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コスモス開発IgniteのCEOが辞任、社員の半数離職か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大規模な離職か

コスモス(ATOM)の主要な開発企業Ignite(旧Tendermint)の最高経営責任者を務めたPeng Zhong氏が2日、辞任を表明した。

Ignite(イグナイト)はインターオペラビリティに取り組むコスモス・ブロックチェーンを立ち上げたTendermint社が22年2月にリブランドした企業。主に新規ユーザーと開発者を惹きつけるエコシステム開発に注力しており、簡単にブロックチェーンや分散型アプリを構築できる「Ignite CLI(旧Starport)」や、コスモス対応のウォレットLunie(旧Voyager)と改名)等を手掛けてきた。

Tendermintは2014年にJae Kwon氏によって設立されたが、Kwon氏は同社幹部らとの争いの末に別のプロジェクトに注力するため2020年に退社。その後、2015年からTendermintに在籍していたZhongがCEOを務めた。

しかし、22年3月にIgniteとNewTendermintの2つの組織に分裂。IgniteのCEOにはPeng Zhong氏が残ったが、NewTendermintのCEOには戻ってきたJae Kwon氏が就任した。

今回のZhong氏の突然の退社は、Igniteの将来に疑念を抱かせている。2日にCoinDeskは、約140人在籍したIgniteのスタッフの50%以上が離職したと、元スタッフの告発に基づいて報じた。Igniteの元従業員の一部は、Kwon氏の新事業であるNew Tendermintに引き抜かれているという。

同社のウェブサイトは「Ignite CLI」ばかりが更新されており、4月に打ち出したベンチャー部門やアクセラレーターに関する情報は消えている。

関連:コスモス開発のIgnite、190億円規模の育成プログラムを発表

Igniteのリブランド時に主力製品として打ち出されたクロスチェーン分散型取引所「Emeris」も、開発が保留されたままになっている。21年5月にβリリースされたEmerisは22年3月にGravity DEXを統合。OsmosisやCrescent上の複数のDEXとの統合を計画していた。

関連:大手仮想通貨取引所コインベース、18%の人員削減を実施

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