CoinPostで今最も読まれています

eToro CEO:仮想通貨の発展に「ビットコインETF」の申請許可は、法整備の重要サインとなり得る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CNBC番組で議論
CNBC番組の議論で、仮想通貨の取引プラットフォームを提供するeToroのCEOは、「ETF市場が1,000億ドル規模になるのに10年を要したことを踏まえ、最初の半年〜一年間におけるマーケット全体への影響は限られるのではないか」との見解を示した。

CNBC番組で討論

ビットコインETFの登場に際し、仮想通貨界のインフルエンサーであり、CNBCのテレビ番組「Crypto Trader」司会としてもお馴染みのRan Neu-Ner氏は、Sirin Labs社、Orbs社、eToro社、One Alpha社といった仮想通貨関連企業のCEOに対し、以下のように問いかけました。

ビットコインETFは、仮想通貨マーケットにとってどれほど重要な影響を及ぼすか?

One Alpha社のCEO、Yaniv Feldman氏は、”ビットコインETFは業界の期待を背負っている”としています。

人々は、「ビットコインETF」に対して、アメリカ証券取引委員会 (SEC)との(何を規制し、何を規制しないのか、という)合意として見ている。

その一方で、インタビュアーが「SECの決定が仮想通貨市場にどこまで影響を与えるか?強気相場を見込めるだろうか?」と尋ねると、仮想通貨の取引プラットフォームを提供するeToro社のYoni Assia CEOは、「ビットコインETFによるマーケットホールディングへの影響は短期的にはさほど影響がないだろう。それよりも法整備のサインが重要だ。」と述べました。

ETF市場が1,000億ドル規模になるのに10年を要したことを踏まえると、最初の半年〜一年はビットコインETF市場の規模は10億ドル未満となり、マーケット全体への影響は限定されると思われる。

続けて彼は、人々が実際にBitcoinを「保持・転送」する方法を理解できているのか懐疑的であり、投資家は、Bitcoinを「保有・保管」する段になって、ようやくこれまでとの違いを知ることになるのではないか、と語りました。

Ran Neu-Ner氏は、ETFのベースとなる資産がどこかに保持されていることがETFである要件ではないか、そもそも、それがETFと先物商品の根本的な違いの一つではないか、とOrbs社のDaniel Peled氏に尋ねました。

Peled氏は、基礎資産を有するETFもあれば、先物を下敷きとして持つETFも幾つか存在すると答えます。

資産のセキュリティ

彼によれば、論点は仮想資産のセキュリティにあります。多くの人は、秘密鍵さえ所有していれば、それが彼らの銀行になると信じていますが、セキュリティの観点から言えば、仮想資産の保護は簡単な話ではありません。ハッキングなどの盗難は、長年に渡って沢山起きているからです。

心臓に疾患がある時、自分で手術しないで医者へ行くだろう?

大量の資産についても同じことで、専門家に守って貰いたいと考えるはずだ。仮想資産が主流となるには、そういった手段か、機関投資家が市場に加われるようなカストディアンが欲しい

Peled氏は、その意見の裏付けとして、仮想業界でなぜCoinbase社が急速に発展を遂げているのか述べています。Coinbaseは仮想資産の取引所でありたがっているが、同時に彼らこそが”規制当局の求めているカストディアンだ”と説明しました。

機関投資家の資金について

Ran Neu-Ner氏は、仮想通貨コミュニティは、ETFを機関投資家による巨額の資金との懸け橋にしたがっていると話し、機関投資家の資金がすでに仮想市場に入っているのかについても尋ねました。

Sirin Labs 社のMoshe Hogeg氏は、今のところ、仮想市場に大した割合の機関投資家資金は入っていないと主張しています。

One Alpha社Yaniv Feldman氏の意見に応えて、Bitcoinの法整備は心理的な観点からも非常に重要であると述べ、仮想通貨のETFが年末までに登場することはないだろうと説明します。

残念だが、容易ではないだろう。保管方法の面で準備が整っているとは思えない。私がそう考えているだけで、機関投資家レベルでは分からないが。

またSECの拒絶は、市場の大部分が規制されていないことと、現時点においては規制市場であっても価格操作が多数散見されることに端を発すると指摘し、

資産への規制が求められるのは、消費者利用への安全が欲しい場合だ。伝統的資産の市場でもこれまで同様の問題があって、仮想市場でも繰り返しされているだけだ。

eToro社CEOのYoni氏は、ビットコインETFはそのうち登場すると自信を持っています。時間が掛かることは間違いないが、それでも最終的には辿り着くことになるだろうと述べました。

CoinPostの関連記事

仮想通貨の価格操作、ビットコインETFにも影響?規制局認可の新ペッグ通貨「GUSD」の重要性
9月10日にウィンクルボス兄弟によって創業された仮想通貨取引所Gemniが、米ドルに裏付けられたペッグ通貨”Gemni Dollar(GUSD)”を発行することを発表した。
ビットコインETFから進展|複数通貨を組み込む仮想通貨ETFを米Coinbaseが検討か
Business Insider.deは、世界最大の資産運用会社BlackRockとの関係を示唆した上で、仮想通貨取引所Coinbaseが仮想通貨ETFの申請を検討していることを報じた。
コメントしてBTCを貰おう
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/03 土曜日
08:10
米コインベース、3銘柄を上場候補に
米国の大手仮想通貨取引所コインベースは3日、上場候補のロードマップに3銘柄を追加した。
07:30
バイナンスラボ、Ambit Financeに6億円出資
バイナンスラボは、Ambit Financeに最大6億円の戦略的投資を行ったことを発表。BNBチェーン上のDeFi領域を発展させ、BUSDなどの仮想通貨の実用性向上を目指す。
07:12
3日朝|ArbitrumのDeFi銘柄が続伸
今日のニューヨークダウ平均横ばいで仮想通貨・ブロックチェーン関連株は全面高。昨夜発表の11月の米雇用統計結果などの指標はFRBの利上げの効果を示さなかった。
12/02 金曜日
15:56
三菱UFJ信託銀行ら、ステーブルコインの実証検証へ
三菱UFJ信託銀行株式会社は、同社が主催する「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」に、「パーミッションレス型ステーブルコイン・ワーキンググループ」を設置したことを発表した。
15:07
チェーンリンク(LINK)、ステーキング実装へ
分散型オラクルネットワークのチェーンリンクについて、待望のステーキング機能が12月6日に実装されることが明らかになった。仮想通貨LINKの価格は過去2週間で22%上昇している。
14:00
FTX破綻問題巡る公聴会 米CFTC委員長が証言
FTXの破綻に関する公聴会が米上院農業委員会で開催され、商品先物取引委員会のロスティン・ベーナム委員長が証言を行った。ベーナム氏は包括的な規制権限をCFTCに付与するよう議会に求めた。
12:54
BNB代替資産が無限発行か、Ankrプロトコルへの侵害で
仮想通貨BNBを担保に発行する「ラップドBNB」が、ほとんど無限に発行されて、売却される事態が起きた。AnkrProtocolがプロトコル侵害のターゲットとされた模様。
12:45
ビットバンク、国内初のAXS取り扱いへ
国内仮想通貨取引所ビットバンクはNFTゲーム銘柄「アクシーインフィニティ」(AXS)の取り扱い開始を発表。国内では初の上場事例となる。
12:14
BTC17000ドル前後推移、バイナンスIEO上場のHOOKに関心集まる
暗号資産(仮想通貨)相場はやや反落。バイナンスローンチパッドで上場したHooked Protocol(HOOK)が、プレセール価格から20倍以上高騰して
11:55
イタリア、2023年から仮想通貨への課税強化か
イタリア政府は、2023年よりビットコインなど仮想通貨取引で得た利益について課税強化する予算案を公開した。同時に、条件付きの減税措置も提案している。
11:10
Magic Eden、ロイヤリティ保護標準をリリース
ソラナ(SOL)基盤のNFT電子市場大手Magic Edenは、NFTコレクションのクリエイター手数料をプロトコルレベルで保護する規格「Open Creator Protocol」を発表した。
09:45
露Sber銀、独自ブロックチェーンでメタマスクを利用へ
ロシア貯蓄銀行(Sberbank)は、同社のブロックチェーンプラットフォームでイーサリアム系の仮想通貨ウォレット「メタマスク」を使用できるようにすると発表した。
09:20
FTX JP「顧客資産は米破産法の対象外」
仮想通貨取引所FTX Japanは、サービス復旧に向けた取り組みを発表。日本の顧客資産は、米チャプターイレブンの対象にはならないとの見解が示されたと説明している。
08:25
決済サービスStripe、Magic EdenやArgentなどに対応
米Stripe社は2日、16のイーサリアムとソラナdAppsやマーケットプレイスに対応し、法定通貨から仮想通貨のアクセスルートを提供することを発表した。
08:00
米CME、AAVEなどDeFi銘柄の指標を公開へ
米大手デリバティブ取引所CMEは1日、CRVなどの3つのDeFi銘柄の指数を新たに提供する予定を発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2022/10/14 ~ 2022/12/31
東京 東京都渋谷区宇田川町
2022/12/06 13:30 ~ 15:00
その他 京都市下京区中堂寺南町/オンライン
重要指標
一覧
新着指標
一覧