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Yuga Labs、大手ゲーム企業Epic Gamesの元幹部をCTOに起用 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「最前線のWeb3プラットフォーム目指す」

「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」などの人気NFT(非代替性トークン)コレクションを手掛けるYuga Labsは28日、最高技術責任者(CTO)としてゲーム業界のプロフェッショナルであるMike Seavers氏を雇用すると発表した。

Web3ゲーム事業に本腰を入れることを示唆する。

Seavers氏は、テクノロジー分野で25年の経歴を持っており、特に近年はゲーム業界で活躍してきた。Epic Gamesでは開発担当責任者として、人気ゲーム「フォートナイト」など人気タイトルの開発を主導した。

また、Riot Gamesでは、最高技術責任者として、「League of Legends」「Valorant」「Legends of Runeterra」などのゲームタイトルに携わっている。ゲームに加えて、メタバースにも造詣がある。

Seavers氏は5月22日にYuga Labsに入社する予定であり、次のようにコメントした。

私は、新しいテクノロジーが世界に真のパラダイムシフトをもたらしていると感じた瞬間はめったになかったが、「web3」は、そうしたものの一つだと考えている。

Yuga Labsに参加して、世界に良い影響を与える、新時代インターネットを切り拓いていけることを楽しみにしている。

Yuga LabsのDaniel Alegre CEOは、Seavers氏の採用理由について、次のように説明している。

Mike Seavers氏には確かな実績があり、今後のインターネットにおいて、デジタル空間でのアイデンティティやコミュニティが重要になるという点で、私たちと同じビジョンを持っている。

Yuga Labsは、メディアやエンターテイメントを提供することにより、デジタル空間のコミュニティやソーシャル活動の最前線に位置するweb3プラットフォームになれる可能性がある。Seavers氏の専門知識は、それを達成するために役立つものだ。

Alegre CEO自身も、米大手ゲーム企業Activision Blizzard(アクティビジョン・ブリザード)のトップを務めていた経歴の持ち主。2022年12月よりYuga LabsのCEOに就任している。

Yuga Labsは、NFTを取り入れたメタバースで、大規模多人数同時参加型オンラインRPGでもある「Otherside」を開発しているところだ。

関連:BAYCのメタバース「Otherside」、2つ目のティザー映像公開

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

▶️仮想通貨用語集

NFT市場で他を圧倒

DappRadarのレポートによると、Yuga Labsは2022年10月~2023年3月までの6か月間で、全NFT取引量の約35%のシェアを占めている。この期間のNFT取引高約7,900億円(約58億ドル)のうち、約2,700億円(約20億ドル)を占める格好だ。

Yuga Labsは2021年2月に設立され、過去2年間で急速に成長している。BAYCの他に、2022年には人気NFTコレクション「CryptoPunks」や「Meebits」を買収、16のコレクションを有している。

関連:Yuga Labs、NFTコレクション「Meebits」にロイヤリティ手数料を設置

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