- 仮想通貨市場
- 直近BTC価格は市場判断が二分されており、自律反発の範疇に留まることで、売り圧力の強さからも底値割れが警戒される一方、69〜70万円ラインの底固さなどから、大きく反発するのではとの見解もある。
仮想通貨市場
ビットコイン相場は、1時間足レベルでは、逆三尊のパターンを形成させているように思え、ネックラインを突破しようとする動きの可能性が考えられます。
73万円付近のラインを抜けると上昇トレンドに変わる可能性がありますが、トレンド転換する前に一時的な急落場面が発生するリスクもあるので、そのタイミングを慎重に待つのも良いかもしれません。
69万から70万円台のラインは、強いサポートがあるため、持ち堪えた場合は大きく反転する可能性も高いと言えるでしょう。
売り圧力の強さも要警戒
逆も然りで、依然として売り圧力が強く、予断を許さない状況にあることで、ネガティブなニュースが出てしまうと一気に急落してしまうリスクも考えられます。じっくり待ってトレンド転換を確認出来次第、ポジションを持っても良いかもしれません。
66万円台まで下落した際にラインを死守したことは、良い意味を表していると思えますが、ここを底抜けた場合は売り圧力が加速し、狼狽売りが発生する水準なので要注意です。
いずれにせよ、仮想通貨市場は「重要局面」に差し掛かっていると言えるでしょう。
アナリストの見解も別れる
過去24時間、仮想通貨の全体時価総額は、前日比約20億ドルを喪失して2130億ドルとなりましたが、ビットコインとイーサリアムの価格は比較的安定していました。 また、リップルやビットコインキャッシュ、イオス等の主要通貨は、約1%~5%とわずかに上昇しています。
そんな中、18日に20%以上暴落していたVeChain(VET)やOntology(ONT)は、約15%と大幅反発。
CCNの分析によると、19日の価格調整は、おそらく投資家による過剰売りが原因とされています。
マーケットアナリストAlex Kruger氏はビットコイン価格について、「6,600ドル(72.5万円)水準で上昇の力が弱まり、全体市場も連動したことで、新たな上昇トレンドには値しない」とコメントしました。
その一方、ビットコインは過去8ヶ月間で6,000ドルラインを3回も破っており、その度に大きな反発を見せていることから、複数のアナリストは、近い将来に9,000ドル(99万円)を試しにいき、より強力なラリーが始まるのではないかとの見方を示しています。
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
W杯サッカー日本代表で活躍した本田選手が、仮想通貨取引所「BITPoint」のイメージキャラクター就任ニュースを巡り、新規顧客の獲得期待などでリミックス(3825)が5.27%高と大幅反発。
本田選手の契約金の支払いを仮想通貨決済で行うとする試みも話題を呼んでいます。
これに触発されたマネックスグループ(8698)も反発。金融庁都合でコインチェック再開が長引いていることでの失望売りが一服したことで、底入れ期待が台頭。チャートでも数週間ぶりの赤三兵となりました。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。