はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

FTXが資金回収を巡りBybitに法的措置、Celsius Networkの再建計画ー仮想通貨市場の法的動向

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

FTX、資金管理を巡りBybitに法的措置を取る

海外の暗号資産(仮想通貨)取引所FTX.comが、Bybit及びその系列会社Mirana、Time Researchを米国デラウェア裁判所に提訴したことが分かった。ブルームバーグが11日に報じた。

昨年11月、FTXは米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の破産保護を申請する直前、BybitがFTXプラットフォームから約9.53億ドル相当の現金及び暗号資産を出金したと主張し、これを回収しようとしている。

訴状では、Bybit Fintech Ltdの投資部門MiranaがFTXから通常の顧客には提供されていない「VIP級」の特権を受けており、これを利用して破産直前に大量の資産を出金したと指摘している。特に、昨年11月7日から8日にかけて、3.27億ドル規模の資産が出金されたとされる。

チャプターイレブンは、破綻企業が破産申請前の数ヶ月間で行われた資金の移動を「プレペティション・プリファレンス」と定義し、回収を認める規定がある。この振り戻し期間は通常、非内部者債権者に対しては申立日から90日間、内部者債権者に対しては1年間とされている。

関連:FTX遺産、6億ドルのビットコイン投資信託売却提案 SOLなどの大量送金も

Celsius Networkの再建計画承認

一方、仮想通貨投資プラットフォームCelsius Networkは、米国でチャプターイレブン破産保護適用下にあり、9日にニューヨークの裁判官によって再建計画が承認された。

この計画により、約60万人の顧客が暗号資産の分配を受けることが可能となる。Celsiusは、Arrington Capitalが主導するFahrenheit LLCの管理下で、仮想通貨マイニング企業として再編成される予定だ。

再編計画の一環として、Fahrenheitは再編成されたCelsiusの少数株を5000万ドルで取得する予定であり、新しい会社はNasdaqに上場する見込みだ。Celsiusは2024年初頭に破産から脱却することを目指しているが、これらの計画はまだ多くの課題に直面している。

例えば、この転身には、米国証券取引委員会の承認が必要である。もしマイニング企業への転身が失敗した場合、Celsiusは再び清算に転換する可能性があるとされている。

一方、Celsiusの創設者であるアレックス・マシンスキーに対する法的問題も進行中である。前最高収益責任者のロニ・コーエン・パヴォンは、不正行為と価格操作に関連する告発に対して有罪を認めており、マシンスキーはこれらの告発に対抗し続けている。米国当局は、マシンスキーの資産の一部を凍結し、賠償金を確保する措置を講じている。

セルシウスは、2022年に仮想通貨市場で起きた債務不履行の連鎖を受けて、同年6月に顧客資金の出金を停止。同年7月には、米国でチャプターイレブンにより破産申請を行った。約60万人のCelsiusの顧客は、会社が破産法適応申請した際に利息付口座でおよそ44億ドル相当を保有していた。

関連:米SEC、破綻したセルシウスの資産分配についてコインベースの役割に異議

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/18 月曜日
15:55
米ビットコインATM大手ビットコイン・デポが経営破綻、規制強化で事業継続断念
米ビットコインATM最大手ビットコイン・デポがチャプター11を申請。規制強化と訴訟リスクにより事業清算と資産売却を決定、全ATMをオフライン化。
15:45
イランがビットコイン決済の海上保険プラットフォーム「Hormuz Safe」を立ち上げ=報道
イランが経済省後援の仮想通貨決済型海上保険「Hormuz Safe」を始動。ビットコインでSWIFTを迂回し、ペルシャ湾航路の保険市場参入を狙う。
15:01
au PAY ポイント運用、ビットコイン連動コース開始 
au Coincheck Digital AssetsとKDDIは5月18日、「au PAY ポイント運用」にビットコイン価格連動の新コースを追加した。Pontaポイント100ポイントから利用でき、口座開設不要で仮想通貨の値動きを体験できる。追加・引き出し時の手数料はそれぞれ4.5%。
14:48
イタリア最大手銀インテーザ、ビットコイン現物ETFへの投資倍増 仮想通貨関連株も拡大
イタリア最大手銀インテーザ・サンパオロが2026年1~3月に仮想通貨ETFの保有額を増加させた。ビットコインに加え、XRP・イーサリアムへも参入している。
14:22
BNB現物ETFレース加速、ヴァンエックが5回目、グレースケールは2回目の修正書類を同日提出
VanEckとGrayscaleが5月16日、BNBを対象とした現物ETFの修正書類をSECへ同日付けで提出した。ブルームバーグのETF専門家は、BNBが次なる仮想通貨現物ETFの承認有力候補との見方を示している。
10:46
SBI・楽天など主要証券が仮想通貨投信の販売準備、世界的なETF拡大を背景に=日経
日経報道によりSBI・楽天など主要証券が仮想通貨投信の販売準備を本格化。金融庁の2028年法整備と税率20%への引き下げを追い風に、世界のETF拡大に続き日本市場も動き出した。
09:30
仮想通貨詐欺「Forsage」共同創設者、タイから米国に身柄移送 約3億4000万ドル詐取の疑い
仮想通貨詐欺「Forsage」の共同創設者として起訴されたウクライナ国籍の女がタイから米国へ身柄移送。ポンジ・スキームで世界から約3億4000万ドルを詐取した疑い。
09:11
UAE政府系ファンドがIBIT保有を増加、ハーバード大は43%削減 機関投資家の仮想通貨ETF最新動向
UAEの政府系ファンドや米ハーバード大学、カナダ銀行その他が2026年1~3月期の仮想通貨ETF保有状況を開示した。ブラックロックのビットコイン現物ETFなどの保有が示されている。
08:45
ビットコイン長期保有者の供給量が1526万BTCに回復、2025年8月以来の水準=アナリスト
ビットコイン長期保有者の供給量が1,526万BTCまで回復し、2025年8月以来の水準に達した。過去30日で約31.6万BTC増加し、短期的な売り圧力の後退を示す。
08:02
バイナンス・リサーチ、仮想通貨の不正資金回収率、法定通貨の55倍と分析
バイナンス・リサーチが2025年データを分析。仮想通貨の不正資金回収率は約11%と、法定通貨の55倍に達することが明らかになった。
07:36
ビットコインは強気優勢も反転リスクに要注意、クラリティー法案可決で=Santiment
米上院銀行委員会がCLARITY法案を15対9で可決。ビットコインへの強気センチメントが急上昇する一方、過熱感への警戒も高まっている。
07:03
セイラー氏、STRC株主に投票呼びかけ 配当支払い月1回から2回に変更へ
ストラテジーのセイラー氏がSTRC株主に投票を呼びかけ。優先株の配当を月1回から半月払いに変更する修正案の採決が6月8日に迫る。
05/17 日曜日
11:30
ビットコイン底堅い推移も200日線で上値重く、米中首脳会談が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は1290万円周辺で底堅く推移。クラリティ法案が米上院銀行委員会を通過し支援材料となったが、200日移動平均線近辺で上値を抑えられる展開が続く。米中首脳会談の行方が次の焦点。
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、キヨサキのBTC・ETH関連投稿やXRP現物ETFの需要増など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|米クラリティー法案の進展や人工知能Claudeのビットコイン復元成功に高い関心
今週は、人工知能Claudeによるビットコイン復元成功、ロバート・キヨサキ氏によるビットコイン・イーサリアム関連投稿、米仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の進展に関する記事が関心を集めた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧