CoinPostで今最も読まれています

難解かつ重要な局面に差し掛かるビットコイン価格、上下の重要ラインで拮抗状態に|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
直近BTC価格は市場判断が二分されており、自律反発の範疇に留まることで、売り圧力の強さからも底値割れが警戒される一方、69〜70万円ラインの底固さなどから、大きく反発するのではとの見解もある。

仮想通貨市場

ビットコイン相場は、1時間足レベルでは、逆三尊のパターンを形成させているように思え、ネックラインを突破しようとする動きの可能性が考えられます。

73万円付近のラインを抜けると上昇トレンドに変わる可能性がありますが、トレンド転換する前に一時的な急落場面が発生するリスクもあるので、そのタイミングを慎重に待つのも良いかもしれません。

69万から70万円台のラインは、強いサポートがあるため、持ち堪えた場合は大きく反転する可能性も高いと言えるでしょう。

売り圧力の強さも要警戒

逆も然りで、依然として売り圧力が強く、予断を許さない状況にあることで、ネガティブなニュースが出てしまうと一気に急落してしまうリスクも考えられます。じっくり待ってトレンド転換を確認出来次第、ポジションを持っても良いかもしれません。

66万円台まで下落した際にラインを死守したことは、良い意味を表していると思えますが、ここを底抜けた場合は売り圧力が加速し、狼狽売りが発生する水準なので要注意です。

いずれにせよ、仮想通貨市場は「重要局面」に差し掛かっていると言えるでしょう。

アナリストの見解も別れる

過去24時間、仮想通貨の全体時価総額は、前日比約20億ドルを喪失して2130億ドルとなりましたが、ビットコインとイーサリアムの価格は比較的安定していました。 また、リップルやビットコインキャッシュ、イオス等の主要通貨は、約1%~5%とわずかに上昇しています。

そんな中、18日に20%以上暴落していたVeChain(VET)やOntology(ONT)は、約15%と大幅反発。

出典:コインマーケットキャップ

CCNの分析によると、19日の価格調整は、おそらく投資家による過剰売りが原因とされています。

マーケットアナリストAlex Kruger氏はビットコイン価格について、「6,600ドル(72.5万円)水準で上昇の力が弱まり、全体市場も連動したことで、新たな上昇トレンドには値しない」とコメントしました。

その一方、ビットコインは過去8ヶ月間で6,000ドルラインを3回も破っており、その度に大きな反発を見せていることから、複数のアナリストは、近い将来に9,000ドル(99万円)を試しにいき、より強力なラリーが始まるのではないかとの見方を示しています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

W杯サッカー日本代表で活躍した本田選手が、仮想通貨取引所「BITPoint」のイメージキャラクター就任ニュースを巡り、新規顧客の獲得期待などでリミックス(3825)が5.27%高と大幅反発。

本田選手の契約金の支払いを仮想通貨決済で行うとする試みも話題を呼んでいます。

これに触発されたマネックスグループ(8698)も反発。金融庁都合でコインチェック再開が長引いていることでの失望売りが一服したことで、底入れ期待が台頭。チャートでも数週間ぶりの赤三兵となりました。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/20 土曜日
18:00
TON、Telegramのユーザーに照準 トンコイン奨励金を提供
Telegramのウォレットがサポートするブロックチェーン「TON」の手数料削減と、1,100万TONのインセンティブプログラムを開始。特に500万単位の暗号資産(仮想通貨)TONがTelegramユーザーに報酬として付与される。
16:30
日銀、CBDC戦略の中間報告を公表 想定モデルと5つの課題
日本銀行が公表したCBDC中間整理報告書の主要論点や影響について解説。CBDCの導入方針やデジタル通貨の未来についての展望を探る。
12:30
コスモス基盤のInjective、Web3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能提供
レイヤー1ブロックチェーンInjectiveは、Jamboテクノロジーと提携してWeb3スマホ「JamboPhone」でDeFi機能を提供すると発表した。
12:00
知らずに損しているかも?取引所選び 3つの注意点
ビットコインなどの投資初心者に大事な暗号資産(仮想通貨)取引所選びと、後悔しがちな代表的な失敗事例3つを解説。手数料、価格、取扱銘柄の違いを比較し、最適な仮想通貨取引所を見極めるポイント、賢い投資戦略と失敗回避のためのチェックリストも提供。
10:30
ソラナWeb3ゲーム「Nyan Heroes」、Epicのストアでトップ30入り
ブロックチェーンゲーム「Nyan Heroes」はEpic Games Storeで最もプレイされたゲームでトップ30以内に入った。今後NFT機能や独自の仮想通貨も導入する予定だ。
09:15
ビットコイン、4度目の半減期完了 報酬が3.125 BTCに
直近の米経済指標(3月の雇用統計やCPI等)が景気の堅調さを改めて示しているため、FRBが利下げを急ぐ必要がなくなりつつあるとの観測が高まってきており、仮想通貨や株のようなリスク資産をさらに押し上げる力は弱まってきたようだ。
08:25
BTCクジラが1900億円相当のビットコイン押し目買い、エヌビディアなど大幅安|金融短観
19日のアジア時間はイスラエルがイランに対して報復攻撃を実施したとのメディア報道が嫌気され日経平均指数や上海総合指数などは大きく下がったが、その後攻撃の規模が限定されており核施設に被害はなかったとの報道を受け米国の株式市場ではこのニュースへの反応は見られなかった。
06:45
Magic Eden、BaseチェーンのNFTに対応へ Open Editionミントも予定
Magic Edenは現在NFTマーケットプレイスのランキングで1位。ビットコイン半減期を背景に需要が高まるビットコインOrdinalsおよびビットコイン上の「Runes」への期待が出来高を押し上げている。
06:15
マイクロストラテジーのセイラー会長、自社株売却で570億円の利益
マイクロストラテジーの株価は仮想通貨ビットコインの3月の高騰に伴い3月27日に1,919ドルまで値上がりした。同株は年初来+71.37%のパフォーマンスを見せた。
04/19 金曜日
18:00
2024年注目の仮想通貨10選 セクター別の主要銘柄
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
13:53
Yuga Labs、NFTゲームの知的財産権をゲームスタジオ「Faraway」に売却
著名NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」で知られるYuga Labsは、同社が開発するNFTゲーム「HV-MTL」と「Legends of the Mara」の知的財産権を、ゲームスタジオ「Faraway」に売却したと発表した。
11:54
中東情勢緊迫化で株やビットコインなど急落、リスク回避の動き強まる
中東情勢を巡りイスラエルのイランへの報復攻撃が伝わり、日経平均株価や仮想通貨ビットコインなどリスク性資産が暴落した。先行き懸念からリスク回避の動きが強まっている。
11:30
Ondo Finance、米国債建てトークンUSDYをコスモスで展開へ
資産トークン化企業Ondo Financeは、Noble Chainと提携して米国債建てトークンUSDYなどの資産をコスモス上で展開すると発表した。
11:00
テザー社、USDT超えて最先端技術提供へ 4つの新部門立ち上げ
USDTを発行するテザー社は事業部門を4つに再編する計画を発表した。ステーブルコインを超えた、より包括的なソリューションを提供していく計画だ。
10:10
「BTC半減期後の相場はマクロ経済が主導」10x Research分析
仮想通貨ビットコインの半減期後の相場を主導するのはマクロ経済であると10x ResearchのCEOが指摘。現状ではビットコインの今後価格が5万ドルまで下がる可能性もあると述べている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/20 ~ 2024/04/21
大阪 京セラドーム大阪
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
重要指標
一覧
新着指標
一覧