取引所との会議進める
米証券取引委員会(SEC)は米時間水曜日、ニューヨーク証券取引所、ナスダック、シカゴ・ボード・オプション取引所など、ETFが取引される主要取引所の担当者と会議を行ったようだ。FOX Businessが3日に取材報道で伝えた。
FOX Businessが入手した各社関係者の話によると、今回の会議は、SECが大手資産運用会社や仮想通貨関連企業によるETFの一部または全部の承認を間近に控えていることを示すものだと見られている。具体的には、SECが各取引所に対し、ETFを一般に販売する前にSECの認可を受けなければならない、いわゆる「19b-4」提出書類を修正し、最終化するよう求めているという。
また、申請手続きに近い情報筋によると、SECは今週金曜日に承認通知を開始し、早ければ来週にも取引が開始される可能性があるという。ETFアナリストも発行体も、SECが主要人物との面談を続けていることから、1月10日かそれ以前にSECから有利な決定が下されると確信しているようだ。
ブルームバーグのETF専門家James Seyffart氏は金融弁護士のScott Johnsson氏の「同時承認」の見解に同意し「1月8日から1月10日までが、私の注目しているSECの判断期間だ」と話した。
Agreed 100% with Scott here. January 8th – January 10th has been the window I'm watching and will remain the window I'm focused on. https://t.co/BpXlNBUN8t
— James Seyffart (@JSeyff) January 3, 2024
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ゴールドマン・サックスも参加か
また、事情に詳しい2人の関係者によると、大手投資銀行 ゴールドマン・サックスは、ブラックロックとグレースケールのビットコイン現物ETFでETFの指定参加者(AP)として参加する可能性がある。
CoinDeskの報道によると、指定参加者の指名については現在交渉中。先週、ブラックロックは新たな書類提出で、JPモルガンセキュリティLLCとJane Street CapitalをAPとして指名したばかりだった。
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