困難なことがあります。

また、そもそも現在、日本ではICOに関する法律が明確ではないため、仮想通貨初心者の方は、ICOに関わらない方がいいかもしれません。

ICOとは

「Initial Coin Offering/新規仮想通貨公開」のこと。資金調達したい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨トークンを発行・販売し、資金調達する行為を指します。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

怪しいと思ったら確認するべきこと

詐欺かもと疑った際に確認していただきたいことをいくつか紹介したいと思います。

1. コミュニティを閲覧する

各仮想通貨にはコミュニティが存在します。

そのコミュニティが活動していないのは詐欺の可能性が高いと言えます。

2. 開発元を確認する

その仮想通貨を開発した人物、団体の身元や実績、権威はあるかなどを確認しましょう。

3. 取引所に上場されているかを確認する

日本の取引所が取り扱っていない通貨の場合は、海外の大手取引所が取り扱っているかも確認しましょう。

しかし、仮想通貨を始めたばかりの方は、基本的に日本の取引所で扱っている通貨のみを扱うことをおすすめします。

まとめ

現在、仮想通貨の人気は高まり、仮想通貨の詐欺は絶えません。

大事なことは、金融庁に登録されている仮想通貨交換業社で売買を行うことです。

また、仮想通貨投資も株などの投資と同じく、ローリスク・ハイリターンというのはあり得ません。

誇張された宣伝に惑わされず、正式な手続きを踏み投資を行いましょう。

CoinPostの関連記事

なりすましツイートによる仮想通貨振込詐欺の被害多発|英語だけではなく日本語版も
英語でのなりすまし詐欺ツイートを行う手法が、仮想通貨界隈で流行しています。最近では日本語版でのなりすましツイートも報告されています。
詐欺目的で6つの仮想通貨取引所を運営|ウクライナ警察が容疑者4人を逮捕
ウクライナ警察は、少なくとも6つの詐欺仮想通貨取引所サイトを運営していたとされる容疑者4人を逮捕した。架空レビューの掲載した上、独自のコンテンツ管理システムを開発。複数の通貨対応を行うなど巧妙な手口だった。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/29 金曜日
15:30
Filecoinステーキング大手、Glifがポイントプログラム開始
暗号資産(仮想通貨)ファイルコイン(FIL)の、ステーキング・プロトコルGlifがポイントプログラムを開始した。FILトークン保有者は流動性プールにFILを預けることで、Glifのネイティブ・リキッド・リース・トークンである「iFIL」を受け取り、運用できる。
14:34
イーサリアム共同創設者ブテリン氏、Dencun後の改善点を語る
仮想通貨イーサリアムの共同創業者ヴィタリック・ブテリン氏は、Dencunが完了した今後の技術的な改善点を提案した。
14:11
CoinTradeがソラナ含む4銘柄の取扱い開始、ステーキングサービスにSOL追加
暗号資産(仮想通貨)販売所CoinTradeがソラナを含む4銘柄の取り扱いを開始。ステーキングサービスにSOLを追加した。条件をクリアすることでSOLをプレゼントするキャンペーンを開催中。ジパングコイン(ZPG)など三井物産デジタルコモディティーズも新規で取り扱う。
12:55
日本DAO協会4月1日に立ち上げ 府令改正も同日公布
日本DAO協会が4月1日に設立される。DAOの自主規制や健全なエコシステムづくりを推進していくもので、協会自体の運営もDAOで行う計画だ。
12:24
ビットコイン7万ドル台で高止まり、ブラックロックの新規ファンド好調でRWA関連銘柄買われる
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが7万ドル台新高値をうかがう展開。アルト相場ではブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」絶好調の影響で、ONDOなどのRWA関連銘柄が買われた。
11:30
Googleサーチ、ビットコインやArbitrumなどのアドレスで資産残高を確認可能に
全ての資産を表示するわけではなく、残高は各ネットワークのネイティブトークン(ETHやARB、OPなど)のみを表示。
10:50
5月のローンチ目指す、香港でビットコイン現物ETF申請のVSFG
仮に香港で承認された場合、アジア初の事例となり、今後日本でのビットコインETF上場や発行にも追い風になりうるとみられる。
10:00
FTXのサム前CEOに懲役25年の判決 カリフォルニアで服役へ
米国地方裁判所の判事は28日、破綻した仮想通貨取引所FTXのサム前CEOに対して懲役25年、および最大1.7兆円の資産没収という判決を言い渡した。
08:40
2.6兆円相当のBTC保有数到達、ブラックロックのビットコイン現物ETF
純流入再び加速 ブラックロックのIBIT・ビットコイン現物ETFの運用資産は初めて、250,000 BTC(2.6兆円)を超えた。1月11日の取引開始からわずか11週間で2兆円…
08:10
Wormholeの仮想通貨「W」、取得開始日明かす
Wormholeは、今月7日に、Wトークンのエアドロップアロケーションや適合対象アドレスを公開。ソラナ、EVM系、Sui、Aptos、Osmosis、Injectiveといったネットワークでのユーザーや、ソラナNo.1NFTコレクションである「Mad Lads」のホルダーを対象としている。
07:40
米投資会社、マイクロストラテジーの株はBTCより割高と指摘
マイクロストラテジーの株価から概算する仮想通貨ビットコインの価格は17万ドル超であると米ケリスデールが分析。同社の株は、ビットコインに対し正当ではないプレミアムがついて取引されているとの見方を示した。
07:20
アバランチ財団「Codebase」、最初の支援プロジェクト15社を選出
アバランチではすでに「Colony Lab」という分散型アクセラレーターが活動しているが、今回Codebaseと連携し支援対象への資金提供を拡大し、1プロジェクトにつき、100万ドルを超える金額を提供する可能性がある。
06:45
5月承認の可能性低いもBitwiseらがイーサリアム現物ETFの上場申請行う
イーサリアムETFが現在の多くの申請の最終期限となる5月に承認される見込みは、SECがイーサリアム財団を調査しているとの報道などを受け大幅に後退している。1月には70%あったが、現在は20%程度まで低下してきた模様だ。
05:50
Bybit、ソラナミームコイン「POPCAT」の永久先物提供
ソラナの仮想通貨ミームコインへの需要は未だ高い。代表的な犬系ミームコイン「WIF」は29日過去最高値を更新し、前日比で20%上昇している。
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
2024/04/13 10:00 ~ 17:00
その他 オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧